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[ 1 ] ◆ 城塞都市
** PC名:***** **

魔皇国との国境線上に位置する戦略的要衝。
機能性と頑丈さを最優先に築かれた高く分厚い、カーテンウォールと火兵射撃口を無数に備えた城壁とそれに沿う深い掘、保塁がぐるりと周囲を囲った円形の都市内へ渡る手段は北門と西門に各々掛かる大規模な跳ね橋ニ基のみ、と鉄壁の防衛能力を誇る。

領主である辺境伯邸並びに軍施設を中心に幾本にも放射状に伸びる道路は防衛上の観点から真っ直ぐなものは無くちょっとした迷路の如く入り組んでいて、初めて訪れた一般人は勿論、赴任したての軍人でさえも大抵は迷子になるとあって軍隊小噺のネタとしてよく使われるとか。
 

** 投稿日時:2022.03.04 22:28 ** [ 編集 ]
[ 2 ] ◆
** PC名:ヴィルヘルミナ・ファン・アーマンディ **

ありゃー……おつとめ、頑張っといでー──(久々に休暇が重なった事で同期達の駐在地たる此の地へと赴き彼彼女らと食事や茶を楽しみつつ旧交を暖めていたものの、緊急に確認を要する任が入ったと知らせに来た兵士の一報にて売られて行く仔牛宜しくとぼとぼとした足取りで軍施設へ戻る同期達の背を見送ったのがほぼ一時間前。単独とはなったも折角の休暇を満喫するべく、防衛要塞故に若干道幅が狭く、行き止まりにも時折突き当たる少々複雑な経路で入り組む通りが幾本とある為に敷地面積を大きく取れないという理由から小規模な店舗や露店商等を冷やかし半分で巡る散策を楽しんで。蒼髪や肌を撫で、身に纏う春の装いの裾を軽く揺らす風も随分と柔らかく暖かで自然と歩調も軽やかに、己同様何処か浮き足立ったかのように楽しげに行き交う雑踏の流れの一つとなっていたならちょっとした広場で行われている催しを認めて足を止め、其の、大きさを競うが如く太く長いパンを五本食べ切ったら綺麗な純白の皿が貰えるという帝国全土でお馴染みとなった祭りの賑やかし兼見物客の一人へと華麗や転身を図り、簡易的に設置されたステージに於いて噎せたり咳き込んだり顔を真っ赤にしつつ懸命にパンを口に詰め込む挑戦者達を眺めながら相好を崩して、何故か誰一人正解を当てる事が出来ないという此の奇祭めいた祭事の名称頭四文字を思い出そうと候補を幾つか口にするもしっくり来ないので首を捻り)──お、春のパン祭りだ。こっちでもやってるんだねぇ。確か〜〜山好き春のパン祭り、だっけ?あれ?ハバタキ?……何か、違うような気がする……。>入室

** 投稿日時:2022.03.09 00:34 ** [ 編集 ]
[ 3 ] ◆
** PC名:ヴィルヘルミナ・ファン・アーマンディ **

インザーギ?いやいや。あっ!もしかしたらアリャリャギ春のパン祭り?……うーん、やっぱ何か違うよーな。何かもやっとする。もやっと(首を捻る方向を左右交互に頻りに、眉間の皺を濃く刻み記憶を引っ張り出そうと試んで小さく呟きと唱え洩らすのは生粋の点取り屋さんを想起させる其れ、勿論しっくり来なくて口許もにょもにょ、次いで閃いたとばかりに候補を挙げるも其れも何だか噛み噛みな感じでやはりすっきりせず。そんなこんなで一人懊悩している間にパン食いチャレンジに成功者が出て、仮設ステージ中央で獲ったどー!と吠えつつ白いお皿のような見た目をした大きな盾を掲げる彼に惜しみ無い称賛の拍手を贈る見学者に倣って己もぱちぱちと両掌を、何故に皿では無く盾なのだろうかという疑問も新たに過るが土地柄的に賞品がアレンジされたのであろうと無理矢理納得した上で叩き鳴らして。わいわいがやがやと賑やかに和やかに解散の流れとなった周囲の観客の波に逆らわず再び歩き始めるは良いものの、未だに釈然とせず口をへの字に結んだ難しい顔をして特に目的も無くうろうろと通りを進んでいれば不意の一瞬、外套を頭迄被っている為に正体は殆んど窺えぬものの僅かにフードの下から覗く褐色肌の面貌下半分に喜悦を滲ませる長身の男性と擦れ違った瞬間濃密な、暴力を具現化して煮詰めたかの如く気配に充てられてびくっ、と身震い、強張る顔で頬や唇を戦慄かせて暫し、何者かと恐る恐る振り返っては既に姿を見失っていて背筋に走る氷を突っ込まれかのような感覚を頭を振るい振り払うと足早に其の場を離れて)>退室

** 投稿日時:2022.03.15 10:42 ** [ 編集 ]
[ 4 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(最初は護衛が居たはずなのだが、会議をしたり、視察をしたり、右往左往とするうちに、今現在独り。自分に分からない場所に誰かが居るのかもしれないが、そんな事を気にしている余裕はなく、カツカツと革靴の音を響かせながら入り組んだ路地裏を歩く。左手に1冊の本、その間に数枚の書類を挟んだものを持ち、ブローチは胸にあるが変装はしておらず、金の髪をそのまま風に靡かせて。視線は真っ直ぐ前を見ていてその足取りも迷いなく、目的地とその道順はしっかりと頭にある様子。しかしその顔色は悪く、それを薄い化粧で隠している。しかしあたりの暗さが助けて、その顔色を判断される事は無いだろう)
…この忙しさも、あと少し…だといいのだが。
(路地を曲がった場所、石と石の僅かな段差に少しだけバランスを崩せば、咄嗟に壁に手を当てて立ち止まる。少しだけその場で息を整えるように深呼吸して)>入室

** 投稿日時:2022.12.17 21:12 ** [ 編集 ]
[ 5 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(ふらついた足元、原因は分かっている。忙しい日々に徹夜が続き、睡眠不足に疲労が加わって根本的な健康が損なわれているのだ。食事こそ抜いたりはしていないものの、リンゴ1つとか、クッキー一欠片とか、質も量も足りているとは到底言えない。早めに抱えている仕事を片付けて、周囲に気づかれる前に体調を整えよう。そう決意すれば軽く頭を振ってからふたたび前を向いて歩き出して)>退室

** 投稿日時:2022.12.24 11:27 ** [ 編集 ]

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