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[ 1 ] ◆ 冒険者ギルド・要塞都市ルーグ支店
** PC名:***** **

土地柄、魔物などの出没も多く、適度に魔物を間引く依頼は常設と言っても良い程常にある。素材が軍事利用できるものもある事から、採取の状態によっては買取価格も良心的。

室内は広く、受付カウンター、依頼を張り出すクエストボード、素材買取カウンター等、必要な物は揃っている冒険者ギルドの支店。力だけが自慢の冒険者の為に、討伐対称を持ち込めば丁寧に解体してくれるサービスも。

食事処兼酒場が併設されており、依頼終わりの冒険者が酒を飲んで大騒ぎするのもいつもの事。ただ、軍関係者が多いこの場所では、大乱闘になる前に連行されることを皆知っているため、比較的平和と言えなくもない。

** 投稿日時:2022.04.24 10:06 ** [ 編集 ]
[ 2 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(日が完全に沈んだ夜の道を、革靴の音を響かせて歩く。街灯もあるうえ、さっぱりとした晴れた夜、星の輝きが足元を照らし、その歩みは迷いなく、しっかりしている。軍関係者が多いとはいえ、一人での行動には警戒が必要で、変装のブローチによって髪色は茶色に変えて、外套のほかに首元にマフラーのように薄い布を巻いて口元を隠している格好で冒険者ギルド前までやってきて、そのまま通過しようとしたときに、目の前に人が飛ばされるように飛び出してきて、思わず足を止める)
…なんだ?
(その人物を追いかけるように、冒険者らしい装備の者も飛び出してきて、2人は取っ組み合いの喧嘩になってしまったようだ。喧嘩は日常茶飯事とは聞いていたが、実際目にすると少々驚くどころではなかった。問題があるなら仲裁しなくては、と足を踏み出しかけたところで、すでに来ていたらしい軍関係者が追いかけるように出てきたので、様子をうかがうことにして耳を澄ませる。2人を強制的に離して口頭で注意、それでもなおも文句を言う2人を、引っ張っていってしまった。いったい何があったのか。このまま立ち去っても良いのだが、好奇心からギルドの中に足を踏み入れる)
…。
(入ったのだが。ギルド内も、ギルド内でてんやわんやになっていた。どうやら、依頼終わりでお酒の入った冒険者同士のいざこざにどういうわけか食事を提供する料理人が巻き込まれて負傷、数名抜けてしまったようで、オーダーが滞り騒ぎになっているようだ。というか、喧嘩の方に興味はないのだろうか?それとも通常運転すぎて、気にしていないのだろうか。良く分からないが、これは良い空気ではないと感じて)
…失礼。メニュー表を見せてくれませんか。…あぁ、オーダーではなく、料理に関係することなら、お手伝いが出来るかと思っ…え、ちょと。ひっぱらないでもらえると…!
(給仕の人に声をかけると、また怒られるのかと委縮されてしまったようで、作るだけなら出来るかもと言葉を続ければ救世主とばかりに引っ張られ厨房まで連れていかれてしまった。料理を作るのは好きだし、手伝うのはやぶさかではない。が、素性のしれない者をこうも簡単に招き入れて大丈夫か?と一抹の不安を抱えつつも、とりあえずは騒ぎを納めなくてはと外套は脱いでシャツにベスト姿になり、身軽になった後で作業に入る)
頑張りましょう。大丈夫、話を聞けばさほど重症ではなかったようではないですか。戻ってくるまでの短時間、乗り切れればいいんです。私も手伝いますから。
(控えめながらも、ちゃんとした声かけで、不安で涙目になっている唯一残った見習い料理人と名乗る人物に「鬨の声」をかけて気持ちを静め、その場の食材やメニューを確認。材料等から出来上がりや味付けは想像できるが、今までと全く別物として出来上がったら困るだろうと、自分は率先して下処理等を担当し、残っていた見習い料理人に味付けやらの最後の仕上げを任せる事に。少し落ち着いてくれば全体の様子を見て給仕にも手を出して、ホールと厨房を行ったり来たりし始めて)

>入室

** 投稿日時:2022.04.24 10:08 ** [ 編集 ]
[ 3 ] ◆
** PC名:コンスキウス **

(暗い青色のシクラス、埃除けのマントと共布のフードを深く被った格好はそれなりに財布の豊かな者の旅装で、端のテーブルに座した姿はこの辺りでは見ないもの。垣間見える口元が半ば焼け固まった強烈な特徴も相まって見間違いようはなく、先の乱闘騒動を無責任に煽っていた常連らしき者どもからの力量を押しはかる視線に気が付かないふりをしていて。適当に頼んだエールを運んできた給仕へ微かに頷き、忙しなく残りの料理を届けに歩き去る男の後ろ姿を二度見して。彼の髪の色こそ知らないものだが人間の成長速度を加味すると覚えのある少年の姿が浮かび上がって。なにより酒場の突き刺すような喧騒に混ざり、その青年からは見覚えのある声が感じられて。木製のジョッキとしばし睨み合った後、一口飲んでからジョッキとテーブルをぶつけて音を立てて。口元まで焼けたせいでかつてと比べて幾らかの不明瞭さを帯びた、しかし酒場の喧騒にかき消されない声と粗暴さで)おい、あんた。お前だよそこの茶髪の、…うんそうやっぱ注文!飯も食う!>入室

** 投稿日時:2022.04.29 02:43 ** [ 編集 ]
[ 4 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(慣れた様子でテーブルの間を動き回り、効率よく料理を配膳しながら、同時に注文を受け付けて、空いた席は次の客のために綺麗に片づける。そんな作業を流れるように、オーダーを受ける際にはメモも何もしないのに1つも抜けることなくその通りの物を提供していけば、料理人と提供者の人数が減って一時騒がしくなった食事処も、そんなことは些細な事とばかりにいつもの賑やかさに落ち着いていく。いつもはもっと閑散とするまで放置されるだろう床のゴミや、アルコール類ばかり頼みまくって、お客が居るが空いたグラスばかりになった机の上のものまで、厨房との行き来の合間に、ついでとばかりにこまめに回収、掃除をしていくため、普段より綺麗な空間となっているようだが、当の本人は全く気が付かずに己の割とハイなペースで仕事をこなし。そんな時に新たに注文の声がかけられると、気性の荒い冒険者たちがいる中では割と場違いなほど、落ち着いた声で返事をして)
…はい、ただいまお伺い…いたします…
(返事をしながら声がかけられた方に視線を向ければ、記憶に何かがヒットして思わず少しだけ返事の間が空いてしまう。見たことがある体躯な気がする。だが、外套を羽織っているし座っているため詳細は分からない。聞いたことのある声だった気がした。でも、魔皇国に近いこの土地と、周りの喧騒が勘違いさせたのかもしれない。期待して、勘違いだったら相手にも申し訳ないと一度小さく深呼吸してから、相手が座っているテーブルに近づいて)
お決まりですか?ご注文をどうぞ。

** 投稿日時:2022.04.29 08:07 ** [ 編集 ]
[ 5 ] ◆
** PC名:コンスキウス **

(四方八方から流れ込む声と思考は常と変わらず賑やかを越えて不快で、この場に限れば飢えの気配がないことが幸いだろうか。漫然と眺める限りかの給仕殿の仕事ぶりはやたら手際よくサービスも惜しみなく、そうして働けるのは奉仕精神が良く育っているからか、他に働き口があり今の行いがただの余興であるからか。茶色い髪の彼へ能力の焦点を合わせそうになるのを酒を飲んでごまかして。そうしてメモを持たずやってきた相手に適当なつまみの注文を伝え、席を離れる前に言葉を投げて引き留めて。かつてまみえたのはほんの十六年前のこと、けれどもそれは顔ごと目玉を焼き払い力の出力を底上げする前でもあって。感情と思考は完全な同一の声ではなく音でもなく、覚えはあれども確信に足りるものと言い難い。顔を覆い隠す頭巾をずらさぬまま未開封の紙巻き煙草を一箱テーブルの上に置き、タダで問いかけるケチではないと示し、答えを促して。面影のちらついたアイツは見返りがなくとも答えそうなものだが人間の成長速度はあまりに早く、思い浮かべる相手を見誤っていたならとんだ道化である、ゆえに人を探している風を装って)すぐ出てくるやつ、んー、ピクルスを一皿。…ところでお前。トールって名前に覚えはあるか?

** 投稿日時:2022.04.30 10:18 ** [ 編集 ]
[ 6 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

ピクルスを一皿、ですね。すぐお持ちしま…
(確認のために一度復唱してから、すぐに用意しようと足を半歩引いて戻ろうと身体の向きを変えかけるが、続けられた質問にはパッと勢いよくもう一度振り返って相手を見る。丁度直前に既視感を感じていたこともあり、思いだされるのは16年前を最後に会えなくなった友人で。懐かしい思い出と、楽しかった時間、そして本当に元気でいるだろうかという少しの不安が沸き起こると、自然と視線は相手から外れてベルセニア魔皇国の方へと向いてしまう。もちろん、今は室内で当然その国の事が見えるわけではないのだが。数秒の後すぐに視線を戻せば、テーブルに置かれた未開封の紙巻き煙草には気づいたが、特別重要な情報でもないと判断している様子で一瞥するにとどめ、懐かしさを思い出させてくれた相手にもしかして?という思いも抱きつつ、感謝と温かい気持ちをもって、ポーカーフェイスながら僅かに口元に笑みを浮かべて)
えぇ、覚えがあります。トール様。ただ、お客様が言う人物と、私が知る人物が、同じ方か分かりませんけれど。…料理、すぐにお持ちしますね。
(正直問い詰めたい気持ちもあるし、傍を離れるのは名残惜しい気もするが、勘違いでは申し訳ない。だからまずは確かめよう。幸い、相手が注文してくれたのはピクルス。野菜の酢漬けはお皿に盛ればすぐに提供が出来る。しかも、スティック状になっている野菜は手を加える事も難しくない。先ほど同様手際よく周囲を片づけつつ厨房に戻れば、常備されているピクルスを皿に決められた量取り分け手際よく飾り切りを施して、控えめながら花を数本皿に咲かせて相手のテーブルに戻り)
お待たせしました、ピクルスです。
(先ほどはテーブルを挟んで向かい合うように立っていたが今回は先ほどよりは傍に寄り、横から手元に近い場所に声をかけながら皿を置く。様子を窺っていたい気持ちもあるがジロジロ見るのも失礼だろう。皿を置いた後は一度真っすぐと姿勢を正せば、ありきたりなデザインながら伝えた事もあるブローチに気づくだろうか。怪しまれない程度にゆっくりと動き)

** 投稿日時:2022.04.30 13:28 ** [ 編集 ]
[ 7 ] ◆
** PC名:コンスキウス **

ふーん、なるほどね。(情報料として出した煙草に目もくれずに答え、おおむね肯定の返事に一言。周囲の喧騒に混ざって見える思考の声は拭えぬ疑いと懐かしさを示していて。人が多い分だけ読心術の精度は落ちるものの、言葉として発せられた声と合わせたならもう彼だと断じて良いだろう。ほんの十六年とはいえそれ以上に長く会わなかったように感じるのは激動の時があったからで、なぜだか生きながらえている事実を微かにわらって。そうこうする内に注文した品を持ってきたなら右手で頬杖をつき、幾らか顔を上げてやろう。頭巾の下でも室内灯を明瞭に反射する髪は老化ではない生まれついての濃さを持ち、無傷で見上げる目玉は鮮血の色。ようやく目に入ったブローチはかつて見た形のまま、それを捉えたならほほえみも向けて。ことんと置かれた皿から一輪、本物を愛でるように花を手にしたなら口を付けずにくるくると弄び)またずいぶん腕を上げたな。いま話せるか? レオ。

** 投稿日時:2022.05.01 13:13 ** [ 編集 ]
[ 8 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(様子を見るさまは内心恐る恐るといった感じであったが、相手から己の偽名が出てくれば、初対面ではないことは確定で。しかし己の記憶に瞬時にピタリとマッチする存在が無ければ、長い間会えなかった彼である可能性が高くなり。そして少し上がった顔、その隠れていた瞳が自分にも見えれば、疑惑が確信に変わるが、見覚えのある面影の中に、過去にはなかった傷を見止めれば会えなかった時間の長さを再度認識させられた気がして。それでも突然の再会に驚きと嬉しさからわずかばかり呆けてしまい)
…トール様?…本当に…あぁ、良かった。はい。今大丈夫で…は、ないです…
(話したいことがいっぱいあったと思うのに、いざ対面するとすべて飛んでしまったきがする。それでも無事を自分の目で確認することが出来て安堵が広がり、こちらも話をしたいと二つ返事で大丈夫だと言いかけるが、投げかけられるオーダーの声にハッとして、今の自分は飛び入りの人数合わせとはいえ店員であったと思いだして)
…いざこざの様子を見ていなかったので、本当の従業員の負傷具合が分からないのですが、残った人たちに聞いたところすぐに戻ってくるだろうと言われているんです。だから、すいません、もう少しだけお待ちいただけませんか?
(負傷して抜けた従業員が戻ってこないなんてことはおそらく無いだろう。だが、たとえそうなったとしても、残された正規の従業員で回せるように、今出来る仕事は急ピッチで終わらせてしまおうと内心で決意する。幸いピークは過ぎてきて、後は酒が入って出来上がってきた冒険者たちがつまみやアルコール類を追加する程度になりつつある。お役御免で解放されるのも近いだろうと判断するが、もし相手が忙しい身の上であればたとえ短時間といえど拘束は出来ないと、尋ねながら少しばかり首を傾け)

** 投稿日時:2022.05.01 20:53 ** [ 編集 ]
[ 9 ] ◆
** PC名:コンスキウス **

(花を愛でる最中するように、もしくは人違いではない確証を得られた安堵でため息を吐いて。少し見ない間にかつて見た彼の父の面影もある姿に成長していて、いやこの眉の形は祖父のほうだっけ? いつぞやの嫁御のほうか? 世代交代の早い人間の血族の見分け方は独特に難しく、覚える多くとほどほど似ているなどいう結論で思考をごまかして。呼び止めはできたがここの人手不足と人の入りが何か変わったわけではなく、からかうような言葉と共に手をひらひらと振って臨時給仕の役に戻るのを見送って。もちろん顔も定かでない男を観察するような視線は存在すれど、軽々しく話しかけてくる者はないだろう。ようやく花弁の一つに歯を立て、やはり良いのは形だけのつまみを咀嚼し。合間に飲み込む酒も多くの毒物を不本意かつ計画的に飲まされた体を酩酊に導くには足りず。周囲の声に漫然と目と耳を傾けて何か面白い話を探し、傍目には退屈そうに酒場が落ち着いて戻ってくるまで待とう)うん、よかった。お前も元気そうじゃん。……ふふっ、モテモテだね。いいけど、俺が他のやつにナンパされる前に戻ってこいよ。

** 投稿日時:2022.05.02 12:33 ** [ 編集 ]
[ 10 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

分かりました。すぐ、戻ります。
(からかいの言葉には、フッと小さく笑みをこぼしてから頷きと共に返事を返して身をひるがえし、仕事に戻っていく。そしてせっせと働きながら、相手が誰かに声をかけられる可能性は割と高いのでは?なんて考え、顔も隠してはいるが整っている方だと思うし、アルコールが入った血気盛んな冒険者たちが一方的に喧嘩を売る可能性だってあるかもしれない。今までと変わらない接客業務をこなしつつも、時折相手がいるテーブルの方をちらりとみて問題が起こっていないかを確認。そんなことをしつつも暫くすれば仕事内容は落ち着いていき、治療に出ていた従業員も戻ってきてようやく解放されて、裏に置いていた自分の荷物を片手に再び相手のテーブルに近づいて)
…お待たせしました。すいません、私が自由にできる厨房があれば、詫びに何か用意したのですが。…でも、手伝った礼に何か1品、料理の代金を持ってくれるそうですよ。何か食べたいものありますか?

** 投稿日時:2022.05.02 18:19 ** [ 編集 ]
[ 11 ] ◆
** PC名:コンスキウス **

(他の席に座るものどもが口にするのは魔物が大きく暴れたという話、雪が溶けてなお人手の集まりが悪い農村の話、街道の整備に警護に云々云々。言葉に出さない思惑まで集めたなら秘めたい事情も浮かび上がってくるもの。本来全て聞き流して当然の喧騒をより分け、見切る読心術の操作のために左目を閉じて開いて。その間おもむろにエールを口にする姿は酔っぱらいが眠くなっている姿が最も近くて。そういう姿も見られていたとはあんまり考えず、相手が席に戻って来たなら周囲への盗聴も止めよう。惜しんで食べる花のピクルスはほとんど減っていない代わり、ジョッキの方はすっかり空に。落ち着きを取り戻した厨房、彼の中にお人好しの一面が相変わらず存在していることに淡い笑みを向け、向かいの椅子を薦めて)ああ。……飯、俺に任せても代わりの酒しか頼まんぞ。自分の成果は自分で使ってやりな。

** 投稿日時:2022.05.03 12:51 ** [ 編集 ]
[ 12 ] ◆
** PC名:エルブレオ・リロイ・シュヴァルツ **

(給仕する傍ら視線を向けた相手の姿、ゆっくりとエールの器を傾ける様子には疲れているのだろうかという感想を胸の内に抱くが、お疲れですか?なんて野暮な質問を声にはしない。今はただ再会できた喜びを前面に押し出して、勧められるままに向かい合う位置の椅子に腰かけて)
…分かりました。では、2人でつまめるような物にしましょう。すいません店員さん、フルーツの盛り合わせを1つ。あと…トール様、飲み物の追加は必要ですか?
(こちらを気遣ってくれる相手の言葉には素直に感謝の意を示して、静かながら良く通る声で今度はこちらが店員を呼び止めればオーダーを口にしてから相手に飲み物のおかわりを確認して)
…さっき裏で確認しました。冒険者たちが納品しているのか、果物は新鮮なものが揃っていましたよ。野生の果実であるなら少々酸味が強いかもしれませんが、気になってしまって。…ふふっ、お付き合いください。

** 投稿日時:2022.05.03 18:35 ** [ 編集 ]

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