投稿日01/25 00:45

「ニア…ピン。」
香魚子

 惜しい!そんな感じ。数学で云うなら、5点満点の問題で4点取った、みたいな。



 高校の部活を川で行っていたので、必然的に濡れること多かったんです。びしょびしょまではいかない。…びしょ、くらい。

 英単語「濡れる」、は「wet」ですね。ウェットティッシュのそれ。川の水に濡れる度に友達と「ウエッティ〜♪」なんて馬鹿笑いしてました。

 実際は「ウエッティー」なんて単語ないんです。派生語で「wetness」や「wetly」…。でも、何だか「ウエッティー」って言い方が一番私たちの状態に近かったんです。

 顧問の一人が英語教師で、「ウエッティーなんてないぞ」って、わざわざ言ってくれました。

 冷めましたね(苦笑)言葉の正確な意味を求めて言っていたんじゃないんですから。こんな感じ、こんな響き。私たちにしかワカラナイ感覚。それが「ウエッティー」だったから。暗号なんて大袈裟なものじゃないけど。仲間内のヘンテコなことば。

 このコラム名もそうですよ。「カラフリャー」なんて言葉ありませんから。以前友人と「カラフル」をもじって遊んだ際にできた言葉です。


 意味を伝えるってことが、言葉の本質でしょう。でも、その「ことば」の音が持つ感じ。リズム。重量。秘密。をもっと楽しもうよ。
 
 小さい子の言い間違いを可愛いと笑うみたいにね。


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