投稿日12/12 00:31
「セーターを買ったことがない」
ひよこ
僕はセーターを買ったことがない。
夏と冬の違いと言ったら、Tシャツにブルゾンを着ているか着てないかの違いだけだ。
季節感がないと言われるんだけども、僕にそれ以上着る必要もあとは脱ぐものもない。
いたってシンプルなのだ、
だからって僕はTシャツに気を遣ってないわけでもないし、ブルゾンに気を遣ってないわけでもない。素直にこだわってるとも言えないんだけど。
とにかくウールのセーターなんか着たらかゆくてたまんねぇんだ、チクチクするのが苦手なんでね。
タートルネックなんてもっての他、
第一、タートルネックなんて着てる男は僕は好きじゃない。
あれだけはご免なんだ。まぁ僕には必要のないものだが、誰かが着たいって言うなら勝手に着てくれればいい。
僕にはこうやってこだわらないこだわりがいっぱいあるわけだよ、で、Tシャツとブルゾンだけに落ち着くんだ。
別に着るものがなくなっても憂鬱になったりするような感じじゃない。
トレイシーが言うんだ、(トレイシーとは彼女とも言えない、どっちつかずな関係だ)
『あたしが男だったら、3パターンあればOK。』
『Tシャツ3枚にパンツ2本にジャケット。』
それだけでいいなら男ってラクチンだね
『着飾ってる男よりそのほうがよっぽどcoolよ!!』
じゃあ、僕は(トレイシー的に)魅力的な部類に入るかも。
『理想で言うと、オーランドブルームみたいな美男子がね!』
…
まったく、やれやれだよ、
僕は未だかつてこんなにキュートなビッチは見たことがないんだけどね
coolな顔した奴がラフな格好してるのは魅力的だけど、ラフな顔した奴がラフな格好したらキマらないでしょって。
彼女はそう言っている。
むつかしいよな、そんなのって。
トレイシーの意見はいいとして、セーターを着ない。これは僕のポリシーだ、(正直言うと似合わない)
しかし最後に、後々トレイシーが僕に言った言葉で締めよう。(皮肉たっぷりのparadoxだ)
僕がトレイシーに夢中なのは間違いない。そして彼女が僕のペースにもっていかれることが僕にとって最高にgotcha!なんだよ、いくらでも笑ってくれたまえ
『あんたってサエない男、って思っていたけど、なんだかそこが愛おしくてたまらないの、あんたがおしゃれにカシミアなんかを着てたりしたら話は別なんだけど!』
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