投稿日05/20 12:43

「必要性のパラドックス」
ひよこ

「誰も自分を必要としてない」
とか言う人がいる。

そういう事を考える奴は、いくらその視点で悩んでもどうにもならないのだ。

それを嘆く前に、自分は誰かを必要としてるか。

自分が求めないものを他人には求められない。

このセリフを前向きな人が謙遜して言うと。
「いや〜、僕なんていなくても大丈夫な存在ですから!!」

このセリフをちょっと傲慢な人が言うと。
「あたしって相談されるキャラなんだよね〜!あたしがいないとなんも解決できないんだから!」

「俺がいねーとうちの店まわんねーんだよね〜!」

失笑です。

こうやって考えてみると、自分の必要性を口にする人間はポジティブでもネガティブでも、ろくでもないんだという発見です。


そもそも、自分が人に必要とされているかなんてを意識しなくても、幸せに生きている人はいるだろう。
(必要とされるために、無理に計算高くなる必要はない)

私は、せめてでもまともに生きるなら、こういうことは口に出すことじゃないな、と思いました。

他人の言動から学ぶ教訓であります。


求められる事を望んでいるよりも、自分が求めたほうがいい。


「あなたが必要」
誰かを求める存在がいれば、求められる存在が生まれる、パラドックス。


パラドックスが好きだ。

それでも自分は奴らよりはまともに生きている。
それも皮肉。


編集

このコラムのTOPへ戻る
▲コミュに民のトップへ


小瓶に手紙を入れて海に流すようなコミュニティ



「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove