[1] AV女優は引退後、どのような人生をたどるのか?
2012 07-23

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AV女優のレベルが異常に高くなっている、というのはよくいわれる話だが、『職業としてのAV女優
』を読めば納得できる。
この本によると、AV女優は「単体」「企画単体」「企画」の3つのランクに分けられているが、100人のAV女優志望者がいたら、だいたい70人は面接前にはじかれるらしい。
そして、「企画」で採用されるのが10人ほど、「企画単体」は3、4人、「単体」は基本的にスカウトなどでないと見つからないとか。
AV女優は圧倒的に供給過多で、普通の女性はAVにすら出られないというのだ。
そんな女性の中のエリートであるAV女優だが、やはり彼女らには相当のリスクがあるという。
AV女優は引退後、どのような人生をたどるのか。
ノンフィクション『名前のない女たち
』シリーズなどで700人以上のAV女優にインタビューした中村氏に聞いた。
―なぜかわいいコがAVに出ようとするんでしょうか?
「AV女優になる理由は、生活費が足りないという場合から刺激欲しさまでさまざま。彼女らに、人前でセックスすることへの後ろめたさは希薄です。この10年で、社会全体が性に関して寛容になってきていることが大きいのでしょうね」
―一度AVに出たらセックスしている動画が出回って、ネットに画像も残るわけです。引退後も、仕事や結婚などの場面で大きな影響があるんじゃないかと思いますが、それでも女のコに躊躇はないんですか。
「プロダクションに登録しているAV女優は6000から8000人ほどで、そのうち4000から6000人が毎年入れ替わっているといわれています。それだけいたら、なかなかバレたりはしません。それに、美人でエロければ過去は問わない、なんて男は大勢いると思います。幸せな結婚をしてるコもいますよ」
―AV女優をやってたことはマイナスにはならない、と。
「ただし、この話はAV女優全体の3分の1の人に限ります。彼女らはAV女優をしている期間中は人生で特別な時期なんだという自覚があって、引退したら裸になることから足を洗います。ですが、『AV脳』に染まりきった3分の2は大変です」
―AV脳とは?
「楽して稼いだ経験を忘れられず、普通の仕事に就けなくなってしまうことです。引退後、女優の3分の2が性風俗やキャバクラに流れてしまうのですが、それはこのAV脳のまま、一般の感覚からずれたことに気づかないから起きてしまうのです
でも、これはどんな仕事をやっていてもそうですよね。雑誌のライターでも、これまでは3万円の原稿料もらっていたけど、売り上げが落ちたから5000円になると言われて、なかなか納得できない人がいる」
―笑えない展開になってきました(苦笑)。出版だけでなくどんな業種でも、今はデフレやグローバル化で労働者としての価値が下がっているケースが大半。それを冷静に見据えることができている人は少数派でしょう。これは非常に普遍的な話なのかもしれません。
AVに話を戻すと、女優にとって最大のリスクは、バレることではなくAV脳になってしまうことだということですね。AV脳のままの3分の2は、引退後、どうなってしまうのですか?
「往々にして、デリヘル、ソープ、裏風俗、個人売春と際限なく堕ちていってしまいます。こうしたリスクはバイト感覚でAV女優をやろうとしているコには見えづらい。性に対して寛容な人が多くなったといっても、やはりカラダを売る仕事。AVや風俗には関わらないほうが女性は幸せになれると私は思います」
(プレイボーイ)




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