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[ 1 ] ◆ 輝聖騎士団本部・第五聖柱執務室
** PC名:***** **

フォルテラ聖王国の聖都ヴァレンシアの王族達が住まう輝煌城に隣接する形で外観等も似せた造りにしている三階建ての騎士団本部内、二階に位置する第五聖柱に割り当てられた執務室。

◆内装(前室)
廊下に面した部屋
扉から入って右側に副官用のデスクがあり、受付も兼ねる。

◆内装(執務室内)
両開きの扉を開けば中央奥に彩光の為の大きな窓と、執務用のデスク、コート掛け、また入り口から向かって部屋の左側、部屋の隅には蔵書を幾つか収めた本棚。
部屋の中央には15人以上は優に掛けられる長い会議卓が鎮座し、簡易な会議にも耐え得る。
部屋の右側には大理石のテーブルに、対面する二人がけのソファを配した来客用スペース。このほかに私室に通じる扉がある。

◆内装(私室内)
扉を入って正面には給湯室、右に曲がれば一人用の仮眠室、左に曲がれば簡易なバスルームと必要最低限の造りとなっている。

※輝煌城は破壊困難な重層結界に包まれ警備が固められている。輝煌城周辺の空域も含め認証を受けた者以外は外部から全区画に立ち入ることが出来ない。

** 投稿日時:2023.08.16 10:38 ** [ 編集 ]
[ 26 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「そう堅くならなくて良い、こちらがお邪魔した側だからね。城内の視察がてら様子を見に来たのだけれど……相変わらず忙しそうだ。

──なるほど。いや、君が皆のことをよく考えてくれているのはわかっているよ。確かにあれから騎士団内の空気が張り詰めているように感じる。もう少し肩の力を抜いても……なんて私が言える立場ではないね」

(一瞬ではあったが予想通りの相手の驚いた顔を見て満足そうに笑みを深めて楽にするように軽く手を振って伝え。存外茶目っ気のある聖王に対して付き合いの長い侍従長が背後で溜息をついているのは無視し、伝えられる話には静かに相槌を打ちながら聞いていて。その話通り襲撃事件から大なり小なり騎士団のどの部隊も警戒心が高まり、雰囲気も以前よりひりついている部分があるように感じて。気を張りすぎるのも良くないとは思うものの彼らの気持ちも理解はでき、さらには守られる最上位の地位にいる聖王が自身を守る為に日々邁進している騎士団に対して安直なことを言えないだろうと苦笑を浮かべて)

** 投稿日時:2024.03.09 02:56 ** [ 編集 ]
[ 27 ] ◆
** PC名:ヴェルナー・アングレーム **

城内に賊の侵入を許してしまった上に、少なくない犠牲も払いました。
われわれも微力ながらも考えうる最善の手を尽くして再建にあたっておりますが、疲弊する運営体制は必ずいつか無理が生じますし、そうなっては本末転倒です。今回の襲撃に二度目、三度目があった場合には対処が機能しない可能性を危惧しております。
陛下の仰る通り、肩の力を抜くことが事態をより的確に把握するうえでは近道と感じるところです。

(幸いにして目の前の主君に害が及ばなかったことは使命に殉じた者達がそれを全うした事に他ならないが、王城に侵入を許した事態はやはり尾を引いていると肯く。相手の言う空気が張り詰めているという言葉にも感じ入るところがあるようで、ことを急ぎすぎて近い未来にいずれ軋轢を生み出す可能性を残すことは敵に向けて行うには有効となり得るが、味方に向かって敷く方針でない、と戦術家や用兵家というよりは悪辣な煽動者の思考をどこかなぞる風に現在の騎士団の一部から感じた雰囲気について持論を述べる。主君を前にしてもどこか力の抜けた、騎士団という枠の外で眺めている様な口ぶりで自らも肩の力を抜いているところを実践しつつおさまりの悪い後ろ髪を撫で付け)

** 投稿日時:2024.03.11 20:51 ** [ 編集 ]
[ 28 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「そうだね……殉死した者達には守ってくれたことに感謝してもしきれない。それと同時に死なせてしまったことに胸が痛む……。今回は皆が奮戦してくれた結果私と子供達も怪我一つなかったけれど次はどうなるかわからない。勿論信頼はしているが、何が起こるか保証はないから。君達に任せきりにするのではなく私達も対策を練らないと。──肩の力を抜かせることは、私が言うよりもヴェルナーから伝えたほうが良さそうだね。お願いしてもいいかな」

(自分達を守るためにその身を呈して戦い、散って行った騎士達のことを思い出して感謝の感情と王としての責任感、己の民を死なせてしまったことの罪悪感が胸の内をせめぎ合い沈痛な面持ちで眉を下げ。同じことを繰り返さないためにも、宰相や文官達と話し合って騎士団とはまた別の角度から防衛面について話し合わなければと改めて決めて。相手の聖王の前で非礼にはならない態度と口調ながらも堅くなり過ぎず、それこそ適度に肩の力を抜いていることを体現している姿にくすりと微笑みながら、彼らに守られる立場にいる自分から伝えればより力を入れさせてしまう可能性があるため彼の口から伝えたほうが聞き入れてもらいやすいだろうと)

** 投稿日時:2024.03.17 23:42 ** [ 編集 ]
[ 29 ] ◆
** PC名:ヴェルナー・アングレーム **

はい、王国臣民に被害が出なかったことも彼らの働きによるものと考えます。
王城内の兵の配置につきましても、これまでの体制を補強する形で編成済みではあります。
…微力を尽くします。

(主君の心痛はいかほどか。自身におよそ計り知ることは出来ないが王城に襲撃者を足止めした事により、本件において市民には一切の犠牲がなかった事は殉死した兵士たちや目の前の主君の慰めにはなるだろうか。そんな事を思いながら守ったものの価値は計り知れないと自身の考えを澱みなく述べ、防衛面の懸念事項については打てる手立ては既に打っており、欠員の補充と今一度の兵士の錬磨育成。何より襲撃時こそ自身の最大の強みである防衛に回ったが、あれ以来こうして城内に詰めている。そうしたことはおくびにも出さない一方で、政治によって機先を制することで襲撃に備える以上に状況は良くなるのではと考えてはいるものの、流石に宰相やその他を差し置いて口にすることも憚られ、主君のお願いには今一度姿勢を正して最敬礼で応じ)

** 投稿日時:2024.03.22 21:10 ** [ 編集 ]
[ 30 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「ありがとう、心強いよ。いつも苦労をかけてすまないね」

(臣下からの頼もしい言葉に頷いて応えつつ、頭の中では次回の宰相達との会議での議題として提案する防衛策や外交での一手を考えながらもせっかく目の前に気を張らずに良い相手がいるのだから今は休息時間に充てても良いだろうとふぅ…と息を吐き。気持ちを切り替えるように先程までの威厳を伴う笑みとはまた違うリラックスした笑顔を浮かべると軽く伸びをしてから相手にも形式通りの堅さのある態度はやめて、いつも通りで良いと伝えて)

「……さて、この話はここまでにしようか。君ももっと楽にしてくれて構わないんだよ。こちらがお邪魔している側なのだし。私もその方が気が楽だ」

** 投稿日時:2024.03.30 20:45 ** [ 編集 ]
[ 31 ] ◆
** PC名:ヴェルナー・アングレーム **

…はあ、ではお言葉に甘えまして。

ああ、そういえば先日取り寄せた茶葉がありまして、宜しければ如何でしょうか。

(これは礼節を試されているのだろうか、主君の様子よりも傍に控える侍従長の方にちらりと目線をくれつつも主君が良いというならそれに従い、表情を緩める。これでも普段は気を張ってなけなしの凛々しさを貼り付けていたがあっさりとそれを手放した格好で、人の良さそうな緩い笑みを湛えたなら口調も堅苦しいものでなく一休みしようと持ち掛け、相手の側仕えにも配慮をしたなら机の上の呼び鈴を鳴らす。入室して来た副官に目配せしてティータイムの準備を指示し、もしも時間が許すのならばと相手らを応接用のソファへと誘って)

** 投稿日時:2024.04.02 22:17 ** [ 編集 ]
[ 32 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「ああ、良いね。是非いただきたいな。……うん、ありがとう。それじゃあお言葉に甘えて」

(聖柱からの視線に侍従長はただ肩を竦めるのみ。この聖王は本当に気楽に接して欲しいと思っており、本人がそう望んでいるのならこちらが咎めることも出来ないと意思表示として見せ、護衛の近衛騎士にも言外にアイコンタクトでそう伝えている。背後でそんなやり取りが行われているのも気にせず、緩くなった相手の表情と口調に嬉しそうに頷くとお茶の誘いには一応侍従長に確認を取り。苦笑を浮かべた彼から承諾を受け取るとソファーに腰を下ろし)

** 投稿日時:2024.04.06 22:27 ** [ 編集 ]
[ 33 ] ◆
** PC名:ヴェルナー・アングレーム **

(主君の着席を待って対面するソファに自らも腰を下ろす。生来堅苦しいのが苦手なのもあってか漸く本当の意味で気が休まったとばかりに深く息を吐いてから間を置かずして、副官により茶器が運ばれてくる。目の前で手際よく給仕される様を見て、主君を前にしてよくも手元が狂わないものだな、などと言いたげに目を丸くして声もなく「ほお」と口形を変え感心したそぶりを見せる。カップに注がれた紅茶が蜜を思わせる華やかな香りをふわりと漂わせ、それを礼儀正しく主君に供したのを待って改めて口を開き)

どうぞお召し上がりください。普段お楽しみのものとはすこし趣が異なるやも知れませんが、私の一推しです。

(にこり、というよりはにへら、という方が近い笑顔を浮かべて黄金色の水面を見遣り、流石に王室御用達とは格が違うかも知れないがこの道楽を突き詰めた者なりのこだわりがある逸品であることを"一推し"と表現して相手の反応を待ち)

** 投稿日時:2024.04.11 23:33 ** [ 編集 ]
[ 34 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「ありがとう。──うん、良い香りだ。君の一推しか。それは期待できるね。いただくよ」

(主君の前であっても強張った様子もなく丁寧な手付きで整えられていく給仕に、城内の多くの侍従や侍女達を率いる侍従長も感心したように目を細めるのを横目に見つつ。辺りに漂う芳醇な甘い香りに嬉しそうに笑み。彼の副官に感謝を告げ。確かに普段口にする物とは茶葉からして違うのだろうが、目の前の彼が太鼓判を押すならばとわくわくとした胸中ながらもその所作は王族としての気品を感じさせる美しいもので、真白の指先でティーセットを手に取ると香りを楽しみつつゆっくりと口に運び)

「……美味しい、優しい味がする。とても丁寧に淹れてくれたのが伝わってくるよ」

(鼻孔に広がる柔らかな香りと紅茶をゆっくりと味わいながら、ほぅ……と息を吐いて相手が"一推し"と明言するだけはあると目を細め。またこの味を落とすことなく給仕をこなしてみせた副官の方へも視線を向けて)

** 投稿日時:2024.04.16 23:45 ** [ 編集 ]
[ 35 ] ◆
** PC名:ヴェルナー・アングレーム **

…いやあ、やっぱり良いですね。

(遅れて自身にも供されたティーカップに口付け、くい、と傾ける。よく知っている味ではあるもののとても新鮮そうに、そしてそれを心底思っているように喜色に満ちた声で静かに主君に同意を示し、賛辞を恭しく受ける副官にも本来の仕事に戻ってよいと目配せして伝え)

…この茶葉を取り寄せるにあたって些か慎重な業者を私は選んでいるのですが、ここ最近は輸送経路を幾つか切り替えているそうです。到着がいつもより遅く、納品書を見ると輸送に際して雇った護衛の数も多い。
各所できな臭い動きが増しているがゆえ、と私は睨んでいます。

(カップをソーサーに置き、わしわしと後頭部を揉み回して一息吐く。この紅茶を淹れるのに使用した茶葉の取り寄せを利用して国内外の動向を探っている旨、先程とは打って変わって静かな口調で語り始める。この時、何やかや言ったところで自身も趣味を実益に繋げており、部下の働き詰めを咎めることはできないことにはまるで気付いてもいない様子で目を落とした水面に映る真面目くさった表情を見つめて)

** 投稿日時:2024.04.21 22:21 ** [ 編集 ]
[ 36 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「……そう、茶葉の輸送ひとつ取っても火種はどこにでも生まれる。全てを把握するのは難しくとも、出来る限り火の粉は払っておきたい。警戒を強めるように伝えておこう。民達にもこれ以上不安を与えたくないからね」

(ゆっくりと紅茶を楽しみつつも齎された国内外の情報に視線を落とし小さく溜息をつき。本来娯楽である筈のお茶の輸送からでも様々な思惑というものは見えてくるもので、そういうしがらみを抜きに趣味を楽しめるようになるのが一番ではあるが現状ではそれも難しいのだろうことは理解しており。いま出来る最善は警戒を続けることで少しでも不穏の種を消していくことだろうと、先の襲撃事件から不安を感じている我が子のように大切な国民達を思い出しながら告げ)

「ただ、趣味を楽しむ時間くらいは君も頭を休ませた方が良い。その調子では部下達のことを叱れないよ?──さて、美味しいお茶をありがとう。急な訪問ですまなかったね。でも話もできて良かったよ。引き続き頑張って」

(それでも短い間であっても趣味の時間くらいは働き続ける脳を休ませるべきだろうと提言し、困った上司だねと苦笑混じりに彼の副官にも視線を遣って。紅茶を飲み終わったタイミングで侍従長が"そろそろ次のご予定です"と耳打ちをされればカップをソーサーに戻して立ち上がり。突然押しかけたことを改めて謝罪をしてから執務への激励を伝えてから手を軽く振ると部屋を後にし、その後自身も次の公務へと向かうだろうと)

>退室

** 投稿日時:2024.04.28 03:48 ** [ 編集 ]
[ 37 ] ◆
** PC名:ヴェルナー・アングレーム **

いやあ…リフレッシュしたと思ったらこれだ…

はっ、微力を尽くします!

(紅茶を口にしてリラックスしたためか思考に余地が出たはいいものの、趣味から連想され考えることは役務と地続きな上にすっかり深刻なものとなってしまっていたこと、掛かり切りになっている自身を主君の指摘によって顧みてへなへなと表情が萎れて後頭部を揉み回して反省の色を見せる。紅茶の礼を以て立ち去ろうとする相手らには素早く立ち上がり、何やかやと不甲斐ない姿を見せつつも最後には聖柱を任ぜられるに足る凛とした表情へと変わり、副官と共に最敬礼をもって見送り、完全に退出するまでその姿勢を崩すことはないだろう)

>退出

** 投稿日時:2024.05.03 23:29 ** [ 編集 ]

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