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[1] 爆竹
By はま
どこにでもある花火の一種、爆竹。
爆発音のわりに、手のひらに乗せただけだと軽い火傷と痛みだけだが、手を握った状態だと手のひらと指の肉が裂ける程の威力になる。
もし…その爆竹が穴の穴に差し込まれ点火されたら…
被害者は某有名タレント。
少し前まで毎日のようにテレビに出ていた美人アイドル。
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[4] By はま
クルマがつくなり目隠しされ何人かの男達に連れて来られた一室にはイスが一つと三脚に固定されたビデオカメラ。
彼女は訳も解らないうちに裸にされイスに固定された。
手際よく準備が終わると彼女の目隠しが取られた。スポットライトだけで照らされたカラダをカメラが静かに見ている。
取り乱す事もなく…恐らく虚勢を張っているのだろうか、カメラに睨みつける彼女に、
「お前、もういらないからさ…最後くらいは言うこと聞いてくれよな」
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[5] By はま
軽く馴れ馴れしい声だが覚えがない…姿も見えず、よく周りを見渡すと床にはマネージャーが縛られたまま倒れていた。
「おい!起きろよ!コノヤロー!」
ようやく声を出したが反応がない。
ガチャッとドアが開き二人の男が入ってきた。ひとりはモニターをカメラに繋いだ。裸の自分が映し出される。
「○○○、本名○○○○」
『なんだよ!ドーセAVだろ?ほら早く撮れよ!順番にヤラセテやるよ!』「もう録画は始まってるよ、相変わらずクチが悪いヤツだな」
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[6] By はま
もう一人の男が彼女に近付きロープを解き、いよいよか…と思うと両脚を開いた状態で固定し直した。画面にはテレビでは観ることのない卑猥な彼女の姿が映っていた。
固定し終わると男が一本の爆竹を取り出し、片方の手で尻の肉を掴み尻の穴に無造作に押し込んだ。
穴からは長く細い導火線が伸びている。
途端に表情が強張る…
『なんだよコレ…セックスだろ?はやくヤって終わろうよ…』
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[7] By はま
「これからこの導火線に火を点ける。当然けつの穴は…わかるよな?
お前、平気で屁こけるんだってな。可愛い顔してるのにな。屁こいたら爆竹抜けるんじゃねえか?カメラの前でやってみろよ。ヘタなAVより売れるかもよ?
ほら!いつもどおりやってみな!」
そうか!
とたんに冷静さを取り戻し、下腹部に力を入れ…
しかし出ない…息を吸い直し何度も試すが。
こんな時に限って出ない…
「いいザマだな!平気で屁こいてたヤツが」
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[8] By はま
あざ笑いながらライターを取り出し、なんのためらいもなく導火線に火が点けられた…白い煙があっという間に椅子の脚まで迫ってきた!
『い‥いやっ!やめてーっ!』
ギュッと目をつむり顔をそむけ、非情にも導火線は爆竹に届いた!
………
静かな部屋に火薬の臭いが立ちこめた。爆発はしなかった…
「あははは!おもしれぇ!」
モニターには汗だくで放心状態の彼女が映されている。
ピチャ…ピチャ…シャ〜…彼女の下に水たまりが広がっていく。
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[9] By はま
カメラは静かに、魂が抜けたような女が失禁している姿を映す。
「あははは!初めから火薬は入ってないよ!どうせションベン出るならションベンで火消してみるのもアリだったな!失敗失敗〜」
『ご‥ごめん‥ごめんなさい‥ごめんなさい…』「はぁ〜?なに?」
『ゴメンナサイッ!なんでもしますから!もう生意気な事言いませんから!』
生きていた安堵感と反省からか、涙と鼻水でグシャグシャの顔になりながら彼女は謝り続けた…
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[10] By はま
「どーせ今だけだろ?」
『なんでもします!許してください!』
シーンとする部屋に音楽が流れ出した…
デビューした頃、プロモーションの為に出した彼女の歌…
エフェクト処理で上手に聞こえるが、レコーディングには膨大な費用と時間がかかった曲だった。
ガチャッ…数人の男が入ってきた。
ひとりが縄を解き、彼女を床に寝かす。
助かった…内心そう思っただろう。
しかし違った…
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[11] By はま
彼女に関わり多大な迷惑をかけられた男達だった。
男達は次々に彼女を犯していった。
あぁ、そうか…そうだよね‥
泣いたままゴム人形のようになった女を口汚く罵り、殴り。小便をかける者も。
一方的に犯していった…延々と、彼女の曲が流れる中で。
体中が男達の精液で光っている。彼女の口も性器も肛門も汚された…
もはや、かつての…いやつい数時間前までの美形人気タレントの面影はない。
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[12] By はま
彼女が汚されたまま再び椅子に固定される。
終わりじゃなかった…
脚を広げられた性器からは、まだ男たちの白濁が流れ出ていた。
また誰もいなくなった…もうどうでもいいと思いながらも、またあのドアが開く恐怖感で震えが止まらない。
「う‥うぅ…」
床に倒れたままのマネージャーが目を覚ました。
『Aさん?!Aさんっ!生きてたのっ?良かった…お願い‥早く助けて!』
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[13] By はま
ようやく生きる望みを得て必死に助けを求めた。
「おい!○○!大丈夫が?何があったんだよ…」
なんとか自分の縄を解き急いで立ち上がり彼女に近づく。
そしてポケットから爆竹を取り出し、長い導火線に火を点けた…
「じゃあな!」
マネージャーは静かに部屋から出ていった……
パンッ!
長い廊下に、かすかに爆竹の音が漏れた。
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