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[1] つまみ喰い
By バイト
06-21 13:16
浩太の初体験チャンスは、高校最後の夏に突然訪れた。
「浩太くーん、ビアジョッキを先に洗ってちょうだい!」
「は、は〜い!」
夏も終わりだというのに、ここの海水浴場はいまだ賑わいを失わないでいる。
一軒しかない「海の家」は、今日も日焼けしたカップル達で大繁盛だ。
「あら、まだこれだけしか洗ってないの?」
「あ、すいません。すぐに洗います」
「ほらほら、急いで! お客さんに迷惑かかってるよ!」
「は、はい、すいません」
接客係のボス、由美子さんが激しい口調で浩太をせかす。
片手でビアジョッキを3つ、もう片方の手には焼きそばを持ち、スピーディーに客席とカウンターを往来する由美子さん。パワフルな動きと声を張り上げるその様は、まるで女親分だ。特に鈍くさい浩太には、一日、いや、一時間に何度も迫力ある怒声を浴びせてきた。
(由美子さん、今日はまた一段と怖いや……)
浩太は、グラスを洗いながら横目でチラッと由美子を見た。
由美子さん、顔立ちがなんとなく叶姉妹の妹のほうに似ているんだよなぁ……浩太は、はじめて会った時からそう思っていた。
歩くたびにブルン、ブルン、と激しく揺れる大きなおっぱい。ピチピチに張った短パンは、豊満なヒップをさらに強調させている。それは、誰もがおもわず見入ってしまうほどの迫力だ。けっしてデブではないのだが、細身でもない。最近の若者には不人気かもしれないが、アメリカンタイプのムッチリ女性が好みの男性なら、なんともたまらない肉体であろう。
「ほら、浩太くん! 早くジョッキを持ってきて!」
「は、はい!」
38歳の熟体は、店の誰よりも頼もしかった。
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[2] By バイト
06-21 13:17
ピークがすぎると、ようやく海の匂いを感じられる時間がやってくる。浩太はこの匂いが大好きだった。
「よっ、お疲れちゃん!」
「あ、お疲れ様でした」
つい先ほどまで鬼の形相だった由美子が、目元に数本の皺を作って仏の顔で微笑んでくる。ピーク時はとても怖い由美子なのだが、笑うと八重歯がニョキッと出て、とても38歳とは思えぬほどチャーミングなのだ。
「浩太くん、今日は4時までだったよね?」
「えっ? あ、はい。そうですけど」
「終わったらさ、ちょっと私に付き合わない?」
「えっ? は、はあ」
恐ろしく気を遣う相手だけに、浩太は二人だけになることを戸惑った。
「なんとも覇気のない返事ねぇ。なによ、嫌なの?」
「そ、そそ、そんなことはないです!」
浩太は、背筋をピンと伸ばしてから、二度三度、首を横に振った。
「よし! それじゃあね、車で待ってるから。仕事が終わったら来てちょうだい」
「は、はい!」
由美子は、浩太の眼を真っ直ぐに見てから二コリと笑い、スッとその場から去っていった。
仕事を終え、駐車場に止めてある由美子の車へと向かう浩太。
ギラギラと照りつけてくる太陽が、額からおびただしい量の汗を噴き出させる。
「すいません。お待たせしました」
「乗って」
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[3] By バイト
06-23 13:37
由美子に促され、浩太は助手席に乗り込んだ。
いったい何処へ行くんだろう……無言で車を走らせる由美子のほうへ、そろりと顔を向けてみる。由美子は、首にかけた白いタオルでしきりに顔の汗を拭いていた。
「あ、あの〜、どこへ行くんですか?」
「ふふ、いい所よ」
「い、いい所って……どこですか?」
「あんたさぁ、彼女いないって言ってたけど……もしかして童貞?」
「えっ!?」
浩太は、おもいもよらぬ質問に眼を丸くして言葉を失った。
「ふふ、童貞くんなんでしょ?」
「あ、いや、……あ、あの……」
「顔は悪くないのにねぇ〜。あんたさぁ、痩せすぎなんだよ。色も白いし。それに、覇気がない」
由美子が笑いながらダメ出しを言い続ける。
「も、もういいですよ。もてない理由は、自分でもわかっていますから」
浩太が、半ばふてくされたように呟く。俯いたその表情は、いまにも泣きそうだ。
「でもさぁ、あんた、頑張ったよ。私からあんなに怒られながらも、一度だって腐ることなかったもんね。うん、えらい。だから、素敵なご褒美をあげるよ。あそこの店も明日で閉まっちゃうからね。いまからさ、あんたに女を体験させてあげる」
「えっ? 女?? 女っていうと……えっ、えっ? ええええっ!」
浩太は、驚いて助手席で飛び跳ねた。
「あらあら、そんなにはしゃいじゃって。うふっ、嬉しい?」
「あ、あ、あの、……そ、そ、そのぉ……それって、ゆ、ゆ、由美子さんが僕と……なんていうか、アレを……ひえええ!!」
頭の中がひどく混乱した。ドアにベタッと背をつけ、円らな瞳を大きく開いて由美子を凝視する。
「なに? こんなおばさんじゃ嫌?」
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[4] By バイト
06-24 19:11
硬直した浩太をチラッと見やりながら、由美子が不機嫌そうに聞く。だが、由美子の浅黒い頬はわずかに赤らんでいるようにも伺えた。
「い、いや、……あ、あの、その、嫌じゃなくてですね、あの、その……」
動揺しまくる浩太に、由美子がぽってりした唇を厭らしく歪めながら色気たっぷりの表情でにやける。
「ふふっ、やっぱりあんたって可愛いわ」
「そ、そんな、か、可愛いだなんて……あっ!」
フロントガラスの先に、あからさまなホテルが現れてきた。
「あ、ああぁぁ……ほ、ほんとに」
鼓動が激しくなり、それに伴い呼吸が苦しくなっていく。浩太の身体は、もう全身までカーッと熱く火照りあがっていた。
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[5] By バイト
06-24 19:12
生まれてはじめて入るラブホテル。
そこは、初心な浩太にはあまりにも刺激が強すぎた。
何処かの城を思わせる派手な装飾類にピンクの壁。
「フゥー、フゥー」
脈拍は異常に速まり、心臓は破裂せんばかりに昂ぶっている。
「そんなに緊張しないの。あ、それとも、こんなオバサンが初めての相手じゃ嫌?」
由美子が、肩に腕をまわしながら言う。汗の匂いと共に、甘い柑橘系の香水が浩太の鼻腔へと流れ込んできた。
「そ、そ、そんなことないっす! こ、光栄です!」
「あら、嬉しい。それじゃ、たっぷりサービスしちゃおうかな。ふふ」
由美子がグッと腕に力を入れてきた。
身長165センチの浩太。由美子はそれよりちょっと高い。力も断然由美子のほうがありそうだ。浩太の上半身は、必然的に由美子のほうへ折れ曲がっていた。
「あ、あ、あっ……」
骨ばった細い喉から、絶望的な声を弱々しく発する浩太。由美子の柔らかな爆乳が肩に無ニュッと当たっているのだ。
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[6] By バイト
06-25 20:39
薄着ゆえにバストの刺激的な感触がダイレクトに伝わり、浩太の股間は自制を失くしてムクムクと膨れ上がってきていた。
「あ、ああぁぁ……す、すいません……ぼ、ぼ、僕」
「んっ、どうしたの?」
由美子が、さらに身体を密着させながら顔を覗き込んでくる。真っ赤な顔でかたく眼を閉じている浩太の表情で、由美子はピンときたように両眉を山なりに曲げた。
「もしかして、まだ部屋にも入ってないのにもう大きくしちゃったの?」
「あああぁぁぁ……す、す、すいません」
泣きそうな顔で答える浩太。
「浩太くんって、本当はすごいスケベだったのね。ふふ、スケベな子って大好きよ」
粘っこい視線を股間の隆起へ張り付かせながら、由美子は乾いた唇をぺろりと舐めてみせた。そして、自身も待ちきれないといった様子で、すばやく浩太を部屋の中へ押し入れた。
ガチャ、―――
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[7] By バイト
06-27 07:16
やばい……ま、また興奮してきた……はじめて見るラブホの室内に、カチカチになったペニスがピクピクしながらさらに力を宿していく。
「どう? ドキドキする?」
由美子が、備え付けの冷蔵庫から缶ビールを二本取り出し、その一本を浩太へ渡しながら聞いた。
「す、すごくドキドキしてます」
ぎこちない動きで室内を見回している浩太に、由美子がクスッと笑いながらビールをあおる。
「ふぅ、美味しい。まあまあ、そんなに緊張しないでさ、浩太くんもまずはビールを飲みなさい。少しはリラックスするかもよ」
そう言ってから、由美子はグビグビと喉を鳴らし豪快にビールを飲み干した。
「夏はやっぱりビールよねぇ〜。んっ、どうしたの? 遠慮せずに飲みなさいよ」
「あ、あの〜、僕、お酒飲めないんです」
「知ってるわよ。だから飲めって言ってるの。あんたの堅苦しい真面目な性格には、少しアルコールが入ったほうがいいのよ。ほら、いいから我慢してグイッと飲みなさい」
「は、はい……」
浩太は、二本目のビールを取りにいった由美子をチラリと横目で見てから、フウーッとひとつ大きな深呼吸をした。そして、眼を閉じたまま一気にビールを口の中へ流し込んだ。
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[8] By バイト
06-27 07:20
「んぐ、んぐ、……んぐ」
口の中へ広がっていくビールの苦い味。気に入らない匂いがスーッと鼻腔へ駆け抜けていく。浩太は、これを薬だと思って必死に我慢した。由美子の言うとおり、酒でも飲まなければ精神がおかしくなりそうだったのだ。
「あら、いけるじゃない」
「ハアハア、……うっぷ」
「あらあら、ふふっ」
由美子は、手にしていた缶ビールをテーブルに置き、おもむろに浩太の腰へ腕をまわした。
「あ、あの、ゆ、ゆ、由美子さん……」
「照れてるの?」
少し赤らんだ顔で、浩太の華奢な身体をギュッと引き寄せる。
「ゆ、由美子さん……ゴクッ」
普段のエネルギッシュな由美子とはまるで違う雰囲気、表情、仕草……密着した下半身では、ズボンの中にある勃起棒が由美子のみちっとした太ももに悩ましく悪戯されていた。
(あ、ああ、うひゃああ〜、気持ちいい……くううぅ、ムズムズしてきちゃったよぉ)
徐々にアルコールがまわりだしてきた浩太が、緩みきった間抜け顔を由美子に向ける。無様な表情をしているなんて、自分ではまったく分かっていないようだ。
「んっ、どうしたの? おチンチンがムズムズするの?」
「あ〜、いやぁ〜、……フゥー、フゥー」
快楽の昂ぶりが、いよいよ浩太の理性を壊しはじめてきた。声はすっかりうわずり、発するにも大量の酸素を必要としている。なおかつ心拍数が上がっているので、もう見てるほうが心配になるくらい苦しそうだ。だが由美子は、ズボンに当てた太ももをさらに官能的な動きでクネらせた。
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[9] By バイト
06-28 11:02
「浩太くん、あなたも私の腰に腕をまわしなさい」
「ハア、ハア、……は、はい」
浩太は、すばやい動きで由美子の腰に腕をまわした。もう我慢できなかった。何か変な虫が体内を駆け回り、体中のあちらこちらにムズ痒い液を塗りつけている。浩太の腕は、極自然な動きで由美子の大きなヒップへとズリ下がっていた。
「ほら、気持ちいいんでしょう? だったら、あなたも私の腰をグッと引き寄せなさい。そして、もっともっと感情的に股間を押し付けてきなさいよ」
「あ、ああぁぁ……フゥー、フゥー」
浩太は、由美子に思いっきり抱きついた。
そして、まわした腕にギュウッと力をいれながら、クイッ、クイッ、と股間を由美子の太ももへ擦りつけた。
「えっちな浩太くん、顔をあげて私を見なさい」
「ハア、ハア、……は、はい」
トロンと蕩けた眼をゆっくりと由美子へ向ける浩太。
「ふふっ。物欲しそうな顔しちゃって」
由美子は、片手を伸ばしてテーブル上の缶ビールを掴むと、それをグッと口に含んでから浩太にキスをした。
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[10] By バイト
06-28 11:04
「んっ! んんっ、ん、……ゴクッ」
ふいに唇を重ねられ、由美子の体温で生ぬるくなったビールがドッと口腔内へ注ぎ込まれてくる。浩太は、大きく見開いた眼をすぐに弛緩させながらビールを飲み干した。
はじめて体感するキス……女性独特の唇の柔らかさが、脳を完全に麻痺させていく。何をどうしていいか、まったく分からない浩太。しかし、本能が浩太の身体に厭らしい動きを促しはじめてきた。
由美子の手が浩太の尻を卑猥に撫でまわしはじめると、浩太もまた、由美子の大きなヒップを感情的にまさぐりだす。由美子が、もう片方の手で浩太の後頭部を押さえつけながらグイグイと唇を重ねると、浩太もそれに便乗するような動きで、もぐもぐと唇を蠢かしながら由美子の唇肉を貪った。
「んっ、んん、んふぅ……」
チュプ、チュバ、クチュ、チャ、チュバ、―――
由美子の舌が、若い男の口腔内をヌルヌルと這いズリまわる。ヌメッた熟女の舌が、歯茎を這い、歯の裏を這い、舌の裏をまさぐりながら男の子の舌そのものを吸い上げていく。
由美子は、自分の唾液をたっぷりと流し込みながら、貪欲に浩太の口唇を嬲った。
浩太も、流し込まれてくる由美子の唾液を嬉しそうに喉を鳴らして嚥下した。
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