投稿日04/11 20:39
「ワーカーホリックと鉄道員」
遥子
『ワーカーホリック』
ワーカーホリック(仕事中毒)とは、生活の糧である筈の職業に、私生活の多くを犠牲にして打ち込んでいる状態を指す言葉。
(Wikipediaより)
いわゆる、家庭も顧みずに…ってやつですよね。
タイトルの鉄道員は、実際の鉄道会社に勤める方々を指しているのではなく、浅田次郎氏の名作『鉄道員』です。
つまり『ぽっぽや』。
よくよく考えると、ぽっぽやの主人公、乙松さんは「妻が死んだ日も、娘が死んだ日も旗を振りつづけた」仕事人間、まんまワーカーホリックの定義に当てはまりそうですが…
しかし、なぜかあれをワーカーホリックとは誰も言わないし、言いたくもないですね。
何故でしょう。
多分、中毒ではなく、ぽっぽやとしての責任を果たした姿に感動させられるからでしょう。
妻子を失い、どんなに悲しくても苦しくても、自分がやらなきゃ誰もやる人がいない仕事を全うする潔い姿に心うたれるからでしょう。
わりと、日本の美談にはそういう話し多いですよね。
そんな、仕事に人生を捧げられる男(もちろん女だって)の美しさを、誇りに思いたいものです。
余談ですが、私が高校生のとき、大学センター入試過去問の現代文で、『ぽっぽや』が問題文に使われており、過去問演習の時間、問題を解きながら泣いたということがありました…。
ヽ(´ー`)ノ
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