[1] 滝川クリステルを変えた「被災犬とのふたり暮らし」
2012 09-14

拡大する
「この子の顔を見ているだけで、自然と頬が緩んじゃう。幸せな気持ちになれるんですよ」と、ニュースを読むときとは別人のような柔らかな表情で、滝川クリステルさんは愛犬・アリスの顔を抱き寄せた。アリスは2〜3歳の、女の子のラブラドールだ。
“ふたり”の出会いは昨年5月。東日本大震災の被災犬であるアリスは、福島第一原発からほど近い浪江町の警戒区域で保護された。いっぽうの滝川さんは、以前から保健所で殺処分される犬たちの存在に心を痛めていた。いずれそういう境遇の犬を引き取るため、散歩に適した公園の近くに引っ越し、犬と暮す環境を整えていたところだった。
「今、苦しんでる子を救いたいという思いが、震災でさらに強くなって。後先考える間もなく、旧知のボランティアさんに連絡していました。『被災犬、どんな子でも預かります』と」
こうして、滝川家にやってきたのがアリスだった。
当初は、本当の飼い主が見つかるまでの3カ月間、”一時預かりボランティア”をする予定だった。滝川家ではずっと犬を飼っていたが、彼女ひとりで犬を飼うのは初めて。それも大型犬とあって、最初はたいへんで、よく家の中のモノを壊されたという。笑顔で振り返る滝川さんだが、当時のアリスは決して可愛いばかりの存在ではなかった。
「最初はちょっと怖かったですね。目もつり上がってピリピリしていたし、呼んでもぜんぜん来ないし。あるとき、福島の映像が流れているテレビを、この子、ジーッと見てたんです。そして、寂しそうに遠吠えして。つらいんだな、本当は故郷に帰りたいんだなって思ったら、私もいっしょに泣いてしまって……」
それでも”ふたり”はゆっくりと信頼関係を築き、アリスの表情もだんだんと柔和になっていった。
そして、約束の3カ月が過ぎたころ、ボランティア団体から「本当の飼い主が見つかった」という連絡を受ける。
しかし、避難生活を余儀なくされている飼い主は、アリスを放棄する決意を告げた。
この後、正式にアリスを引き取った滝川さんは、アリスの食事までに帰宅できるよう仕事を調整し、1日1時間は散歩する生活を続けている。
「正直、犬を”途中”から引き取るのはたいへんです。でも、子犬のときから育てるのとは、まったく別の喜びもある。だんだんと心を開いてくれているのを感じたときのうれしさは、得がたいものですね。私自身も変わりました。”このコが私のかけがえのない存在であるように、私もアリスにとってかけがえのない存在でありたい”と思うんですよ。放棄犬を引き取ることは、飼い主自身を成長させてくれる。最近は、すごくいろんな人に『変わったね』と言われるんです。アリスのおかげ、ですね(笑)」
(女性自身)
滝川クリステル オフィシャルブログ
以下、ネット上の声。
「これ、本当にいい話ですね」
「良い事するなぁ。一頭でも救われるのはありがたいね。」
「故郷に帰りたいかどうかではなく、安住の地が必要なのだ。」
「アリスも良い人と出会えたね」
「偉いなぁ
それだけで自分の中の好感度がうなぎ昇り」
「前、ニュースジャパンで泣きそうになってたもんね…」
「↑うわ、きついなこれ・・・。
捨てるんだったら飼うなよ。」
「滝クリって忙しいのに…
覚悟がないとなかなか出来ることじゃないし尊敬します」
[編集]
[戻る]
5030
本館へ戻る