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[ 1 ] ◆ インペリアル・スターナイツ本部 大将執務室
** PC名:***** **

光を取り入れる為の大きな窓、高めの天井、床には毛足の長いワインレッドのカーペットが敷かれ、部屋の中央にカーペットと同色のテーブルクロスが敷かれた来客用の応接机と同様の6脚の紅い椅子。その奥に大将用のシンプルな大きな机と大きな椅子。机の上には雑然と書類が積まれ、何故か真新しい芸団のチラシが数枚置かれている。シーリングスタンプや羽ペン、インクなどの文房具類は綺麗に整頓されている。
扉の近くには来客用のコートハンガー、大将の机の脇にも同じコートハンガーが置かれている。機密書類の類等は置いていない為、リヴィル学院の生徒等も見学可能。

** 投稿日時:2022.09.29 00:55 ** [ 編集 ]
[ 2 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(廊下ではカツンカツンと足音を響かせていた革靴も、室内に入ればふわふわのカーペットに吸収されてそれも抑えられる。服装は正装というほどしっかりはしていないが、スーツに近いぴしっとした普段着にシンプルなコートを羽織った姿、お昼頃とあってランチを入れた大き目のバスケットを持っている姿は、少々に合わないかもしれないが、そんなことを気にしていた時期はとうの昔に過ぎ去っており。初めて見にする人には少々驚かれるが、ランチだけではなく書類もそこから飛び出していれば納得したようなしていないような顔ですれ違う。今は色変えをしておらず金の髪を晒しているために、大衆食堂のようなところへ行けば彼らが委縮してしまうだろうと、人気のないところを探して此処へ到達し)
…カーペットのおかげで底冷えはしないな。だが寒い。
(アウターを脱いでコートを掛ければ、耐えられないほどではないが少々寒い。バスケットからポットに入れていたホットの紅茶を取り出せば、用意していた紙コップに注いで一息ついて)>入室

** 投稿日時:2023.02.09 16:56 ** [ 編集 ]
[ 3 ] ◆
** PC名:カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス **

あー……つっかれたなぁ……。
(商業都市における深夜の潜入。押収した資料の確認。売買記録の調査。売られた奴隷の救出と買った側の断罪に向けた算段。救出した獣人達のケアと今後の処遇。祈念祭の準備。期間中の采配。トラブルへの対処。祭りの後始末。次回の開催に備えた反省会。各種報酬の支払い。闇オークションの摘発準備。エトセトラエトセトラ。通常業務に並行して数ヶ月に亘り昼に夜にと舞い込み続けた書類と会議と打ち合わせ、常のサボり癖を発揮する余裕もないほど忙殺される日々に漸くの一区切りがついたのが先日のこと。束の間の休息とばかりにぽっかりと空いた時間に旧友の顔でも見に行こうかと自身の執務室を出ようとすれば、行き先を確認した補佐官に容赦なくついでのおつかいを言付けられ。俺上司なんだけどなどという反論を戯れに、預かった書類片手に軍本部へと足を向けては、本来の目的地の手前に位置する部屋の扉へコンコンココンッとノックを4回。主の気性を表してか学生の見学まで可能という開放的な執務室は基本的に閉まっていないことで有名であり、中に人がいる気配だけを確認しては応えを待つこともなく取っ手を引き、紙面の文字に視線を向けながら室内に足を踏み入れて)
失礼しますよジョルダーノたいしょ、……う?……、…………。
(声をかけつつ顔を上げると同時、想像していた相手と全く異なる、しかし見覚えのあり過ぎる人物の姿を見て取れば、眼鏡越しの金眼を瞬かせること一度二度。状況を飲み込むやまずはパタリと扉を閉めてからざっと室内を眺め渡し、先ほど確認した時同様一人分の気配しか存在していないことを確かめて)
……いや何してんのエル?

>入室

** 投稿日時:2023.02.13 18:47 ** [ 編集 ]
[ 4 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(無作法ではあるが、バスケットを置いたテーブルに寄りかかるように体重をかけ、紙カップの縁に唇を付けたままで考え込む。未来の事、趣味の事、国の事。雪が降りそうな重たい雲は静かに考えを巡らせるには最適で、取り留めもなく記憶という名の記録データが流れていくが、ふと口元に持ち上げていたカップを持っていた自分の手に目が留まり思考が中断。本職の人ほどではないが、料理などの水を扱う事をするために若干手荒れ気味になってしまっている。これは手入れをキチンとおこなわないと拙いなとぼんやり考えていたせいで、ノックされるまで全く人の接近に気づかず、戸を叩かれる音で現実に一気に引き戻されれば思わずビクッと肩を揺らして驚いて、慌てながらもさり気無い動作を心掛けつつ姿勢を正して真っすぐ立って)
…あぁ、カミュ…こほん。カミークム、君か。驚いた。何を…って、午前の予定を終えて昼食をどこで食べようかと考えていたところなんだ。此処では私の姿を知っている人も多いから、へたな場所でランチを広げて周りを騒がせるのはよろしくないだろう?中には私の趣味を快く思わない者が居る事も事実であるしな。
(そう言いながら指し示すのは持ってきた大きめのバスケット。中には自作のランチと書類が少々。乙女が持っていれば違和感ないそれも、成人男性が持っていれば二度見間違いなしの物。裏でとやかく言う者が居る事も知っているが、好きな事は好きなのだから仕様が無いと)
そういう君は…仕事の途中?残念ながら私が来た時からここは無人であったよ。それはそうと、次の予定が決まっているならランチに誘うのは迷惑かな?

** 投稿日時:2023.02.14 00:16 ** [ 編集 ]
[ 5 ] ◆
** PC名:カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス **

うん?…、……確かに人目は避けられるけど……部屋主の反応が見ものだなこの状況。自分の部屋で皇帝が昼飯食ってるって……っふ、くくっ。
(肩を揺らし驚いたという言葉通り動揺があったのだろう、長じてからはなかなか口にしてくれなくなった柔らかな音と誤魔化すような咳払いに無意識に唇を緩めては、他者のいる場では決して許されないだろう甘やかすような相槌にて説明を促し。指し示されるまま手作りランチと書類が共演するバスケットを覗き込むと、座する地位との不均衡を自覚しながらも己を貫き、それでいて他者にも気を配る様に双眸を細めつつこの部屋の持ち主の反応を思い描いて。自身にとっては慣れたものであるどころか積極的に手を貸してきた側であり違和を感じることもないが、不意打ちでその光景を見た時に豪放磊落な彼の御仁がどうするのだろうかと喉奥を鳴らし。続く訪問理由への問いと昼食の誘いにはヒラリと手にした書類を振ってみせて)
これはウチの補佐官からの届けもん、ちょっとした連絡事項だからいなけりゃ置いとけっておつかいに寄ったんだよ。俺は久々に時間空いたから休憩がてらにラ……元帥閣下のご機嫌伺いに来ただけだし、ご相伴に与るのは大歓迎。けど足りんの?
(執務机の上に白い紙を裏返して置きながら先触れも出していない元々の目的も変更することに支障はないと肩を竦め、しかし予定外の同席に量の不足を懸念すれば軽く首を傾げて尋ね)

** 投稿日時:2023.02.14 23:38 ** [ 編集 ]
[ 6 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

そんなに面白いだろか?流石に人が居れば配慮はするさ。しかし此処は私の国、ひいては此処も、私の部屋だ。…というのは流石に冗談ではあるが…
(この部屋の持ち主である人物を思い浮かべてみれば、確かにどういう反応をしてくれるか想像するのは簡単なような、難しいような。軽口をたたきながらもせっせと手を動かして、とりあえず自分も飲んでいた紅茶を予備で複数持ってきていた紙カップに注げばまずはそれを差し出して)
ふふっ、宰相殿をお使いに使うとは、微笑ましいというか、楽しそうな職場で何よりだよ。…時間に余裕があるなら一緒に食べよう。厨房から遠くに持ち出して食べるという性質上持ち運べるものに限られて、大体いつもおにぎりかサンドイッチになってしまうのだが…
(公の場では意図的にツンツンとした態度でいるため、完全なる好意から自分の周りに来てくれる人はさほど多くはない事もあり、相手の説明には思わずといった様子で変化の乏しい表情が崩れてふわりと口角が上がり笑みの形を作る。そう口にしながらもバスケットの中から取り出したものは見た目はごくごく一般的なサンドイッチであるが、食パンのような普通の物ではなく、まずはベーグルとクロワッサンを自作してそれを切り開き具材を挟んでいる時点でそのこだわりようが知れるだろう。中身は卵だったり、これまた自作したローストビーフだったりと、ボリューミーではあるが、しっかり生クリームとフルーツを挟むデザートまで用意していて。それを取り出していた途中に投げかけられた相手の質問に、フム、と考え込むように手を止めて)
…君も知っている通り、私は自分の作品をばらまくのが好きでね。ここに来るまでに少し配ってしまったから…どうだろう?作成中に私はつまみ食いをしたりもしてそこまで空腹ではないし、恐らく大丈夫だと思うけれど。
(文官であれば恐らく2人でも事足りる量ではあるが、片方が武官でよく食べる場合は少々物足りないかもしれない。相手は肩書は一応文官のハズではあるが、身体も動かすだろうから少し不安にも思うが、作った料理は自分が食べるより食べてもらうのを見ている方が好きなため、相手にほとんど食べてもらっても問題ないなと。ベーグルのサンドイッチ3つ、クロワッサンのサンドイッチが2つ、フルーツを挟んだものも2つと、すべてを一応バスケットから取り出して並べて)

** 投稿日時:2023.02.15 18:29 ** [ 編集 ]
[ 7 ] ◆
** PC名:カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス **

ははははっ!それぁ確かに。仰せの通り、この帝国の全ては陛下の御手の中にございますれば、臣の不明をお許しくださいませ。
(作業を止めることなく零された軽口に笑い声を立てると、芝居がかった仕草でローブの胸元に手を添え頭を下げながら大仰に言葉を返し。そのままの姿勢で差し出された紙カップを恭しく受け取ってみせては、身体を起こして温かく香り高い紅茶をコクリと一口、喉を通っていく程良い熱に、ほぅ、と心地良さげな吐息を漏らして)
ありゃ遠慮がないって言うんだよ。意見言うのに遠慮すんなっつった覚えはあるけど、拡大解釈もいいとこだっての。でもま、優秀な部下のおかげで俺はこうしてエルの飯が食えることになったわけだし?俺の仕事おつかい専任にしようかな。
(国家のあらゆる舵取りを実務的に担うにも関わらず、万年人手不足と言っても良いかもしれない宰相府。徹底した実力主義での登用を進めた結果中枢に近いほど己に対する敬意を欠落させ気味な傾向がある気がするが、それも一つの理想形だと考えており。そもそも人の世の身分というものを事象として理解できても得心として理解できない生き物であれば拘る理由もなく、愚痴めいた言葉はあくまでも戯れの域を出ずに。むしろその固い口元が柔らかく綻んでくれるなら他の全ては些事、おどけて肩を竦めつつ冗談とも本気ともつかないことを口にして。続く一旦手を止め考え込んだ相手の説明にはきょとんと目を瞬くも、次々に取り出される手の込んだサンドイッチの数々に食欲を刺激されれば、とりあえず食べようと椅子に腰を下ろしてベーグルサンドに手を伸ばし)
相変わらずうまそうだな、って、配る……?……まぁそんなら半分こすっか。途中で腹いっぱいになるようなら残りは食ってやるけど、飯はちゃんと食え?

** 投稿日時:2023.02.17 00:48 ** [ 編集 ]
[ 8 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

良い。許す。
(芝居がかった相手の言葉と動作に、こちらも合わせるように少々偉そうにそう返すが、気合いを入れた皇帝モードでは無かったために直ぐにその仮面は崩れてフッと笑うように息を吐き出せば、それを誤魔化すかのように紙カップを口に運んで紅茶を1口飲み込んで)
重要な部署であるからこそ、上下関係なく意見を言い合えるのは良い事だと思う。そこから良き案が生まれて国の基礎となるのだろう。君がお使い専任となったとしても、滞りなく仕事が回るのか?仕事も後任の育成も順調のようだと思えば良いことであるが、人手が不足している点については申し訳ないと言う他ない。…今度…いや、何でもない。
(右にならえと皆が誰か1人の意見に従うだけでは物事は停滞していくだけだろう。様々な意見が立場関係なく出てくるのはいい事だ。と、そんな事を考えつつも、宰相という立場の相手がお使いとして駆り出されるとは、仕事量が多いというか人が少ないのが原因なのかと思い至り、処理する案件や物事を決める権限が近い自分が手伝いに行こうかと提案しかける。しかしこちらを案じてくれる相手であるからこそ、提案する形ではなく手伝おうと思った時に突撃した方が良いだろうと思い直せば途中で口を閉ざして)
ああ。キッチンの片隅を借りたお礼に約半分厨房に、ここに来るまでに訓練上がりなのか廊下で動けなくなっていた者にも少し分けてきたんだ。…私は厨房でも少し食べたから、案外1つでも足りそうだ。…あ、果物を挟んだ甘いサンドは2つ持って行って、1つはトールカにあげてくれ。渡せたら感想を聞いてくれるとありがたい。旬のフルーツと食材で生クリームを染色してそれなりに手を加えたのだが…パンで挟んでしまうとよく分からないな。
(親切なのか強要なのか、それは受け取る個人の感覚となるだろうが、本当はもう少し沢山作った事を知らせながらクロワッサンのサンドを1つ手に取る。食べようと思えば入りそうだが、1つでも満足するだろうという感覚は本当で、素直にその旨を伝えながらデザート用のサンドは2つとも差し出して)
食事は大切だと言うこと嫌という程理解しているが、食べるよりも調理が好きなのは知っているだろ?そしてその料理を美味しそうに食べてもらえるのも好きなんだ。何より心が、満たされる。…あぁ、君と昼食を取れるとわかっていたなら、もう少しメニューを考えたのだけど。

** 投稿日時:2023.02.17 22:21 ** [ 編集 ]
[ 9 ] ◆
** PC名:カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス **

ありがたき幸せ。…、……そうか?そう思ってくれてんなら助かる……けど、人手不足はエルのせいじゃねぇよ。頭でっかちで上下関係にしがみつく阿呆も、俺一人が抜けたくらいで仕事が進まなくなる間抜けも、追い出してんのは俺だ。……つっても、育った奴ほど他所に回すことになんのはもう仕方のないことだから、ま、あいつらにはもう暫く頑張ってもらうさ。エルには心配ばっかさせちまうが。……そうだ、今度激励にでも来てくれるか?主に労われて奮起しねぇ不忠義者はウチにいらんし。
(戯れに言葉を合わせてくれた相手が吐いた笑みを含む息遣いにこちらも喉奥を鳴らしつつ一言を返すと、続く現在の貴族社会的秩序から逸脱しかかっている宰相府への好意的な評価には少しばかり照れ臭そうに頬を掻き、けれど謝罪の意はきっぱりと否定して。実力主義という細かい目の篩を設けたのはあくまでも自分であり、そもそもそこを通り抜ける人材の数がそう多くもない上に育成には時間がかかること、漸う得た成果も地方や別部署を補強する人員として充てざるを得ないこと、結果、自身の膝元は少数精鋭とする他ないことを軽い口調で並べ立てながら肩を竦め。築くべきは己が職を辞した後にも可能な限り永く続く平らかな国の礎、そのために不可欠なのは貴族でも役職者でもなく政に直で携わる役人達の資質の徹底。過去に経験から学び何度か実践もしたそれを今生でもやりきろうと思えば10年でも尚足りず、言葉を途中で飲み込んだ相手にはまだまだ心配をかけてしまうだろうと苦笑して。何を言おうとし何を思って止めたのか察せられないほど相手を知らないわけでもなく、思い描いているはずの方法を取らせる気はないもののその気持ちはありがたく受け取る旨を言外に告げては、同時に試金石としてしまおうなどと冗談めかして付け加え)
……訓練上がりに動けなくなるような新人にゃ随分刺激が強……いや、むしろまだ気付かねぇのか……?……なら食える分だけ食え。ん、一つはルカに、あとの一つはティエンとクゥートにやっとく。ルカがいなけりゃ二人で食うだろうが、そうすりゃ感想は聞けるからな。
(恐らく既に慣れっこだろう厨房の面々と道中の遭遇者では受け止め方が大分違うのではないかと想像するも、至近で顔を合わせる立場になる前ならば逆になんの抵抗もないかもしれないと首を傾げ。量は足りるという言には軽く頷きを返してから差し出されたデザートサンドを受け取ると、一瞬考えた後に二つを包み紙ごと自身の収納魔導具の中にしまい込み、目当ての人物が帝都を離れていたとしても相手の心を満たす一つだろう感想が確実に手に入るようにして。自身はぐわりと大きな口を開けてベーグルサンドにかぶりつき、間にぎっしり詰まったローストビーフの濃い肉の味に一瞬見開いた目を細めつつもぐもぐと咀嚼し笑みを零し)
それぁわかってるって。つか俺から見りゃ十分凝ったメニューだけどな……いただきます。んぁむ……ん、んん!ん、んぐ、んんんっ……うまっ。これうまいぞエル!

** 投稿日時:2023.02.19 00:06 ** [ 編集 ]
[ 10 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

国は人。だけど人は直ぐに忘れてしまう生き物だから、長い年月や代表の代替わりで国の本筋が湾曲してしまう。今のこの国、この国民は、君が守ると決めた時からどれ程変わってきてしまっただろうか。甘い考えを抱く人が多くなっていないだろうか。自分自身で解決するぞという意欲を持った若者が減ってきていないだろうか。つまり…若手の質が、落ちていないか。少し心配しているんだ。平和な世の中は歓迎するが、平和が続くと人は次第に退屈を感じ、自分達だけで争いを始める。史実は時に見るに堪えない。…私自身も含め、君に頼り切っていないと良いのだけれど。…私の存在でやる気が出るなら、喜んで向かおう。新人に大量の仕事を捌く経験させるならば、私の力が役に立つかもしれない。
(何となくだけれども、昔はもっと意欲のある人が多かったような印象があれば、落ち着いた情勢であるとは言えないながらも、氷の上のような平和な毎日を享受している今の人々の意識や意欲はピーク時と比べて低下しているのかもしれない。すぐに変わっていってしまうのは短命種の特徴ではあるのだが、周囲は知らないとはいえ、相手がずっと守ってきてくれているこの国、その護りて達の変化は人間側の責任といえるだろう。その未来を次世代にそのままつなげていくのはとても大変で大切なことだなと深く1度息を吐きだして。激励の招待を受ければ是非にと頷きながら返事を返し、素直に手伝わせてはくれなそうだなと感じながらも、己のステータスアップのバフを使えば、仕事をこなすという経験は短時間でみっちりと行えるかもしれないなと考えて)
…あぁ、そうか。変装していない状態でいたのだった。あれは運動終わりで動けなかったのか、私のせいで動けなかったのか…申し訳ないことをしたかもしれない。私だと気づいていないことを祈るとしよう。…トールカとは良く素材の手配や作品の感想をもらったりとやり取りをしているが、ティエンとクゥートも元気でいるかな?彼らのもとにサンドイッチが行くならば、甘い物よりもうすこし腹持ちする物がよかったかもしれない。…そういえば、クゥートは一応君の護衛ではなかったかな?今は別行動?
(相手の指摘に、あぁ、とようやく新人が固まっていた別の理由の可能性を思い至れば、あまり対面しない人には分からないだろう変化で少しだけ眉を下げて申し訳なさそうに口にして。甘いサンドイッチが昔からの友に渡ると知れば、やはりもう少し手の込んだサンドイッチにするべきだったと後悔するも、ティエンは頭を使うから案外喜ぶだろうかと考えて、ふと一人でいる相手に抱いた素朴な疑問をぽつりと相手に注げる。そして自分もお手製のサンドイッチを頬張り)
持ち運べる、仕事の合間に簡単に食べられる、ある程度日持ちする、となるとサンドイッチやおにぎり、パンといった物になってしまうのだよな。厨房から直接提供できるならもっとこう…色々とやりようがあったのに。…おいしい?口にあったなら良かった。一応紅茶を持ってきてはいるけれど、温かいスープなどもあったらよかったかもしれない。冷えが厳しい季節には、塩味系のさっぱりした物よりもクリーム系が良い気がするんだ。どちらも美味しいことに変わりは無いのだけれど。

** 投稿日時:2023.02.20 09:26 ** [ 編集 ]
[ 11 ] ◆
** PC名:カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス **

……そんなことはないだとかって綺麗事言うほど、俺もお人好しじゃぁない。人間の生きる時間が俺らより遥かに短いのは事実だし。喉を過ぎた熱と同じように、過去の出来事も忘れていく。ただ在るものに慣れ、淀み腐っていくのは驚くほどに早くて、……だが、同時に。停滞したままでいることができないのもまた、人間って生き物だ。“今”に疑問を抱いて殻を破り、必要とあれば自浄する。その儚い命を、より良く生きるために、な。……俺は、喩えるなら庭師みたいなもんだよ。虫や病気から守るために気を配ってはいるが、生きる力そのものは、間違いなく自分達自身が作り出してる。……安心していい、今はまだ小さな苗木でも、活きの良いのが育ってっから。目の前にお天道さんが来りゃ、それこそ百人力だろ?
(過去への憧憬か未来への憂いか。相手の語る言葉に静かに耳を傾け、深い深い吐息にがしがしと後ろ頭を掻いた後、フッと小さく鼻を鳴らすと露悪的に唇を歪め。つらつらと並べ立てるのは相手の懸念そのものとも言える、己が見てきた人間の性。短命であるが故のそれは、しかし、常に表裏一体の質を持つものであることもまた事実で、どんなに鈍い足取りでも決して歩むことを止めない人々はいつの頃にも必ず存在し。悪い芽を摘むために手折った枝から新しい若葉が伸びる様は確かな痛みを孕みながらも愛おしく、わざとらしく釣り上げていた口元を自然と和らげては、その最たるものであるとも言える相手にどこまでも穏やかな眼差しを向けて。快諾してくれた誘いのことも喩え話になぞらえれば、最後にはおどけて首を傾げ)
ま、慣れだ慣れ。……ん?ああもちろん元気元気、こないだ速記用の魔導具ペン5本目折り潰してたけどなティエン。あいつんとこに届けもんあったから、クゥートとはさっき入口で分かれた。迎えに来るまでは自由時間ってこと。
(目の前にいる皇帝その人はもちろん、軍のトップたる元帥もまた“らしくない”行動の多い人物であり、いちいち動揺していては身が持たないだろうと肩を竦め。続く自身の側近2名の様子を問う言葉になんでもないことのように答えを返すと、ここ暫く立て込んでいた諸々の影響を受けていないわけがない男にはそれこそ甘い物が必要だろうなどと思考を巡らせつつ、今頃帝都のタウンハウスに向かっているはずのもう一人の所在も説明して。そうしている内にも咀嚼を続け、ボリュームのあるサンドを僅か数口で平らげた次の間には卵が挟まったサンドに手を伸ばし)
そりゃ手軽さ求めてるわけだからそうなるだろ、むしろそーゆーもんでも食えるだけ御の字だ。厨房で直接って暇があればそれに越したこたぁないが……もうちょい落ち着いたら、今度時間作るか。……ん、こっちもうまいな。クリーム系のスープだったらあれ、トマト入れてるやつ食いたい。

** 投稿日時:2023.02.25 00:39 ** [ 編集 ]
[ 12 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

分かった。なるべく早く顔を出せるように予定を調整しよう。若手がしっかり育ってくれているのなら、本当に喜ばしい事だ。…カミークム、君の存在は我が国の柱だ。君が支えてくれていたからこそ、今日迄この国が歪むことなく続いてこれたのだと私は思う。そして君が居れば、未来もこの国の本質は変わらず、歪まず、続いてくれるだろう。しかし…。安心と同時に心配になるんだ。未来を守る責任を君に押し付けていないだろうか。いつか何もかもが嫌になった時、すべてを捨てて自由になるという道を、選択することが出来るのだろうか。…遠くない未来に永眠という逃げ道がある私は、重荷を全て君に任せて逃げる事と同義ではないだろうか。
(まだまだ未来の希望は潰えていないという若手の成長に喜ばし気に数度頷くが、若手の育成、そして永遠の別れとして見送るだろう相手、それがいつまで続くのだろうかという疑問と心配を胸にポロリとこぼす。見送るよりは当然見送られる方が良い。国を支えてくれる人がまだ生きているという安心感は、最後の時に希望となるだろう。しかしそれは自分に当てはまる事であり、相手はどうなのだろうか。幾度となく繰り返してきただろうことではあるが、常に見送る側というのは辛いのではないだろうかと)
ティエン…今度会う時には、甘味と一緒にペンも差し入れた方が良いかもしれないな。一点ものだと気軽に使えないかもしれないから、量産型が良いだろう。クゥートも仕事だったか。彼の護衛を振り切って出歩いているのではないなら、良かったよ。この後合流するなら1つ甘くないサンドイッチも持って行ってあげておくれ。…あぁ、残ったら、で構わないのだけど。
(ここにはいない友達の話に、簡単に想像することが出来れば労をねぎらい次回の差し入れのアイテムを考えつつ、甘味は手軽につまめる焼き菓子が良いだろうと考えをまとめる。もう一人いつも自由に出歩く相手に付き従っている友人には、振り切れられていなくてよかったなと思いながらも、身体を動かす職業の為沢山食べるだろうとおせっかいのおばちゃんの勢いでもってけもってけと)
…一度重箱で料理を詰め込んだことがあるのだが、あれは手軽に食べれるとは言い難かったからな。種類を増やすならばやはり食事の時間はしっかりとってもらわないといけない。トマトのスープか。それは、ベースにトマトが入っている奴が良いのかな?赤い色のスープというか。それともクリームベースで、トマトがトッピングで入っている物が良いのだろうか?
(手軽に食べられるものについてはまだまだ研究が必要かもしれないと、漠然と考えながらも、食べたいもののリクエストを受ければ頭は直ぐにそれの作成に切り替わった様子。何時作るかはさておいて、まずは相手の要望を聞き取ろうと質問を重ねて)

** 投稿日時:2023.02.25 08:56 ** [ 編集 ]

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