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[1] アルバイト店員
By アクア
06-15 12:56
今から8年前の話。
当時
アクア(20歳・彼女有り)
ミユキ(29歳・人妻…子共2人)
人生の節目に立った今話を聞いてもらいたく書きにきました。
拙い文ですし長くなりますが良ければ聞いてください。
俺は当時経験人数も一人でSEXに自信がなかった。
理由は短小・包茎・早漏と最悪の三拍子が揃っていたからです…
テクを磨こうにも経験が浅く彼女はいつも満足してません。
「うちら相性が悪いんかな?」と言われる始末。
普段は仲が良く学校でも彼女は俺にベッタリでした。
俺を好きでいてくれるのは凄く嬉しいですが「俺じゃ、彼女を満足させてあげられへん…いっそ別れた方が良いのでは?」と悩む毎日。
正直、情けなくて涙を流す日も…
そんなある日コンビニのバイトをしていたミユキと出会いました。
SH06A3
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※素人モロ出し板
[2]
By アクア
06-15 13:18
ミユキはバイトを始めたばっかり。
色白でぽっちゃりとしていて、可愛らしくとても30歳前には見えませんでした。
高校生の制服を着れば今でも間違われるのでは?と思うぐらいの童顔。
芸能人で言えば、浅香唯さんにどことなく似ています。
毎日のように行くコンビニだったので最初はごく当たり前に見られる客と店員としての対応+たまに世間話。
「可愛いなぁ〜けど、俺には彼女がおるからアカンアカン!」とこの距離を保っていました。
しかし、この距離が崩れてしまう出来事が起こりました。
ミユキと知り合って一ヶ月が経ったころ俺は彼女と別れました。
些細な喧嘩が原因でカッと来た俺は彼女を一発平手で叩いてしまったのが原因です…
すぐに謝りはしたものの、彼女は「最低…」と涙を流し走りさりました。
前々から頭では「別れた方が良いのでは?」と考えていましたが、泣きながら走りさる彼女の背中を見ると酷い喪失感だけが残りました。
毎日一緒にいた学校でも今は隣にいない。
そう、思えば思うほど喪失感だけが日に日に増していくような感じで、無気力にダラダラと日々を送った。
SH06A3
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[3]
By アクア
06-15 13:43
彼女と別れて二ヶ月が経ち、ようやく一人に馴れてきたころにミユキとショッピングモールで出会った。
この頃にはだいぶ仲良くなっていてお互いを名前で呼ぶようにはなっていた。
「あっ!ミユキさんですよね?こんにちは!」
「アクア君?意外ねぇ〜こんな所で会うなんて」
俺は内心とてもびっくりしていた。
ここで出会ったのもびっくりだが、普段はコンビニの制服姿しかみていないせいか私服姿がめちゃくちゃ可愛いかったからだ。
「あれ?今日学校は?
平日だよ…」
「今日は休みです!ってか、行く気になれないんでサボリました」
「こら!学校はちゃんと行かなきゃ〜」
ミユキさんと喋れるだけで嬉しい!そう思ったからか俺の顔は笑ってはいるが、内心ドキドキしてて心臓が飛び出るかと思った。
その時に気付いた…
「あぁ…俺はミユキさんが好きなんだ」と…
「明日からはちゃんと行きますよ。
ミユキさんは買物ですか?」
「うん。ちょっと服でも見ようかな?って思って来たんだけど、良いのがなかったんだ…
アクア君、時間ある?」
「ん?
時間は有りますがなんでですか?」
「私ヒマだからお茶付き合ってよ」
笑顔で聞いてきたミユキに負けないぐらい、俺は満面の笑みで「良いですよ〜」と答えた。
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[4]
By アクア
06-15 15:27
ショッピングモールから出た俺達は人気のない喫茶店に来ていた。
「ここのコーヒー凄く美味しいだよ!
私馴染みで一人の時は良く来るんだ」
「そうなんですか…
生憎俺はコーヒー飲めないんでアイスストレートティーで」
「もぅ〜連れないな…」
頬っぺたを膨らましなが自分のコーヒーを頼んでいた。
その姿がまた可愛い。
「はい。少々お待ちください」
30代ぐらいのマスターがそう告げるとカウンターの奥に消えていく。
「良いお店でしょ。
誰にも教えてないから二人の秘密だよ!」
笑顔で喋るミユキを見て嬉しい気持ちになるが、それよりも「二人の秘密」のワードに反応してしまう。
「はい…!秘密にしときます。
ってか、なんで俺誘ったんですか?」
「う〜ん…
ヒマだったからってのもあるけど、ここ二ヶ月ぐらいアクア君元気なかったでしょ?
お店で喋っても上の空が多かったし…
どうしたのかなって思って誘ったんだよ」
「そう…なんですか…」
忘れていたはずの喪失感が一気に溢れてくる。
ヤバイ…泣いてしまうかも…
必死に堪えながら押し黙っているとマスターがカウンターから出てきた。
「どうぞ」と静かにアイスティーとコーヒーを置くとスッとカウンターに戻って他の作業を始めている。
沈黙が続きコーヒーの湯気だけが静かに揺れていた。
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[5]
By アクア
06-15 15:40
数分の沈黙を破ったのはミユキだった。
「……ごめん。
私マズイこと聞いちゃったよね…?」
「いえ…
大丈夫ですよ…」
ミユキの言葉により、俺の頭の中は混乱していてどうしたら良いかわからない状態になっていた。
元彼女も嫌いで別れたわけではないし、むしろ好きな気持ちが強い。
けど、今前にいてるミユキも気になる存在で好きになっていた。
早く忘れた方が良い、けど忘れられない…しかし、ミユキも気になる。
ゴチャゴチャした気持ちを整理するためにも、別れたことをミユキに話することに決めた。
「実は…」
誰にも相談せず一人で抱えこんでいたせいか、それを皮切りに涙を流しながら今までのことを全てぶちまけた。
元彼女を忘れられない、ミユキが好き、SEXに自信がなくいつも上手くいかない…
ミユキはずっと黙って聞いてくれていた。
ある程度喋り終え落ち着き俯いた時、頭に柔らかい感触が…
パッと顔上げると優しい笑顔のミユキがゆっくりと頭を撫でてくれていた。
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[6]
By アクア
06-15 16:32
大袈裟かもしれないがその時の俺にはミユキが天使のように見えた。
時刻は夕方…西日が差し込みミユキを更に引き立てる。
ミユキの瞳がキラキラと光り引き込まれる…
「辛かったんだね…
男の子だって辛い時は泣いて良いんだよ…
恥ずかしい事でもないし、一生懸命考えて悩んだ涙だもん。
それは価値のある涙だよ。
……私で良ければなんでも聞くから」
ミユキにそう言ってもらえたからか俺の心は少しだけ軽くなった。
「すみません。
急にこんな話して…
でも強がりじゃなくて、もう大丈夫です!
気にかけてもらってありがとうございます」
笑顔で答えるとミユキは自分の席に座った。
「そぅ。良かった。
何か話したいことがあったらかけておいで。
ねっ?」
そう言うとカバンからメモを取り出し、携帯の番号とアドレスを書いて渡してくれた。
俺はそれを大事に財布に入れた。
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