投稿日04/01 22:54

「実話小説に登場させられた人」
遥子

最近、誰でも携帯で小説が書けるという『ケータイ小説』が流行ってますね。


ケータイ小説とはいえ、色々なジャンルの作品が書かれていますが、それでもやっぱり最も人気のあるジャンルの一つに「ノンフィクション」が挙げられるでしょう。

いわゆる「私の実体験をもとに書きました」ってやつです。

色んな人たちの生きざまを垣間見ることができる、面白いものではあるのですが……


(´・ω・`)登場させられた人たちって納得してるのかな?


と、気になってしまうのです。

特にストーリー仕立てにしてある場合、どうしても敵・味方という人物構図はできてしまうわけですが、そのストーリーで悪役として描かれた人の気持を案じてしまい、どうも好きになれないのですね…ノンフィクション。


ソクラテスかな…ある哲人の言葉に「悪しかれと思って行動をする人はいない」というものがあります。

人は、ただ、より良く生きようとして行動し、その結果として誰かを幸せにすることもあるけど、場合によっては誰かを傷つけてしまいもするのです。


でも「実話をもとにしたストーリー」などと銘打った作品のなかでは、キャストたちは言い訳もできません。


永遠の悪役。


主人公のシンデレラストーリーを盛り上げるためだけのスパイス。


その人のお母さんは、我が子が誰かの物語の引き立て役になるためにその人を産んだわけでも育てたわけでもない。



辛いだろうな。


と、ノンフィクションノベルブームを眺めている私なのです。




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