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[1] らんどーる
By 洗濯機モナ
11-28 05:09
赤い糸が飛んでいる
あっちにふわふわ
こっちにふわふわ
あっ地面に落ちた
息を吹き掛けてみる
あっちにコロコロ
こっちにコロコロ
赤い糸を追っ掛ける
赤い糸が飛び回る
SH700iS
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[11] By 次元が軋む音
02-22 16:08
すぅーすぅー
何か来た
ひゅーひゅー
何か去った

瞼の裏に
たくさんの顔
たくさんの眼
無言で
こっちを見ている

辺りは
無数の暗闇
無数の幻影

暗闇が暗闇を照らす
暗闇に出来た影
影が並んでいる

うぉーん
無数の次元が奏でる
うぉーん
無数の共鳴
むぅー
無音の声

静かに流れる
砂時計

しゃーしゃー
しゃー
SH700iS
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[12] By 一汁一菜モナ
02-27 16:16
日があまねく辺りを照らし生気をわける
様々な日影をつくり日影をうつす
地の下からも大きな日影をうつし
私たちは暗黒を知る
日の神が語る
天上から射す調べに至純な光りを見よ
幽玄と日が没し
その存在を知る
日出ずるところに賜る
大いなるはからい
日出ずる国の心が
私たちを包む
SH700iS
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[13] By 和の太極
03-23 00:59
ひとつのものとふたつのもの

ここにあるものと遠くにあるもの

同じものと違うもの

それらはすべて
隣り合わせ

見えるものと見えないもの

始まるときと終わるとき

有と無

それらはすべて
隣り合わせ

変化を試みつつ変化は試される

試練のない歩みは蜃気楼
不安定な土台の上に課せられる和の試練

その大いなる和は尊い
そこに太極あり
SH700iS
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[14] By 一汁一菜モナ
03-24 22:41
あまり開けることがない机の引き出し
一枚の写真がある
写真はときどき空気に触れて息をする
あの時はそうだった
幸せに裏切られながら
幸せを探していた
心が錯乱しながら
星を見ていた
らんどーるの面影を残す唯一の写真
物語りは続く
SH700iS
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[15] By 一汁一菜モナ
04-18 03:08
幸せに裏切られても
幸せを捜し続けた
冬の路を歩いている
そして…
らんどーるが語る
SH700iS
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[16] By 一汁一菜もなか
06-01 12:29
おとはみえる
おとはにおう
おとはたべれる
おとはさわれる

おとをふくみ
おとはでる

おとはそらをまわる
たかくたかく

おとはふってくる
くにをうるおす

はききよめ
おとをおくる
SH700iS
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[17] By 一汁一菜もなか
07-18 08:56
飛ぶことができない
あの空にあの雲に
あの星に
いま
じっと地に臥せ
地から放つ空気を吸う
動けない天使
SH700iS
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[18] By 葉っぱもなか
11-07 17:39
海風に乗って魂たちがすりよってくる
砂浜の粒と戯れたあと
魂たちは波しぶきにあおられる
もう帰る時だ
魂たちは静かに去っていく
波の音が静かだ
SH11C
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[19] By 葉っぱもなか
11-20 02:42
昨日の足跡は今日の風吹で消えた
息の粒が一つ一つ消えてゆく
痕跡は魂となる
雲は蒸発し
天から日が射し込む
無色無音の光りだ
SH11C
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[20] By 葉っぱもなか
12-23 19:59
海の母は森と土
海は母に守られ
海が怪我をすると
母はそれをいたわり
海は癒される
ある時
何者かが海を壊した
人々の心は乱れ
森と土が怒り狂う
雷雲が辺りを満たし
天が雷鳴を下す
SH11C
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