[1] 「日テレでは将来が不安」アナウンサー大量流出
2010 11-17

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先日から一挙に噴き出した、日本テレビのアナウンサー流出問題。

まずは、人気・実力ともに盤石なだけにこれまでもフリー転身説がささやかれてきた羽鳥慎一アナウンサー(39)が退社するとの情報が漏れた。

羽鳥アナは7年にわたり同局の朝の顔として『ズームイン!! SUPER』の司会を務めてきた。

そんな功労者のフリー転身説に、日テレは「聞いていない」の一点張り。

だが羽鳥アナに続いて今度は夏目三久アナ(26)にも「年内退社、フリー転身」との情報が流れる。

夏目アナと言えば、アイドルのようなルックスから「次代を担うスーパーホープ」と期待されてきたが、昨年7月に写真週刊誌上で、恋人とのセックスを連想させる「コンドーム写真」が掲載されて失脚。

現在の地上波レギュラー番組は『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』だけとなっていた。

これにも日テレ側は「知らぬ存ぜぬ」を貫いているが、もはや2人の退社は決定的と言われており、彼らに続けとばかりに他の局アナも日テレ退社を画策しているという。

「自律神経失調症で9月末から休養している宮崎宣子アナ(31)も、退社を検討しているようです。アナウンサーは体力勝負だし、健康的で真面目なイメージが求められる。彼女には肉体的にも精神的にも脆弱なイメージがついてしまったため、会社に戻ったところで良いポジションに回される可能性は低い。残念ながら表舞台で再び活躍する姿は見られないでしょう」(芸能記者)

宮崎アナの動向については、17日発売の「東京スポーツ」でも退社が濃厚と報じられている。
ただしこちらでは、「上司から『会社を辞めろ!』とパワハラに近い叱責を受けていた」と穏やかではない実態が明かされている。

宮崎アナに関しては、もはや日テレも引きとめる気がない様子で、「むしろ局内ではお荷物アナ扱いされている」(前出・芸能記者)という声も聞こえる。

だが、こうしたパワハラまがいの恫喝は対宮崎アナだけではなく、日常的に社内で横行していると同紙は伝える。
その裏には、やはりかねてより伝えられている同局の賃金制度改革問題が潜んでいる。

「昨年から話題になっている日テレの賃金改定だが、新制度が導入されれば、社員の年収はこれまでと比較しておよそ300万程度減額となる。年収300万円だったらゼロになってしまうが(苦笑)、彼らはもともと高給取り。減額されるとはいえ、現在の同局平均年収は約1,200万円、それが900〜800万円程度になるということ。
一般のサラリーマンと比べればかなりの高収入であることは間違いない。
しかし社内では不満の声が膨張しており、すでに何度もストライキが発生している。
昨年9月末のストには、夏目アナも参加していた」(週刊誌編集者)

こうした状況の中では、局内の雰囲気もおのずとギスギスしたものになってしまうだろう。
しかし、夏目アナや宮崎アナのように、すでに"干され"気味な女子アナの退社は致し方ないとしても、"使える"アナウンサーまでが退社してしまえば、局としてもたまったものではない。

「次に独立を表明するのは、新婚の西尾由佳理アナ(33)というのが濃厚。
結婚を発表した際には『仕事は続けます』と宣言していたが、彼女の人気と実力があれば、日テレにしがみつく必要はない。
その他、『DON!』などに出演中のベテラン馬場典子アナ(36)にも外部から引き抜きの声が掛かっているとか......。
逆に、念願の報道キャスターの地位をゲットした『ニュースZERO』の鈴江奈々アナ(30)や、アイドルアナとして夏目以上に期待されている小熊美香アナ(24)は、多少年俸が下がったところでそう簡単に離れないでしょう。
また、アナウンス部に限らず、若手の優秀な社員が『このまま日テレにいてもいいのだろうか』と将来を不安がっているとも聞きます」(前出・芸能記者)

年の瀬が近付くにつれて、荒れた風が吹いている日テレ。
賃金改革という形での財政立て直しを図ることは、企業として決して異常なことではないであろうが、人気局アナや有能なプロデューサー、ディレクターを失っては会社のパワーも衰えてしまう。
いったん離れてしまった社員たちの心を取り戻すことはできるのだろうか。

(メンズサイゾー)
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