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[ 1 ] ◆ シュヴァルツ帝国・ベルセニア魔皇国国境 ルーグ近辺某所
** PC名:***** **

要塞都市ルーグ最寄りの国境線からシュヴァルツ帝国側に300m程進んだところに広がっている、名も無き荒野。

** 投稿日時:2022.10.27 13:01 ** [ 編集 ]
[ 2 ] ◆
** PC名:ラーラシェリーツァ・エセルハリス **

(シュヴァルツ帝国とベルセニア魔皇国との間に引かれた国境線まで約300m――最早、目と鼻の先と言ってしまっていい程の、様々な意味で細心の注意を要求される場所で緊迫した空気を肌に感じながら国境線上に隙間無く屹立する半透明の魔力障壁、その向こうに広がるベルセニア魔皇国の領土を見つめていると背後で作業をしていた兵の一人がこちらにやって来て声を掛けてきたので振り返り)

「……、……はい、分かりました。特に問題はありませんので、引き続きよろしくお願いします」

(作業の経過報告と不備の有無を確認してくる兵の話を一通り聞き終えると、一つ頷いて作業の継続を指示する。そして敬礼を行ってから持ち場に戻る兵の後ろ姿を視線で追いながら、彼の向かう先で行われている作業――今から一時間程前、ベルセニア側から一体の堕竜が魔力障壁をブチ抜いてこちらの領土を侵犯してきたとの緊急報告を受けて、国境警備強化の一環としてルーグを訪れていた自分が先陣を切って現場に向かい対象を討伐、暫く後に合流した五十名の兵からなるルーグ所属の一部隊によって現在は堕竜の死体の検分と処理、そして撤収の準備が並行して進められている――を眺め)

>入室

** 投稿日時:2022.10.27 13:01 ** [ 編集 ]
[ 3 ] ◆
** PC名:ラーラシェリーツァ・エセルハリス **

(今回、領土侵犯を行った堕竜は体長5m程度の成体一歩手前といった個体で、魔力障壁を強引に突き破る行為でかなり消耗していたこともあり、討伐自体は何ら手こずることなく三分もかからなかった。しかし『ミシュドガル戦役』の最中に各地で発生していた汚染魔力に侵されて変異した各種生物達が、戦後ベルセニア領内で交雑と繁殖を繰り返したことで新たなる種として定着した生物群の一種である堕竜の、知性と理性を喪失する代わりに大きく増した力は侮れるものではなく、絶命するその瞬間まで破壊と殺戮の衝動のままに暴れ狂ったことで周辺にもたらされた破壊の痕跡は、三分足らずの戦闘で生じたとは思えない程の規模で――ふと堕竜の暗く濁った双眸が頭をよぎり、目を伏せ嘆息を一つ。と、不意に背後から異音が鳴り響き反射的に振り返ると、魔力障壁の一枚に向こう側から体当たりを仕掛けている新たな堕竜の姿が目に入り)

「エセルハリス、以下甲より全隊員へ。現在進行中の全ての作業を中断し100m後退の後、甲が敵堕竜、以下乙を討伐して新たな指令を下すまで防御陣形にてその場で待機。また、甲が乙の討伐に失敗した場合は即座にルーグへと援軍要請を行い、援軍が到着するまで乙の足止めに専念。援軍による乙の討伐完了後は甲の指揮権をゴールドロア少佐、以下丙へと移行し、以後は丙の指揮下に入り作業を再開するように。
――復唱不要、返事不要。各員、速やかに行動を開始して下さい」

(再び現れた脅威に対して瞬間的に身構える隊員達に指令を下すと、彼らが動き始めるのを待たずに小走りで堕竜のほうへと進み始める。300m程度の距離、かつ遮蔽物無しというこの状況なら【帳ノ祓】を発動せずとも対象の姿形をつぶさに見て取れて――今度の個体は体長8m程度の成体であり、体当たりの一撃を受けた魔力障壁の軋み具合から先の個体を上回る力を持っていることが分かる――その危険度を正しく認識すれば、油断を排して戦闘の流れを思考しつつ100mほど進んだところで足を止め、同じタイミングで魔力障壁を砕いてこちらの領土に踏み込んできた堕竜を真っ直ぐに見据える。そして勝利に至る道筋の第一歩を踏み出す為に、魔力を籠めた拍手を打って大気を洗うような快音を辺りに響き渡らせながら、眼前に実体化した大弓【遍シ祝詞】を手に取ると、躊躇無くこちらを目掛けて突撃してくる堕竜の、その巨体と速度から生み出される震動や轟音を正面から受けても全く揺らぐことの無い視線と構えでもって、狙いを定め弦を引き絞り――)

>退室

** 投稿日時:2022.11.03 02:30 ** [ 編集 ]
[ 4 ] ◆
** PC名:リヴァイアサン・セラフィム **

(荒野でありながら、白衣にスラックス、革靴を履いた場違いな格好で静かに歩を進める。その手には、魔皇国で突発的な襲撃というちょっかいをかけられた際に返り討ちにした相手が持っていたライフルを持ち、構造を確かめるようにそれに視線を落としている。目は依然として黒い目隠しをしたままではあるが、しっかりと周囲は見えており。自分が今魔皇国を出てしまったことは把握しているが、暫くこちらで時間を潰してから戻ろうと考えているようで焦った様子はなく)

…ふむ。

(普段あまり使わない銃器、弾は弾倉内に3発を確認しているが、装填がされているなら4発は打てるという事だろう。それくらいの理解度で、使い慣れない銃器を、確かこんな感じだったと構えてみれば、銃口を少し遠くの枯れ木に向けて)
>入室

** 投稿日時:2024.02.24 16:33 ** [ 編集 ]
[ 5 ] ◆
** PC名:ヴィルフリート・ツー・ローゼンミュラー **

はぁ…ふぅ、やっと治まったか…。この依頼があって丁度良かった、わざわざ通院せずに済む。……ふむ、彼は…こんな地で医者が何をしているか…。もしや、この周辺で治療を施していたとか…どうするかね……
(シャツもボトムスも黒い服装(魔物の返り血が付着しているが黒いためか目立って見えることがない)を身に纏い装備している長銃と近接のアーマーリングを携えて、この周辺で暴れ農家にまで被害が及んでいるとされる魔物の駆除の依頼をこなしていたその途中、不定期に訪れる殺人的な衝動が込みあがりついでに他の魔物を狩っていったその帰り道。猪型の魔物を背中で背負って(後で解体して火で炙って食べるため)歩いていた所、約100mほどの距離で遠くに相手を見かけて銃の試し撃ちをしているだろうがあの恰好は紛れもない医者であると認識して疑問を感じてその場で止まって首を傾げ。相手がこれから発射するであろうその銃弾がこちらに跳躍して被害が及ぶなんてことは確率的にはないと考えそのまま通りすぎようと思っていたが、依頼をこなしていたその最中に、丁度利き手である左腕と指先を負傷していたことを思い出して。このくらいの傷や痛みは放っておいて2週間で治るが、もしこの周辺近辺で治療をしていたのならば、もちろんただではなくお金なら支払うとも思い相手とは後方で立ち止まり、滴れ流れる自らの血で道を描いて負傷している左腕を見て考えて)

>入室

** 投稿日時:2024.03.01 12:54 ** [ 編集 ]
[ 6 ] ◆
** PC名:リヴァイアサン・セラフィム **

(ふと漂ってきた血の香りに気づきつつも、引き金にかけた指を引けば乾いた音と共に問題なく銃弾が射出。しかし狙った筈の標準は、定めた枯れ木をかすりもせずに外れて後方の地面に着弾。それを見て銃口をおろして小首を傾げるも、大きく外れて明後日の方向にすっ飛んでいった訳でもないのだ。使い慣れていない武器ならこんなものかと自己完結してから相手の方を向いて)

黒い衣装。時代に左右されず、どのような場面でも活用できる。それにその汚れを想定していたなら、そのチョイスは正しい。

(遠目に相手を発見して単純に思っことを口に出したが、相手に語りかけると言うより思わず呟いた程度の声量で口からこぼれたため、聞こえなかったもしれない。少し前にチョッカイと言うなの襲撃をかけられたばかりだ、その仲間ともしれない。しかし、それなら担いでいる魔物は何なのだろうか。と、相手の素性がしれないために、持っていた銃を杖のようにカツンと地面に軽く打ち付けて、その場で立ったまま相手を見て)

** 投稿日時:2024.03.01 23:13 ** [ 編集 ]
[ 7 ] ◆
** PC名:ヴィルフリート・ツー・ローゼンミュラー **

…!後、数センチも近かったら……。
(放たれた銃弾と思える銃声の音を聞けば後方すぐ近くで土が盛りかえるような鈍い音を聞いて恐る恐る振り返っては地面に着弾しているかの様な銃痕を見つけて少し青ざめて。後、自分の距離が少し弾と近かったら後方のどこかの部位に被弾してさらなる怪我を負ってしまったのかもしれない…どういう訳かこちらに跳躍して届いてしまっていたのだろうか長く銃を扱っている身としてはその要因はさっぱりではあるが、一先ず怪我を負うことはないらしいと気持ちを落ち着かせて安堵して胸を撫で下ろし。ふと、顔を上げるなり相手と目が合ったのか(遠い距離にいるため、相手の呟きは聞こえはしなかった)、自らの素性を隠すなんてものはおかしな話だと感じて、ここは不審な所を与えないよう正直に自分の怪我や素性を明かすように遠くでも聞こえるような大声で説明して。片手で背負っている魔物を背負い直しては相手がいる方へと歩いて。先程までに使用していたアーマーリングの刃が突出していることに気づいて小さい動作で少し振るってはしまい込み。)
あぁ、どうも…。この辺で活動しているお医者様、ですか…?私はこの帝国出身の傭兵で、魔物駆除に当たっておりましたが、依頼をする最中に怪我をしてしまいまして…ちょっと診ていただけないでしょうか?今そちらに行きますので…

** 投稿日時:2024.03.02 09:17 ** [ 編集 ]
[ 8 ] ◆
** PC名:リヴァイアサン・セラフィム **

ふむ。…薬草は期待できないかもしれないな。

(投げかけられた言葉には考えるように小さい声を漏らすものの、依頼された治療行為については今現在は拒否する意思もない様子でその場で立ったまま相手を待つ。その間に、扱いなれていない武器は使いにくいとばかりに持っていた銃を足元にポイっと放り投げて、自分の所持品を確認。一応普通のハードケースのカバンは持ってきてはいるが、治療がそれで完了できるかはまた別物。包帯やメスや注射器の針などはあった気がするが、薬剤については現地調達になるかもしれないなと荒野で背の高い植物などが無い周囲を見渡して)

…先ほど負傷したと言ったが、自分で歩けているということは傷の程度は酷くはない、とみて問題ないのだろうか。

(本来ならば高額な対価を吹っ掛けるところなのだが、此処は自国ではなく、相手も自分の事を偶然居合わせた医者だと思っているなら、下手にこちらの正体を察することが出来る要素を与える必要はないだろうと、報酬の件は口にせずに)


** 投稿日時:2024.03.03 14:33 ** [ 編集 ]
[ 9 ] ◆
** PC名:ヴィルフリート・ツー・ローゼンミュラー **

お待たせしました。…診ていただければわかりますが、誤った防御姿勢をしてしまった故に魔物に腕を大きく斬られてしまって、指も割れるような感じで裂傷を負ってしまいまして…。包帯と軽い傷薬で構いません。もし、診察料が徴収されるのでしたら…あなたが考える金額で良い、支払わせてください…
(相手と話せる距離まで近づけばドサリと猪型魔物を下す様に地面に転がして置いて。左手側の服の袖を関節部分まで捲り上げて怪我をしてしまったその経緯までを説明し。前腕に大きい斬られた痕の様なもの、猪の様な魔物に鋭利な牙で抉られてしまったのだろう…そして中指に装着しているアーマーリングを外して手の平を見せる様にして。腕と一緒な様子でぱっくりと縦に割れている様でそこから腕と同様に出血をしており。腕や指先を覆う包帯や簡単な傷薬さえあれば、後は自分の治癒力で何とかなるらしく。診察は勿論無料ではないと考えるが、具体的な計算方法はよく分からないため相手がどの様な立場で活躍する医者かは知らないが治療費がかかるなら支払うつもりではあると言い)

** 投稿日時:2024.03.03 17:57 ** [ 編集 ]
[ 10 ] ◆
** PC名:リヴァイアサン・セラフィム **

提示させる前に、言い値で払うと言い出すとは。余程稼いでいるとみえる。

(怪我をしたというのだからと、歩いてくる様子を直立したまま観察。足の運び、歩調のリズム、歩く際にどこかを庇っているか否か。と簡単に視診するが、多少の癖はあるかもしれないが不調による不安定さはその歩みからは認められずに。そして傍に来た相手が自身の負傷箇所を申告すると視線を幹部に落としてスッと手を伸ばす。軽口を叩きながら血で汚れるのも構わずに、相手が振りほどかなければその手を取って、ガバっと袖をまくって幹部を剥き出しにしようとして)

** 投稿日時:2024.03.04 22:52 ** [ 編集 ]
[ 11 ] ◆
** PC名:ヴィルフリート・ツー・ローゼンミュラー **

医療よりも、金…か?まぁ、技術は別として自らの欲を開示するのは、交渉の場においてはおすすめしませんが…
(相手の呟きに対して一瞬ではあるが表情を歪ませるが何事も争わずに済みたいがために医療技術は別として金銭に目が眩んでいるようでは如何せんこの人に治療を施してもらうことが間違っていたのだろうかと疑問を過らせてしまうが、一先ずに診てもらうために抵抗はせず腕や手元を差し出して)

** 投稿日時:2024.03.05 19:35 ** [ 編集 ]
[ 12 ] ◆
** PC名:リヴァイアサン・セラフィム **

……フッ。

(こちらをある意味で心配するような相手の言葉に思わず首を傾げかけて、先程の自分の発言かと思いつく。土地がらなのか金を稼いでもすぐに使ってしまうようなその日暮らしのものが多く、相手もそのような輩なのかと思っていたがゆえの、貯金してるんだなぁという純粋な感想だったのだが、金にがめつい卑しい奴と侮ってくれるならそのままでも良いだろう。土地勘もない場所だし、己が得意とする水場でもない。スピードだってあまり無いのだ、これくらい用心しても悪くはない。過去に見た蛮人の野性味あふれる薄ら笑いを思い出しつつ、相手の言葉を笑い飛ばして見せるが、口の端を歪めただけの小さな笑みは相手にどう捉えられているかは全くわからず。そのままで抵抗されないとわかると患部を剥き出しにして、空いてる手で目隠しを少しずらして片目だけ顕にし、傷口を観察。パックリ割れた傷口は、鋭利と言えど獣の牙、刃物ほどスッパリと綺麗な切り口でないことを確認してから神経系や骨の異常を確認して、視線を患部に落としながら口を開き)

…神経に傷は無いようだ。傷の影響で痺れているかもしれないが、動かせない箇所は無いだろう?…ならば、今この場で取れる治療は2通り。このまま止血のみを施して後は自身の治癒能力に任せるか、傷口を縫合して数日で治すか、だ。止血の場合は消毒時に痛むだろうがそれだけだろう。縫合の場合は麻酔を持ち合わせていない故、相当に痛むだろうが完治も早い。どちらにする?…どちらを選ぶにせよ、この後に傷による発熱は来るだろう。解熱剤は持ち合わせがない。薬草を摘めれば調合出来るが…ふむ、今する話ではないな。

** 投稿日時:2024.03.05 23:24 ** [ 編集 ]

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