恋愛 - MBBS

[1] 年下の彼にプレゼント
By 緑

05-14 15:38
私は現在、大学2年生。今でも彼の事を思い出すと切なくなってしまう・・・
彼と出合ったのは高校卒業した春でした。私は受験に失敗し、さっさと予備校を決めて（直ぐ勉強するわけでは無かったけど）レストランでアルバイトを始めた。両親は反対したけど「この春だけだから、後はちゃんと受験勉強するから」と・・・
そこで彼はウェイターとして働いていたのです。その時彼は高校2年生でした。私より2歳年下だったけど、山下智久（NEWS）に似た、ちょっとワルぶっている可愛い人でした。最初は年下のくせに生意気な奴と思っていたけど、彼の仕事ぶりを見ているとテキパキしているし、責任感もあるし、結構いい奴かもしれないと思い始めた。
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[2] By 緑

05-14 16:09
アルバイトにも大分慣れたある日、暇をもてあまして仲間と立ち話しをしていました。その時ふとからかってやろうと思って、私は彼に声をかけました。
「ねぇ・・・田口君（仮名）って目がとても綺麗ね」すると彼は目を輝かせて、嬉しそうにこう言いました。「え？？？そうかなぁ？？本当にそう思う？？やぁ嬉しいな～。そんな事言われたのは初めて」
私もここまで嬉しそうに言われたら、とてもからかう気にもなれなくて、そのまま黙ってしまいました。
（こんな笑顔を見せるなんて反則よ！！）
それから二人が付き合うようになるまでは、そんなに時間はかかりませんでした。4月になり私は予備校、彼は高校へ通い、休みの日は二人で遊びに行きました。学校の帰りに待ち合わせをすることもありました。私は私服、彼は制服、そんな組み合わせも楽しいと思っていました。彼の学校はどちらかと言うとワルが多く、彼も彼の友達も髪は茶髪、でもそれが可愛いく思える自分に驚きを感じたりもしました。
以前の私なら毛嫌いしたはずだから・・・。彼はよく「みんなに言われるんだ～。あんな年上の彼女が居て羨ましい、って。俺、花高々だよ。」
私もなんだかくすぐったくなり・・言われる事が嬉しかった。
きっと変な優越感に浸れたんだと思います。
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[3] By 緑

05-17 08:39
その年の夏デートをして家まで送ってもらい、家の近くまで来た時、彼はテレながら言いました。
「ねぇ・・・キスしていい？キスしよ！キス」と、（ムードのない言い方。もっと違う場面を想像していたのに・・・）と私は少しショックでムッとしましたがドキドキしてるのを悟られるのが嫌で挑むように答えました。「うん、いいよ」・・・・
これが私がワクワクしながら待ち望んでいた始めてのキス。全然ロマンチックじゃなかったけどドキドキしたファーストキス！！
秋になると、私も受験勉強に力を入れなければと、少し焦ってきました。今まで彼にうつつを抜かして、ろくに勉強してなかったから・・・
彼は前ほど会えなくなって、ちょっと不満そうでした。
「ねぇ？いつになったら俺と寝てくれるの？俺の事好きじゃない？このまま大学行って俺とは終わり？」
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[4] By 緑

05-17 09:00
「そんな事ないわよ！でも、私も勉強しないといけないの。もう今日までのように好き勝手に遊びに出るわけにはいかないし・・・親もうるさいの」と・・・
実際親からは交際禁止と言われていた。でも反対されると余計に反発したくなります。
「でも、どうして俺とは寝てくれないの？俺のものになって！！」
この質問に対しては、私はいつもこう答えていました。
「私が大学に合格したら、寝てあげる」
この言葉の半分は本気。でも半分はセックスに対する不安と彼をじらせて楽しむ気持ちとが混乱していた。
それに彼はもう経験があるのに、年上の私がないなんて何となく気後れするのが悔しくて・・・
セックスに関しては私は耳年増でした。
実際は何も経験がないので、好奇心と不安と恐怖でそれでいて何かとても尊い甘美なものだという憧れがあったのです。
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[5] By 緑

05-18 09:17
受験シーズンを迎え、現在の大学へ行くことになりました。東京で念願の独り暮らしが始まるのです。
彼は恨めしそうにこう言いました。
「俺から離れていってしまうのがそんなに嬉しい？信じられないよ。」って・・・
私は正直いって今後の事で頭が一杯で、彼の事は考えていなかったのです。少し彼のことが可愛そうになりました。かねてからの約束通り、処女をあげようと決心しました。
ある日の夕方、彼と小さなホテルへ行きました。でもいざとなると怖くて怖くて・・・
シャワーを浴びてベットへ潜り込んでも、心臓の音が彼に聞こえるんじゃないかと思うくらいドキドキしてました。彼はとても優しくしてくれたけど、何度も何度も「怖くないからリラックスして」と言ってくれた、けど・・・怖くて体が言う事をききません。
いつしか涙があふれ出てきて止まりませんでした。
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[6] By 緑

05-21 14:57
結局その日はやめにして一緒にお風呂に入りました。湯船の中で彼はずっと抱いててくれました。疲れきってしまいやっと家に帰って、自分が情けなくなく思えてきて・・彼は優しかったのに自分は泣いてしまった。もしかして私って臆病者かもしれない
それから私は東京へ出て、新生活が始まった。
彼とは手紙や電話で連絡を取っていました。GWに彼が突然きてビックリ！！
ﾎｰﾑｼｯｸ気味だったからとても嬉しかった。そして私のアパートでついに結ばれました。
怖くて痛くて時間かかったけど、二人とも終わった後、顔を見合わせて大きなため息。そして大笑いしちゃいました。
何度も途中でやめようと思ったけど、（ここで止めたら又痛め思いする）と変に考えて・・・
19歳の春に処女を彼へ！！不思議と感動的でさっぱりしたすがすがしい気分でした。何の快感もなかったけど・・・
それは彼と結ばれたからというような感動ではなかったのです。やっと終わったという安心感と、一歩大人に近付いたという優越感と、彼とも終わったという決別感の混じりあったものでした。
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[7] By 緑

05-21 15:08
GWが終わっても彼はなかなか帰ろうとしませんでした。私は何度も彼に帰るように言いました。彼はまだ高校生！！それに私は別れる決心をしていました。
それを感付いていたのかどうかは分かりません。でも彼は帰ろうとせず、ひと時も私から離れようとしません。だんだん私もイライラしてきて、彼に新幹線のチケットを渡し、強制的に駅まで送っていきました。
彼は最初嫌がっていましたが、「見送られると泣いてしまうから、もう帰っていいよ。ちゃんと電車に乗るから」
彼の言葉を信じて、まるで母親のように心配しながら私は帰りました。家に着いて一人になった部屋に入るなり泣いてしまいました。
寂しくて・・・
でももう会えないのだと思うと我慢出来なかった。
しばらくして彼に「さよなら」の手紙を書きました。その手紙を読んだ彼から電話があって、彼は泣いていました。何度も手紙を貰いましたが私は返事を書きませんでした。
私は処女をよく出来た彼にご褒美としてあげました。
彼の気持ちも考えず・・・ただ同情心から・・
駅での彼の責めるような目が今でも忘れられません。
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ｽﾚｱｸｾｽ：1544
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18|本当にいいの?
禁|処女に中出し!

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