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[ 1 ] ◆ 世界樹を遠く望む野原
** PC名:***** **

大森林外周部の起伏緩やかな草原地帯。各集落を繋ぐ幾本かの狭幅な道を除けばほぼ自然の姿を残しており、春を迎える頃にはふかふかな下生えは膝下を隠す程になる。

** 投稿日時:2022.05.09 23:57 ** [ 編集 ]
[ 24 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

それは…なんだか…申し訳ない…。
…その劇団は知っています。素晴らしいパフォーマンスを披露していただけて、有意義な時間を過ごせました。貴女がそんな有名な劇団の代表者だったとは。今後またお目見えする機会もあるかもしれませんね、ミィ殿。
…???…何か問題でも起こったのだろうか。苦情や返品、修正依頼もこちらには届いてないはず…裁縫については完璧に仕上げたと思ったのだが…
(相手にヤダと言われてしまえば、うまく空気を読めなかった申し訳なさを少し感じてポロっと謝罪の言葉をこぼすが、続けられた自己紹介に、やはり、という内心を隠しながらも素晴らしいパフォーマンスを思い出して賞賛の意を示す。しかし、突然笑い始めるとクエスチョンマークを頭上に乱立させながら、自分の作品に不備があっただろうか?と裁縫工程を思い返しはじめ)
自身が有益であると理解しているから擬態する、と。成程、長い歴史の中で植物もまた、経験から進化を遂げて今があるという事ですね。…自分の現状に満足して謙虚に質素に生きる道と、逆に不満を感じて逃げ出そう、あるいは突破しようと努力する道、どちらも正しく、人間らしい。…私も自分が嫌になる時がありますが…人間として生まれたという事実を変える事は出来ません。なんだかんだ愚痴を言いつつも、現状で妥協、しているのかもしれませんね。…さぁ、手当を再開しましょう。薬草をこちらへ。
(すべての荷物を放り出して、ただの1人の人間として生きられたら…と思ったことがないわけではないけれど、今の地位があるからこそ出来ることの方が多く、大切な仲間や守りたいものも増えた今、諸々を投げ出す事は出来ないし、したくない。そう考えると満足しているのだろうか?と自問自答を繰り返すが、くるくると相手の手の中で回る植物にやろうとしていたことを思い出せば、一旦考えを中断して、受け取るべく手を差し出し、自分が欲した植物について納得いかなそうな顔をする様子に、確かに馬も食べなそうだな、と一度小さく頷いて)
すいません、少々欲が出まして。自分で食そうかと思ったんです。えぐみや灰汁をとるための下準備に少々手間がかかり、結構好みが分かれるものではあるのですが、この植物は食べることが出来るのですよ。味が独特で塩などの調味料を入れなくても、簡単な料理、例えば粥等であればこれだけで完成させることが出来ます。栄養素については…まぁ、そこまで高いわけではありませんけれど、ビタミンが豊富で美容効果は多少あったかと。好みに嵌れば、結構癖になる味をしていますよ。

** 投稿日時:2022.07.20 17:30 ** [ 編集 ]
[ 25 ] ◆
** PC名:ミィ **

えっ、ご存知……えええっ!見に来てたんですか?!いや、その…えっと…ありがとうございます……あはっ、無自覚だ。もう大問題でしたよー。それはもう完璧な衣装でね、ウチがその完成度に合わせられなかったんです。どうやっても主役を食っちゃってね?帝国劇団の衣装を借りるって時点で予想は出来た事なんですけど…すごい完成度でした。…って事があって、この件、ウチのメンバー内ではちょっと有名な笑い話。レオさん、謎のイケメン仕立屋さんって聞いてますよ。…ふふ、顔がいっぱい。
(零された謝罪には、高貴な人はディスられ慣れているのかという心配すら覚えたが、それを口にする前に相手が劇団を視聴済みであると分かり、本日何度目か分からない驚きの声をあげて。早く言えよ、と喉元まで出掛かったがどう考えてもそれは不可能と気付いて飲み込み、観客であったと分かればこれ以上非礼をぶつける理由もなくなって。最早後悔の念すら覚えるが、思考を巡らせ始めた相手を前にクスリと笑みを浮かべて、新興劇団ならではの珍事を語りながら、その場で挙がっていた相手の話をそのまま伝え。しかし針子の類でも無いのだろうと今となっては想像に難くなく)
…残念ながら、戯劇のシナリオでは逃げた者は真っ先に朽ちるのが常です。あなたの様に現状に邁進するのが正しい世界なんだと思いますよ。…ふふ、まぁ全く納得はしてないですけどね、そんな世界。……食べる、ってあなたが?そうなんだ…料理もわたしは全然ですけど…お粥は昔教わりましたね。…葉っぱ入れるのは初めて聞きましたけど、まさかこんな所でそんなお話を聞くとは…ちょっとビックリしてます。
(分かってはいたが、相手は己などより余程意志の通った人物で。抵抗虚しく自身の浅ましさを改めて突き付けられる感覚に目を伏せつつ細く息を吐き。それを事実として受け入れながら微笑みを作り上げてなお厭世的に呟きながら、薬草を手にする右手を素直にそのまま差し出して。そして聞いたのは予想だにしない野草の用途。遠昔に己も作り方を教わった料理名に記憶を辿りつつも、高貴な人物の口から出てくる言葉とは信じ難く、瞬きを数度して)

** 投稿日時:2022.07.21 07:31 ** [ 編集 ]
[ 26 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

えぇ、拝見させていただきました。あの時は確か、ささやかながら花束を劇団に贈りました。真実の愛を謡う演目に合わせて、ウエディングブーケに似たものを。観客ではありましたが、小道具作成の団員気分で楽しかったいい思い出です。…おや、知らないところで事件が起きていたのですね。では、いつか劇の衣装一式を皆様に贈呈いたしましょう。堂々とスポンサーを名乗れる立場ではないので、陰ながらの応援になりますけれど。
(思いだすのは劇を見に行ったときに贈った力作の花束。サイズ自体は一般的な物よりやや小ぶりで、女性が片手で持てるくらいの物ではあったのだが、複数の種類の花を合わせつつも丸いフォルムをキープさせ、白い花弁を持つ花に統一し、白い手編みレースや、白あるいは透明のビーズ類でデコッた花束。茎や葉の部分の緑のみが白い花束にアクセントを入れる、シンプルながらゴージャスという矛盾抱きまくりの作品を思い返し。堂々とパトロンとして名を預けることは出来ないから、趣味の裁縫で少しでも後押しが出来たら幸いだな、と提案を口にしつつ、手はてきぱきと作業を進める。受け取った薬草を簡単に洗って汚れを落とし、見えない汚れを警戒して薄皮一枚を器用にはぎ取って、同じく洗って汚れを落とした幹部に当てる。本当はすりつぶして混ぜたりした方が効果があるのだろうけれど、消毒液や煮沸できる必要な器具も無い現状ではこれが精一杯と)
…やられ役というわけですね。でも、逃げるが勝ち、ともいう場合もありますよ?…結局のところ、自分がどうしたいか、どう行動できるか、なのかもしれません。…おや、意外でしたか?こう見えて、料理も趣味の一つなのです。様々な食材を使ったコース料理も良いですが、素材の味を強調させるシンプルなものも大変美味。この後すぐそばの人里で1泊するつもりなのですが、予定が合うようであれば料理を用意させていただきますよ?貴女の分も。
(立ち向かうには自分自身は弱すぎるけれど、逃げ出すにはもう遅い。そんな事を考えながらも、時間が空いたら裁縫用に…と思って持ってきていた白い布を細く割いて、包帯代わりにくるくると、医学書通りにきっちりと巻き)

** 投稿日時:2022.07.21 18:52 ** [ 編集 ]
[ 27 ] ◆
** PC名:ミィ **

…あー、歌姫さんが受け取ってた…いや、それは本当、申し訳なかったわ…諸々。公演時の花束ねー…歌劇から連れてきた子達がその辺は慣れてるから任せてましたけど、あーゆーのも本来きちんと主追わないと…いや、追ったところであなたには行き着かなかったかしらね。……あら、それは楽しみ…と言いたい所だけど、それはお覚悟よ?そんな事されたら、こっちからは全力で入団勧誘が始まりますから。レオさんが何者かとかお構いなしに、ね。あなたが第二の人生を検討してくれる様にわたしも手練手管磨いておこうかしら?
(…は、花束?!思い当たった事案に苦く眉を顰めるも、全く取るに足らない内部事情を晒す前に一観客として相手を見た時に生じる罪悪感が内心の侵食をほぼほぼ完了すれば、ぽっと吐き出す謝罪は極めて抽象的に。実際に衣装を見ているからこそ、自身の公演への使用は非常に夢が膨らむものであるが、それがただの贈呈で終わり、あっさり相手を手放す団員達ではないだろう…というのは誠か冗談か。クスクス笑いながら、自身もその一味として引き込んでやるぞとちょっとした脅しかけを紡ぐ最中も迅速に進む処置には、最早口を挟む余地は無く。今後の為に手順を見て覚えようとしたが、3行程目あたりで早々に諦めて。傷は舐めておけば治る、食事はお腹を満たせれば何でも良い…自身の女として悲惨とも言える素行を後悔せずとも省みつつ、巻かれていく布は本当にこの手の処置を受けた経験がない具合に物珍しく、新しい装飾品を身に付けさせてもらったような感覚に浮つき、年甲斐も無く顔は綻んで)
…いや…あなた個人を見ると最早意外でもないんですけど、背景を察するとすごく意外と言うか…ね?言われないです?うー…あなたの手際見ていてもとても興味は湧くけれど、警衛さんとか置かれているのでしょう?お互いの為にも、近くに賎民はいない方が良いわ。ふふっ、最近時間と命を追われてばっかりだったし、こんな場所でゆっくり夜のお散歩も悪くないんです……わぁ…ありがとうございます。あはっ、同業に怪我をアピールするのは好ましくないですけど、こんな綺麗にしていただいたらなかなか外したくもなくなっちゃうわね。

** 投稿日時:2022.07.23 12:46 ** [ 編集 ]
[ 28 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

いえ、良いのです。名前を残したわけでもありませんしね。でも、だいぶ迷っていたんですよ。あの時は安価なビーズ類で装飾しましたが、劇団を応援する身としては売って資金とすることができるような宝石類を入れた方が良かったのだろうか…と。…第2の人生は衣装係か。それも悪くはありませんが…現状では難しいですね。でも勧誘され続けたらコロッといってしまうかも…?…なんて。ひとまずは舞台映えしそうな小物…レースのヴェールでも贈っておくことにします。
(花を贈る受付の場所にはメッセージや名前を残せるメッセージカードもあった気がするが、何も残さずに花だけ置いたな、と思い返しつつもあれで大丈夫だっただろうかと思っていた胸の内を吐露する。第二の人生として衣装係も楽しそうで、身分が今と異なれば飛びついたかもしれないな、と若干苦笑い気味な表情に変化させつつも、せめて小物類では何かしたいなと、無駄に編み続けていたヴェールを贈呈しようと思いつく。それこそ花嫁のヴェールとして使える程長くて、薄く軽い白一色の代物であるが、染色すれば別の用途に使えるだろうし、部分的に切り取れば衣装のワンポイントとしても活用できるだろうと)
…確かに、初めて厨房に立った時は驚かれましたが、今では周囲も慣れてきているようです。特に何も、言われませんよ。…心配はご無用です。護衛の者達の食事の用意も、させてもらう約束でついてくることを許可しているので、1人分多くなっても問題はないでしょう。…日々ストレスとの戦いですし、好きな事は何をしても、行う時間を確保しなくては。…はい、固定が終わりました。確かにしっかり巻けたと思いますが…できるだけ早くしかるべき機関にて、治療を行った方がよろしいかと。もし気になるようでしたら湯あみ後にでもまた巻き直して差し上げますよ。
(責任を背負っている身であるからこそ、やりたいことは我慢しない。それが周囲を巻き込み問題を起こす趣味であるなら、自分でも自重したかもしれないが、料理や裁縫なら迷惑を被る人物も少ないはずで。そしてしっかり応急手当を終えた事を伝えながら立ち上がり、膝についた汚れを軽く払いながら、こんなことでよかったらまたお手伝いしますよ、と口にしつつ、分けてもらおうと思っていた植物を拾い上げて)

** 投稿日時:2022.07.25 08:03 ** [ 編集 ]
[ 29 ] ◆
** PC名:ミィ **

いくらわたしでも舞台花売り飛ばす真似はしませんし、きちんと相手の顔を見て御礼だって言いたくなるんですよっ!それに、芸人は脛に傷有るアウトローも少なくないですから…宝飾の類は止めておく事をお勧めするわ。逆に変な気持たれる可能性が高いです…っはは!それ、わたしたちの言葉では「フリ」って呼びますよ?誘って欲しいのかしらって勘違いして、これは全力勧誘コースだわ。ふふ、でも本当にお手隙になったら是非、劇場にいらして?衣装云々に強い子が居ないのは事実なの。ご相談したい事が沢山あるわ…と、あは、ごめんなさい。ついつい仕事の話に。
(ヴェールを思い浮かべながら、其れを中心に演目の選定を行っても良いかもしれない、と検討をしつつ。苦笑と共に冗談めかした相手の言葉に悪戯な笑みのまま朗らかな笑い声と共に相変わらずの本気か冗談か判断のつかない其れを述べて。やや声色を立て直せば、改まって眉を寄せて実情を吐露しながら笑むが、普通に仕事の話に突入してしまったことに言い途中で気が付き苦笑い)
そりゃあそうよ、ビックリするでしょう。むしろ、止められても不思議じゃないのに……や、そこの心配ではなくわたしが警戒対象の……いや…そうね…なるほど…これで、心の節制を保ってらっしゃる…と。そういうのがあれば、また生き方も違うのかしらね。…えぇ。面倒をお掛けしたわ。あなたも。ありがとう。
(ステレオタイプで思う高貴者の余暇としては矢張り相手の其れは意外性のあるもので。周囲の認識に同意するように淡々と頷いて。相手が謳う心配無用と己の心配の矛先は異なっていたようで、途中まで言いかけたが、時刻を尋ねた時から今までを見るに、相手はこの厚情に富んだ姿勢が常なのだろうと察し。この経緯からも、自身の身分からも固辞するのが筋と理解はしているが、この手の押し合いに自分が死ぬほど弱いのもまた自分自身理解している事で。再び勢いで相手に噛み付く事も憚られ、いっそここは流れに身を任せてしまうのが最も丸いかと。処置を終えた手をまじまじと眼前に持ち上げながら、馬の方へ足を運び正面から向かい合う形で改めて頬擦り、そのまま顔に体重を預けるように抱き着きながら、選定を手伝えそうにない、相手が植物を迅速に回収する様子を観察するように見遣り。)

** 投稿日時:2022.07.26 01:18 ** [ 編集 ]
[ 30 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

…成程、そうなのか。ではやはり現物で支援することに致します。専門家に教示したわけではないので、プロに見られると些か恥ずかしい気も致しますが。第2の人生を歩むときは、衣装係も視野に入れて考えることに致しましょう。また、相談でしたらお気軽にどうぞ。…仕事と言いつつ、好きな事なのでしょう?好きこそ物の上手なれとも言いますし、そういう話をしている姿は、生き生きとしていて力強く、美しい。そういう姿は輝いていて…とても好ましいですよ。
(別に売り払われても構わないのだが、それが個人の懐にはいてしまうのはいただけない。今後も支援の方法は現物支給が良いのだろうと考えながら、既に何を贈るか、ヴェールのほかにもセットになりそうなものがあった気がするな、と記憶をたどり。好きな事を話す姿には、そこに確かな情熱を感じて、表情は穏やかなままで少し眩しいものを見るかのように目を細めて)
…あぁ、警戒対象、そっちの心配でしたか。すいません、一方的に知っている団体の方だったので、警戒心が抜け落ちていたようです。ウッカリしていました。…ミィ殿、貴方も、こちらのグループは私含め男性ばかりですから、気になるようでしたら無理に同行せよとは申しません。無暗矢鱈と女性に手を出す輩ではないとは自信をもって言えますが…配慮が欠けていましたね。申し訳ない。
(どうやら馬が摘み取ってきた植物にはハーブ類も少し交じっているようで、これなら煮込み料理も行けるな、なんて考えながらも、名乗られる前から、相手個人を知っていたため警戒心がすっぽ抜けていたことを改めて自覚すれば、相手の配慮もかけていたなと重ねて謝罪を。一度姿勢を正してしっかりと頭を下げてから、相手が抱き着いている馬へ視線を向けて)
…だいぶ日も落ちてきました。そろそろ帰路につきましょう。私の今晩の宿は最寄りの人里なのですが…ミィ殿はどちらまで行かれますか?暗い中女性の一人歩きは危険です、目的地まで馬でお送りいたしますよ。
(馬の背の荷物に植物や使った水の残り等を改めてパッキングしなおしながらもそう問いかける。2人乗りで良いなら、前に乗るか、後ろに乗るか。男性に触れたくないというような事情があれば、相手を乗せて自分が馬を引くつもりで、跨いで乗るか、横乗りするか。乗り方は相手の気分に任せるが、馬がいるのに走ってついてこいなんていうつもりも無く帰り道に誘い)

** 投稿日時:2022.07.26 18:40 ** [ 編集 ]
[ 31 ] ◆
** PC名:ミィ **

主役を食った衣装を業余の一環で仕立てた方が何を恥ずかしがる事がありますか。確かに、わたしは物心付いた頃からこの道を突っ走っていましたけど…結果、女性的な好事や日常活動に必要な能力も、全部蔑ろです。あなたを前にすると本当恥ずかしいと思ったぐらい。そう感じたのはお互い様ね。…まぁ、改めて好きな事って言われると不思議な感じだし、そうくっきりはっきり仰られるのすっごい恥ずかしいんですけどねッ!!
(本当にヴェールを劇団として受け取れる事があれば、非常に有効な用途が浮かび、思わず口角が上がり。布の巻かれた手を揺らして相手の言葉にゆる、と首を傾いで。正直に心情を吐露しながらも、徐々に言葉の速度は上がって結局最後は吐き捨てとなり)
ーーッ、あああ!!もう!!優しすぎ、ッ!わたしがそんなタマに見えますか?!
こっちの貞操がどうこうの話じゃなくって…ッ…だから!もっと!わたしを警戒してくださいって言ってるんですッ!!劇団を知っていた所で、わたしがとんでもないクソ野郎かもしれない可能性なんて何も変わらないんだから!……レオさん、これ持って。あと、外套に使える布か何か、あれば貸してください。
(これ以上相手に噛み付かない誓いはあっという間に終了。目の前で下げる相手の頭に本日何度目か分からない声を上げれば、皇帝相手に感情が先行した説教じみた言い分を無遠慮に吐き出し、相手が処置をした傷を作る原因となった短剣を鞘ごと腰元から抜けば、相手に押し付け、受け取らなければその場に残置するつもりで。相手に危害を加える可能性を手放す一方的な証明と共に弁えず要求を重ねるや否や、馬の後方に回れば、地の蹴り上げと同時に両手に体重を移動させて後方側に跨るや図々しく、前に空間を残し、当然の様に順路を馬に問いながら、相手が準備を終え、乗馬するのを待ち)
…その里の入口のとこまでお願いします。場所は…あなたが知ってるわよね。

** 投稿日時:2022.07.27 06:56 ** [ 編集 ]
[ 32 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

堂々と教師の元で学ぶことは出来ませんでしたから、手慰みから始めて幾星霜…そういってもらえるレベルまで昇華出来ていたのなら幸いです。…十人十色と申しますし、私のような男もいれば、貴女のような女性もいる。…もし何か、気になる事等ありましたら、簡単にお教えすることもできますよ?…好きなことは好き。だから続けている。それで良いではないですか。理由が無くては動いてはいけない、なんて事は無いはずです。
(教則本が先生で、しばらくはひっそりと隠れて腕を磨いてきた裁縫を褒められれば悪い気はしない。ヴェールは送るつもりでいたが、それに合わせられるような小物類も、この際在庫処分と言わんばかりに一緒にガッツリ贈呈しようと考えつつ、だんだんと語尾が強くなる相手の様子に、初めてフッと息を吐いて小さく笑い)
…ですが、女性であることには変わりはありませんし…。おや、これは私が持っていて良いのでしょうか?新調したという短剣なのでは?護身用としても持っていた方が…いえ、分かりました。私が預かっておきましょう。…外套はこちらを使ってください。私は少々、暑がりでして。
(一方的にだが知っていた相手、男の中に女が1人なんて心細かろうと思っていたが、それよりもこちら側を気にしてくれる相手に少し眉が下がる。押し付けるように渡された短剣を思わず受け取ってしまえば、それこそ身を守るために持っていた方が良いと返却しようとするものの、こういう勢いのある者に対して固辞するのはある意味逆効果になりかねないと、すぐに大切に受け取って自身の腰のベルトにはさむようにして固定。求められた外套については、布と言っても刺繍用の薄いのしかないな、と考えれば自分が羽織っていたものを外し、そのまま流れるようにフワッと相手に掛ける。汗はあまりかいていないはずだから、変な臭いはしなかろうと考えつつ、気にしないようにと申し訳程度の言い訳を。そして、馬の前をあけてくれた相手を蹴り飛ばさないように注意しつつ、自分も馬にまたがれば、短剣が落ちないか確認しつつ横の位置から後ろ側寄りに移動させれば、預かった短剣をいざという時、相手が抜けるように手が届く距離に固定して)
…承りましたお嬢様。長い道のりではございませんが、安全のためにしっかりつかまっていてくださいね。
(後ろにいる相手の事は振り返ってみるような事はしないけれど、しっかりと声をかけてから馬の歩を進め始める。人里についたら持てる力をフルに使った料理でおもてなししよう、とか。劇団に贈るものはヴェールとセットになりそうな手袋、ボレロ、コサージュも付けよう、とか。それとは別に、深紅のマントも無駄に豪華に刺繍したやつあるな、あれも使いどころ見つからなかったし、送ってしまおう、とか考えながら、夜の闇が次第に濃くなる道を進み)>退室

** 投稿日時:2022.07.27 18:42 ** [ 編集 ]
[ 33 ] ◆
** PC名:ミィ **

気になる事…が特別あるというわけではないんですけど、わたしの一日見たらあなた気絶しちゃうかもしれない。それぐらい何も備わってないんです。折が有れば本当に、人間としての生き方を一から教わった方が良いかもしれないわ…あ、レオさん、そんな笑い方出来るのね。
(何か、で挙がる己の生活能力の問題点はキリが無く。最早別の生き物として見てもらった方がお互いの心にダメージが少ないかもしれないと苦笑した刹那、相手の表情に呆気に取られ、野暮にその発見を口に出しながら)
お別れの際に返してもらえればいいです。ほぼほぼ見せ物としての剣ですから問題ありません。あなたに危害加える武器の所持は、これでもう持ってません…と、これぐらい!警戒しないと!……ッと、
(勢い任せの剣の押し付けが叶えば、軽く身体を左右に捻り、その他の不所持を自主的に証明しては口煩く言葉を重ねていた所に相手の外套が身体に掛かり、言葉を切って。己が馬を御する気もあったが、流石に叶わないと察すれば外套を頭から深く被り、全身を外套内に納めようと身体を丸めてみたり。後ろで駄荷になる奇行をゴソゴソと試みるも、短剣の位置に図々しく文句を言ったり、現地まで始終非常に煩く喋る荷物と化して)
…いしょ、よ、っと…野良人拾ったとか、万が一にも変な話あがったら大変ですから、わたし、ちょっと上手いこと荷物に化けてますんで…って、だーかーらー!!わたしが剣に手ぇ届いちゃダメ!!背中刺されるかも、とか、考えて下さい!!

>退室

** 投稿日時:2022.07.28 07:28 ** [ 編集 ]
[ 34 ] ◆
** PC名:松 **

(野原の中の大森林に近い樹がまばらに生えている地点。微妙に見晴らしが良いような悪いような場所に立ったまま種を掌に生み出せば、それを目当てに集まってくる小鳥を笑顔で迎えて)
ふふふ。お主らはいつも元気で、我も嬉しいぞ。
(いつも同じことをしているのか、直ぐに慣れた様子の小鳥たちは掌に乗って啄み始める。しかし暫く経った時に茂みから何かが飛び出してくれば、一斉にその場を飛び去る。何事かとそちらを見ればまだ弱弱しくも抵抗している兎を咥えた狐。今丁度捕獲されたらしいそれをじっと見つめる。弱肉強食が自然の摂理、兎は若そうではあるが、これもまた命を繋ぐため。手を出すことは無く、暫く見つめ合った後去っていく狐を見送ろうとしていたが、新たな捕食者が空から飛来し狐だけを攫って行ってしまうと、その場には瀕死の兎が残されて)
…。…運も実力のうちというやつか。
(何かの糧となるならソレも運命と思えるが、このまま野垂れ死んだらそれは勿体ないというべきか。こういう事態も珍しいことではないかもしれないが、今ここに助けられる自分が居るという事実が兎の幸運であり、まだ生きる運命かと。そっと近づいて手を触れれば発動する能力で兎の傷をあっという間に癒し、食べられそうな野菜を成長させてその場に置きながら、自身の体に移った傷、パックリと避けている首元のそれを隠すように襟元を正して、傍の木の根元に腰を下ろして、目を覚ました兎に笑顔を向けて)
目が覚めたか?傷は癒したが、失った血は戻せない故に良く食べて休むが良いぞ。>入室

** 投稿日時:2023.01.13 18:10 ** [ 編集 ]
[ 35 ] ◆
** PC名:松 **

(木の根元に腰を下ろしたまま目の前のウサギを眺める。自分が無傷なことにようやく気付いたか、置かれた食べ物に顔を寄せて匂いを確認してから黙々と食べ始める様子にホッと安堵の息を吐いて)
今回は命を繋いだな。これを幸運と呼ぶべきかは分からぬが、もう少し長く生きる運命であったのかもしれぬ。…今は沢山栄養を得て、今後はもう少し用心深く行動すると良いぞ。
(声掛けに気づいているのかいないのか、こちらの声に耳をピクリと動かしただけで口を動かし続けるウサギ。しばらくその様子を眺めていたが、満足したウサギがその場を去るのに合わせて自分もその場を去り)>退室

** 投稿日時:2023.01.20 10:20 ** [ 編集 ]

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