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[ 1 ] ◆ テリセン・ストリート
** PC名:***** **

聖都ヴァレンシアにあるメインストリートの一つ。
道幅およそ60m、全長およそ5kmの石畳の道路で、中央には街灯が等間隔に設置されており、両側には移動式の屋台の他に芝生と樹木、そして人工の池と複数のベンチが設えられた自然公園がある。

** 投稿日時:2022.12.03 12:54 ** [ 編集 ]
[ 101 ] ◆
** PC名:クロエ・ヅヴェルネーレマン **

(専門外の自身に対して分かりやすくジェスチャーを適宜使いながら説明が続いていく。自身の魅了能力を制御する為に彼女が提案した二つの案は、どちらも確かな考察を元にそれぞれ体系づけられたものだった。現在自身が取っている対策法に近いフェロモンそのものにアプローチする方法と、発散された魅了属性の魔力を直接自身に還元する魔力経路を構築、魔導具によって制御していく方法。率直な印象としては前者の方がこれまでの生活や習慣に組み込み易い気がしているが、彼女の言う通り流通経路をどう確保していくかが大きな課題だろう。後者に関しては習得した場合の確実性は高いが、そもそも魔力に指向性を持たせる魔導具が、心得のない自身に使用可能なのか不安もあり。人差し指で唇の側をなぞりながら神妙な面持ちで二つの案について試行錯誤しつつも、ここは助言を求めるべく彼女の方へと視線を投げて。)

「ありがとう、よく分かったわ。でもねぇ、正直どちらが良いのか…。メルクリアはどう思う?」


** 投稿日時:2024.02.04 09:32 ** [ 編集 ]
[ 102 ] ◆
** PC名:メルクリア・バースブロンド **

そうね…私は魔導具を作る方法をオススメするわ。コロンの方は一見手軽なんだけど、特殊な成分を生成してくれる技術者とそれを安定供給する手段を確立するのが難しいし、宛がないのよね…でも、魔導具の方なら宛があるの。

(自分の説明は確りと彼女に伝わったようで、安心した面持ちで口元を緩めて柔らかな表情を見せ。しかし予想していた事ではあったが、やはり彼女にはどちらの方法が良いかを判断するのは難しい様子。であればこちらがオススメできる方にしようと思い、魔導具を作る方法を提案し。というのも、コロンの生成に関する技術者には宛がないものの、魔導具を作るのならとびきり腕の良い技術者の宛があるのだ。)

** 投稿日時:2024.02.04 14:23 ** [ 編集 ]
[ 103 ] ◆
** PC名:クロエ・ヅヴェルネーレマン **

(彼女が言う通り、手軽でかつ慣れ親しんだ対策法としてコロンは魅力的だったが勿論自身にもその類の伝がある筈もなく。また、この一件に関しては自身のパトロンであるヅヴェルネーレマン卿に相談するつもりもないようだ。となれば、宛があると話す彼女の提案は非常に現実的なのではないかと。相変わらず魔導具という存在に対して不安は拭えないが、何やら自信あり気な物言いを察するなら彼女の宛とやらは相当の技術者なのだろう。恐らく所属する騎士団の関係者だろうと安直に推察しつつ、彼女の言葉に期待を寄せるように目を瞬かせながら。)

「そのアテって、もしかして騎士団の?余所者の私でも紹介してもらえる?」

** 投稿日時:2024.02.04 22:54 ** [ 編集 ]
[ 104 ] ◆
** PC名:メルクリア・バースブロンド **

私の親友、エンジュっていう子よ。お爺さんから受け継いだ魔導工房を営んでいるの。とても腕が良くて評判もいいから、技術者としての腕前は私が保証するわ。うーん…貴女が直接依頼するより、私から依頼した方がいいと思うの。どういう魔導具を作るべきかはイメージできてるから、私とエンジュで共同開発する形が手っ取り早いと思うから。

(魔導具の技術者の宛…それが自分の親友であるエンジュという女性だと伝え。魔導工房を営んでいて腕の良い技術者なんだと語るメルクリアの表情はどこか誇らしげで。自慢の親友をこうして紹介できるのが嬉しいのか、口調も明るく表情もにこやかだ。紹介する話になると、小首を傾げて数秒考えて。自分とエンジュは親友で接点もあるし、何よりクロエに必要な魔導具のイメージは自分の頭の中にある。だったら最初から自分とエンジュとでその魔導具を共同開発する方が良いのではと思い。)

** 投稿日時:2024.02.05 00:55 ** [ 編集 ]
[ 105 ] ◆
** PC名:クロエ・ヅヴェルネーレマン **

「魔導工房…。」

(多少自国の軍関係者にツテがある程度で他国の状況には全く精通していない自身にとって、聖王国で随一との名を馳せる「オルドゥース魔導工房」について知る筈もなく。だが、彼女をもってこう言わしめるのだから、親友だという人物の技術力への不安は微塵も感じることはなかった。話は更に進み、驚くことに彼女自ら共同開発に名乗り出るなら弾む表情に相対するように眉を顰めて閉口し。彼女にとれば自身とはつい先ほど出会ったばかりの旅人に過ぎず、更には欲望のままに誑かそうとした女だというのに。対価を求められてきた機会が圧倒的に多かった自身にとって純粋に理解が及ばないと言うような怪訝さを貼り付け、答えを求めて再び口を開くなら)

「───私達さっき出会ったばかりよ。それに私は貴女を…。ねぇ、どうしてそこまでしてくれるの?」


** 投稿日時:2024.02.05 13:16 ** [ 編集 ]
[ 106 ] ◆
** PC名:メルクリア・バースブロンド **

…そんなに大層な事かしら?まあ…強いて理由をあげるなら、半分は自分の知的好奇心。半分は貴女は悪人じゃないってわかったから、打ち明けてくれた悩みに対して協力してあげたいと思った。それだけよ。

(会ったばかりでここまでしてくれるのは何故かと不思議そうに問われれば、確かに彼女とは初対面だしまだ会って数時間。ここまで深入りして協力するのは常識的に考えれば珍しい事かと、口元に右手を添えて暫し考えるような素振りを見せてから納得し。というのも、自分の仕事柄トラブルの対処や解決は日常茶飯事であまり気にしていなかったのだ。しかし、仕事柄という理由もあるもののやはりクロエという人間の人柄を少しずつ理解したからこそ、先程の一件があった上でも悪人ではないと判断するに至った訳で。彼女に理由を聞かれた事で改めて自分の彼女に対する感情を理解したメルクリアは、自然と笑みを浮かべながらその理由を話し。)

** 投稿日時:2024.02.05 18:34 ** [ 編集 ]
[ 107 ] ◆
** PC名:クロエ・ヅヴェルネーレマン **

(訝しげな自身へ寧ろ目を丸くするような表情の変化には、王を支え聖王国民を守護する立場上こういった案件に慣れているのだろうかと。続く返答には学者肌と優しい心根を持った何とも彼女らしい思いが込められており、仮に自身が依頼した所で彼女が負担に思う事も無いのだろうと容易に想像もついて。自身を悪人ではないと断言する言葉にほんの少しの罪悪感を抱きながらも、自然な笑みに釣られるように笑顔を取り戻して。もう少し彼女との出会いが早かったなら─。そんなどうしようもない“たられば”が頭に浮かぶほど、彼女という存在は現在の、そして今後の自身にとっても大きくなりそうな予感を察するが、彼女に伝えるのはまたの機会にしようと。)

「─そうなの。貴女って、…やっぱりいいわ。それなら、お言葉に甘えてお願いしてもいいのかしら。」

** 投稿日時:2024.02.06 14:15 ** [ 編集 ]
[ 108 ] ◆
** PC名:メルクリア・バースブロンド **

(こちらの笑みにつられるように笑顔を見せた彼女を見て安堵しつつも、何かを言い淀んで止めた事は少々引っ掛かり。彼女が何を言いかけたのか、そこに隠れる真意はなんなのか。暫し彼女から目線を外して目を細めつつやや下を見ては思考を巡らせ。結果見出した自分としての結論を付け加えるように彼女に告げようか。)

…確かに、たった数時間で貴女が本当はどんな人なのか、これまでの人生をどう歩んできた人なのか。それを理解するのは不可能よ。でもね、少なくとも確かなのは…貴女は自分の魅了能力を制御したいと思っていて、まだ会ったばかりの私に打ち明けて頼ってくれた。なら私は、自分のできる最善の形で応えたいの。

(彼女が言い淀んで濁した言葉に応えられたか、はたまた全くの的外れか。どちらかなど定かではないしそれは彼女しか知り得ない。でも、言わないと後悔しそうな気がして。再度彼女に向けて真っ直ぐな瞳と真剣な表情を見せて。それから、是非頼りたいと言う彼女の言葉にも頷いて応え。)

ええ、勿論。その件に関して文通したいから後で住所を教えて頂戴?

** 投稿日時:2024.02.07 10:10 ** [ 編集 ]
[ 109 ] ◆
** PC名:クロエ・ヅヴェルネーレマン **

(目の前の彼女もまた第一印象とは掛け離れた印象となったかもしれない。恐らく自身の心情の変化を察しての発言には、真剣な眼差しを直視することが出来ず節目がちに耳を傾けていて。果たしてそれが自身の望むものであったかどうかは、慈しむような表情が物語っていることだろう。彼女は決して冬のような刺々しさを持った人物ではなく、まるで──)

「春みたいな人ね、貴女。」

(漸く“薄桃色”の瞳に視線を上げる。何の恥ずかしげもなく詩的に彼女を表現するが、日頃から作詞等の創作活動に携わってる所以かもしれない。そして今後の連絡の手段として住所を尋ねられるなら少し悪戯な笑みを浮かべつつ再び相手のすぐ隣にいそいそと尻を詰め。先程渡した名刺を胸ポケットから抜き取り、更に掬い上げるように彼女の右手を絡め取ろうと試みて。それらが叶うなら自身の掌に乗せた名刺にほんの少し魔力を込めるように囁くつもりだ。彼女が従うなら名刺に仕掛けられた魔導細工が発動し、店名だけだった紙面に店の住所が浮かび上がるだろう。)

「…あげるわ、住所。ドキドキした?」

** 投稿日時:2024.02.07 20:56 ** [ 編集 ]
[ 110 ] ◆
** PC名:メルクリア・バースブロンド **

(春みたいな人。そんな詩的な表現に疑問符を浮かべて不思議そうに首を傾げていると、彼女が再度距離を詰めて密着してきている事に気が付き、何をするつもりなんだと少々眉を顰めつつ顔だけ彼女から離すようにし。やはり先程の印象が強いせいで、まだ身体的な接触や接近には警戒してしまう。ましてや動機が「我慢できなかったから」と言われてしまっているから、またそうなったら襲われかねないと思い。胸ポケットに入れていた招待状を抜き取られ、ついでに右手も取られ。何をするつもりなのかと警戒しながら彼女の一挙一動を注視しつつ、招待状に魔力を込めるよう言われればとりあえず従い。すると、店名しか書かれていなかった筈なのに住所や簡単な地図が浮かび上がり、魔導細工である事を理解すると表情を一変させて興味津々な様子で。)

…心臓に悪いっていう意味でなら。
それより、これ魔導細工ね?魔力を送ると作動するタイプ。よく見ると魔術回路が刻まれているわね。魔力を発散、発光させて設定した任意の形状に整列させる事で成り立っているのかしら…素敵…

(魔導細工となればメルクリアが黙っている訳もなく、住所を知れた事などさておいて刻まれている魔術回路を観察。どういう原理で作動し制御しているのかを分析する事に夢中で。)



** 投稿日時:2024.02.08 14:24 ** [ 編集 ]
[ 111 ] ◆
** PC名:クロエ・ヅヴェルネーレマン **

(たった今彼女に行った一連の動作は、普段自身が太客候補にする常套手段の一つで。相手が相手だけに通用するとは思っていなかったが、まさか自身そっちのけで名刺の方へと気を奪われる始末に思わず唖然として。妙な敗北感に苛まれつつ、まるで少年のように目を輝かせて魔導細工の構造やシステムの分析を始める姿に溜息一つ。辟易した表情で彼女の目線から取り上げるように名刺を高く掲げ自分自身で遮ってしまえば、自然と彼女の視線は取り戻せるだろうか。)

「貴女を口説き落とすには骨が折れそうね。」

(自身のそれは散々彼女から向けられた“例の目”によく似ていたかもしれないが、耐え切れずにすぐにまた笑みを溢しながら名刺を差し出して。また自身の位置へとスライドして戻るなら、メインのガレットが少し冷めてしまったかもしれないと率先してナイフとフォークを手に取り相手にも食事を勧めるだろう。その後も他愛もない話や彼女のプライベートに関する質問を続け、あっという間に時は過ぎてゆく。デザートに舌鼓を打つ頃には恐らく彼女の就業開始時間手前に差し掛かっており、手早く会計を済ませただろう。名残惜しさに何度も再会を熱望する言葉を繰り返しながら、再び公務に戻っていく後ろ姿を見送った筈だ。)

>退室

** 投稿日時:2024.02.09 10:29 ** [ 編集 ]
[ 112 ] ◆
** PC名:メルクリア・バースブロンド **

(自分の興味の対象となっている名刺を高々と上げられてしまえば、自然と視界に映るのは彼女の姿のみで。自分が先程までよく向けていた目を同じように向けられれば、流石に意味を察したのかどこかバツの悪そうな表情で目線を逸らし。)

わ…悪かったわね、そういうのわからないのよ…

(生憎、色恋沙汰には滅法疎い。だからそういう駆け引きだったりテクニックに何も反応を示さないのはメルクリアの通常運転。頭で分析して理解できる事、それ以外の抽象的な事柄を理解するのはかなり苦手だったりする。ここで一つ自身の明確な弱点を晒しつつ、彼女が笑みを浮かべればつられてこちらも軽く笑って見せて。それからは二人で談笑しながらランチとデザートを楽しみ、店を出る時には必ずまた会う約束もして、彼女のジャズバーに何れ行く事も約束。若干トラブルメーカー気質でありながら、その人柄と愛嬌のせいでいつの間にか気を許してしまう、そんな不思議で素敵な友達と新たに知り合えた充足感を感じつつ、午後からも仕事に励むだろう。)

>退室

** 投稿日時:2024.02.10 18:54 ** [ 編集 ]

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