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[ 1 ] ◆ マテレー村・宿屋『四季のささやき亭』
** PC名:***** **

マテレー村はミルトルス街道沿いにある村の一つで、一年を通して常に四季折々の花が咲き誇る、村の周囲1kmに亘る広大な花畑とそこの花から作られる特産品の花蜜が有名。
花蜜の種類は優に百を超え、中には上流階級御用達の超高級品も存在しており、お気に入りの花蜜を買いに来たついでに花畑の風景を遊覧している貴族の姿が見られることも。
また、村から馬車で三時間程の場所に輝聖騎士団支部の一つが存在しており、聖都から件の支部に向かう際は距離的な理由からこの村で休憩を入れるのが通例となっている。
そのような理由から、村の奥にある最も見晴らしの良い土地には王族、公職や騎士団の関係者、そしてフォルテラ聖王国に属する貴族が利用可能な迎賓館が建てられている。

宿屋『四季のささやき亭』は創業五百年を超える老舗で、オープンテラスから一望出来る景色は迎賓館と並んで村一番と評判。
また、秘伝のレシピで作られた非売品の花蜜をブレンドした、ここでしか飲めない紅茶はその為だけにわざわざシュヴァルツ帝国から訪れる者も居る程の逸品。

※ミルトルス街道
聖都からミンスター街道を5km程進んだところに合流点を持つ街道。
この街道から更に幾つかの間道に分岐する他、終点にはシュヴァルツ帝国との国境付近に建てられた要塞の一つが存在している。

** 投稿日時:2021.09.30 12:58 ** [ 編集 ]
[ 2 ] ◆
** PC名:ファスナズ・オートゥモールド **

(早朝より聖都を発った二頭立ての馬車とその前後に並ぶ白銀色の馬鎧を纏った軍馬が引く二台の軍用馬車は、想定外のトラブルに見舞われることもなく予定通りのペースで予定通りのルートを進み、予定通りの時刻に休憩地となる村に到着した。軍用馬車に乗っていた護衛兵達が予め指示した通りに三つのグループに分かれて馬車と馬達の手入れと見張り、村内の警備、休憩をローテーションで行う中、自分は迎賓館で軽く湯浴みしてから村で最も歴史の古い宿屋である『四季のささやき亭』へと向かう。そして、オープンテラスの一席に腰を下ろしてそこから一望出来る景色――夕日に染まる、辺り一面に広がる秋の花々がそよ風を受けて囁くように揺れ動いている――を眺めながら一息ついて)

「何百年経とうとも、ここから見られる景色は変わらないな……」

>入室

** 投稿日時:2021.09.30 12:59 ** [ 編集 ]
[ 3 ] ◆
** PC名:ファスナズ・オートゥモールド **

(そうして景色を眺めていると、不意に花々とは違う香りが漂ってきた。そちらへと視線を向ければ、宿の店主がカップの乗ったソーサーを持ってそこに立っており、互いの視線が交わるとこちらに一礼してからテーブルにソーサーを置いて立ち去る。カップには薄紅色の紅茶が注がれており、そこから漂う特徴的な、そして自分にとってはここの景色と同じく懐かしさを感じる香りが鼻腔をくすぐって)

「ありがとう」

(ふ、と自然に零れた笑みと共に立ち去った店主へと礼を述べて、カップを手に取り景色のほうへと向き直りながら紅茶を一口。舌の上に広がる懐かしい味を楽しみながら、ゆっくりと地平線に沈んでいく夕日の、揺らめき色濃くなっていく朱色に思いを巡らせて――)

>退室

** 投稿日時:2021.10.07 13:00 ** [ 編集 ]
[ 4 ] ◆
** PC名:アスラン・レグルス・フォルテラ **

…今日も此処で足止めか。ユリウスは騎士団に城への到着が遅れる旨の連絡と城の状況確認を、ベアトリーチェは我が愛しの愚弟が何処ぞで目撃されていないかお前の術式で探ってくれないか?ああ、早急に頼む(私服姿ではあるが公務で国外に長期で出ていて全ての予定を終えて家族が待つ輝煌城への帰路を辿る道中であったが昨夜の突然の大雨で近くの川が増水し倒木まである状況が翌日の今も好転しておらず急遽、近くの村でもう一泊する事を早々に決めてしまうと宿ではなく迎賓館に向かい手続きを済ませて案内された部屋で側近兼護衛役である褐色の肌に癖のある黒髪の青年から弟の消息不明である事と城への二度目の襲撃という情報が騎士団から報告を受けて苦虫を噛み潰したような表情を浮かべて帰還の遅れの連絡と出来る限り情報を集めるよう指示を出し、傍に控えるもう一人の護衛である目元の黒子が特徴的なハイエルフの魔術師の女性へは弟の目撃情報を探るよう頼んで直ぐ術式の準備を開始するのを確かめてから部屋を出て老舗の宿屋のオープンテラスへと足を伸ばし。貴族も多く訪れるからか自国の王太子である自身もまた一客として扱ってくれる宿屋の大将と女将達にこの村の名物の紅茶とケーキのセットを注文後、席へは座らず手摺り近くまで移動して今の己ではどうしようもない状況に僅かに苛立った様子で前髪を掻き上げながら小さく呟き)……全く、あの馬鹿は俺が不在の間にやらかしてくれるし、城も襲撃にあっているとはな。皆が無事で居てくれているといいんだが…。

>入室

** 投稿日時:2023.06.23 11:28 ** [ 編集 ]
[ 5 ] ◆
** PC名:アスラン・レグルス・フォルテラ **

(曇り空の中でも健気に咲く花畑と村人達の営みを眺めているも襲撃での被害状況がどの程度あるかや輝煌城で帰りを待っているであろう妹達や消息不明の弟の安否など思考は様々な内容で埋め尽くされており景色を楽しむ気分になれず掻き上げて乱れた前髪を軽く手櫛で整え、紅茶とベイクドチーズケーキを運んで来てくれた店主から声が掛かると先程の苛立った様子は見せず平静を装いながら椅子に座って礼を言うと指輪に魔力を通して財布を取り出し代金より少し多めの額を渡し慌てる彼には受け取って欲しいと告げれば渋々ながら了承して立ち去って行く後ろ姿に小さく笑ってフォークを掴みケーキを切り分けて口元へ運び。手作りらしい素朴で優しい味に焦る気持ちが僅かでも落ち着くのを感じ、迎賓館から側近が迎えに来て一晩を過ごすまでは束の間の平穏な時間に浸って聖都への帰路へと着くだろう)

>退室

** 投稿日時:2023.06.25 01:58 ** [ 編集 ]

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