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[1] 許されざる恋人
By 晴輝
02-12 08:12
当時、高校2年生だった僕は、古びた本屋でバイトをしていた。
店主は80過ぎのおじいさんで、50年以上も連れ添ったおばあさんは他界していた。
お客なんて滅多に来ない。
来ても数人だけだった。
でも、その数人の中に毎日のように来る女の子がいた。
彼女の名前は瑠希ちゃん。
小学校6年生。
店主のおじいさんとは仲が良いみたいで、お店に来ては本を読んでいた。
まぁ、売り物ではなく、おじいさんの私物なのだが。
瑠希ちゃんは来る度に僕に話しかけた。
この本はどうとか、学校がどうとか。
そんな他愛のない話はいつの間にか僕の楽しみになっていた。
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[2]
By 晴輝
02-12 12:49
夏休みのある日、店主のおじいさんは知人のとこへ行った。
2、3日は帰らない………と。
正直、僕は残念だった。
瑠希ちゃんに会えないからだ。
僕の中で瑠希ちゃんの存在は大きなものになっていた。
家に居ても暇だった僕は自然と本屋へ足を運んでいた。
店主の居ない本屋は静まりかえっていた。
いつもなら瑠希ちゃんの声がするのに。
本屋の前でたたずむ僕の背中に声が投げ掛けられた。
それは………瑠希ちゃんだった。
瑠「あっお兄ちゃん」
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[3]
By 龍騎
02-12 14:43
続き希望
Premier3
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[4]
By ケンシロウ
02-13 02:13
すみません 続き期待してます(^O^)
W54S
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[5]
By 晴輝
02-14 20:36
振り返るとそこに瑠希ちゃんの姿があった。
晴「瑠希ちゃん…何でここに」
瑠「それはこっちの台詞だよ」
晴「あっ…それもそうか…」
瑠「お兄ちゃんって面白いね」
晴「そ…そうかな」
瑠「うん」
瑠希ちゃんの笑顔がやけに眩しく感じた。
瑠「あっお兄ちゃん、これから暇」
晴「えっ…まぁ、暇かな」
暇だからここに来たのに変に素直になれなかった。
瑠希ちゃんに会えたのが嬉しかったからなのか。
瑠「じゃあ、今からお店の中で一緒に本読もうよ」
晴「えっでも、お店は…」
扉は鍵がかかってあり、入ることなどできるはずがなかった。
瑠「えへへ〜いいからついてきて」
そう言って瑠希ちゃんはお店の裏へと歩きだした。
僕は瑠希ちゃんの後ろをついていく。
瑠「ほらここに鍵があるんだよ」
晴「本当だ………」
瑠「すごいでしょ〜」
瑠希ちゃんは胸を張って自慢している。
そんな仕草さえ可愛く思えた。
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[6]
By 晴輝
02-15 09:17
瑠希ちゃんは表へ回らず、そのまま裏口の鍵を開けた。
そして、僕の手を引いて中へ入った。
晴「瑠希ちゃん、なんで裏からなの」
瑠「えだって、おじいちゃんがいないからお店は開けられないもん」
晴「そう…だよね」
瑠「やっぱりお兄ちゃんって面白いね」
いつものことだが、瑠希ちゃんのペースに呑まれる。でも、それがなんだか心地良いのだ。
瑠「おじいちゃんが居ないときは好きに入っていいって言われてるの」
晴「そうだったんだぁ………」
瑠「………お兄ちゃん」
晴「んどうしたの」
瑠「………なんでもない」
そう言った瑠希ちゃんの顔が赤く染まってるように見えた。
瑠希ちゃんはうつ伏せに寝転んで本を見ている。
僕は本を読むタイプでもなかったため、携帯をいじっていた。
何気なく瑠希ちゃんのほうを見たとき、瑠希ちゃんは足をパタパタとしていた。
そして、その度に可愛らしいパンツが………。
僕は無性に興奮してしまった。
小学生のパンツを見ただけなのに。
たぶん、それは瑠希ちゃんだったからだろう。
そして僕は………。
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[7]
By 晴輝
02-16 15:40
晴「瑠希ちゃん」
瑠「きゃあっ」
僕はうつ伏せの瑠希ちゃんに覆い被さった。
華奢な体の瑠希ちゃんを押さえつけ、手を前へと滑らせた。
瑠「お兄…ちゃ…やぁっ」
膨らみかけの胸を揉む。
瑠希ちゃんはそれに驚いて声をあげた。
晴「瑠希ちゃん、ごめんね…でも、もう抑えられないんだ…」
そう言って僕は胸を揉み続けた。
瑠「ちょ…待って…んぅっ…ハァ…ハァ…だめっ…」
僕が胸を揉んでいる間、瑠希ちゃんは抵抗を示した。
しかし、声は艶を帯びたように色っぽくなっていた。
瑠希ちゃんの声で興奮は増すばかり。
僕は瑠希ちゃんを仰向けにして、ぷるぷるとした可愛らしい唇を奪った。
唇を重ねて柔らかさを感じ、舌を割り入れて無理矢理絡める。
瑠「んんっ…んぅっ…やっ…んぁっ…」
晴「ハァ…ハァ…瑠希ちゃん…好きだ…異性として好きなんだ」
小学生を相手に欲情。しかも、異性として好きだなんて。
きっと幻滅されるだろう。
でも、その時の僕は、気持ちを伝えずにはいられなかった。
瑠「………どいてよ」
晴「あっ…ご、ごめん…」
重たい空気が流れる。
瑠希ちゃんは僕に背を向けたまま静かだった。
僕はどうしようもなく、ただ瑠希ちゃんの背中を見ていた。
そんな空気の中、瑠希ちゃんが口を開いた。
瑠「お兄ちゃん…瑠希は小学生だよ…」
晴「うん…そうだよね…こんなの気持ち悪いよね…」
瑠「気持ち悪いの…」
晴「えっ…いや…まぁ、世間から見たら…きっと…」
瑠「お兄ちゃんは…瑠希が好きなのを自分で気持ち悪いって思ってるんだね…」
晴「いやっ、そんなことないよ僕は瑠希ちゃんが本当に好きだしだから…瑠希ちゃんからしたら僕は…」
瑠「じゃあ…問題ないね…」
晴「問題…ない…」
僕には瑠希ちゃんの言う意味がわからなかった。
完全に嫌われたはず。何の問題なのかさっぱりだった。
瑠「だから…瑠希がお兄ちゃんを好きでも問題ないってこと」
晴「瑠希ちゃんが…僕を…」
瑠「瑠希もお兄ちゃんが好きだったんだよ…だけど…」
晴「だけど…何」
瑠「お兄ちゃんが瑠希を相手にしてくれないと思ってたから…」
その時、僕は異常なくらいドキドキしていた。
両想いだったとわかったからなのもある。
だが、何よりも…瑠希ちゃんの表情が可愛らしかったからだ。
肩越しに見える紅く頬を染めてる瑠希ちゃん。
僕はたまらず後ろから抱き締めた。
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[8]
By 龍騎
02-16 21:47
エロなしでもいいから続き聞きたいです
Premier3
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[9]
By 晴輝
02-16 23:19
晴「僕たち…恋人で…いいんだよね」
瑠「瑠希は…そのつもりだよ」
瑠希ちゃんは消えそうな声で囁いた。
僕の腕の中に収まる瑠希ちゃんが愛しくて、僕はまた瑠希ちゃんに唇を重ねた。
瑠「ファーストキスだったんだよ」
晴「実は…僕も」
瑠「………初めて同士だね」
初めての彼女で初めてのキスの相手。
それは小学生の瑠希ちゃんだった。
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※素人モロ出し板
[10]
By 晴輝
02-17 00:04
コメントをくださった皆様。
ありがとうございます。
台詞などは少し脚色していますので、予め御了承ください。
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