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[ 1 ] ◆ 都市中央部・裏路地
** PC名:***** **

無数にある細い路地のひとつ。生臭い頭陀袋、スクラップの山、鉄の扉などが置かれ、昼も夜も薄暗く、陰気な場所。きな臭い取引や私刑が行われるなど、いつ何が起こっても不思議ではない治安状況で、悲鳴が聞こえたり死体が落ちていても素知らぬ顔である。

** 投稿日時:2023.09.22 08:39 ** [ 編集 ]
[ 15 ] ◆
** PC名:ノア・ディソナンス **

ふふ、流石に驚くなは冗談です。どんな話をしましょうか……ああ、兄様の事とこの国の歴史でしたっけ。話す前に一つだけ…好奇心は猫を殺すという言葉がありますよね。ーーその命が惜しいと少しでも思うのならお口にチャックをして身の振り方に気を付けないとーー殺されちゃいますよ?(三人目の従者の女性は笑顔を浮かべて問題無いと緩く首を振るに留めた反応で答えて二階に上がってからは客間の箪笥から真新しい衣服を取り出し、己は書斎の方へ行くと新たな使い魔てある大蝙蝠を喚ぶと肩に留まる個体と繋げてから階下に飛ばしてスピーカーの代わりにして主の言葉を再生させて他愛ない「世間話」の継続を選ぶも本題へ入るまえにと声音は低く詮索が過ぎると身を滅ぼすぞとの脅しと牽制の意味を含む忠告の言葉をあくまで弟の立場で明るく無邪気に告げて本棚から子供向けの歴史書を敢えて数冊引き抜き合流した従者に手渡し部屋を出て階段を降りながらお互いの手札は出し切っていない状況で探られて困る情報は無いが視覚以外での方法も持っていたとしたら面倒と肩の蝙蝠を撫で。そんな主人に監視を命じられた黒豹達はソファまでの誘導が終わると妹の方は傍に座り込み改めて相手の匂いを確かめるように鼻を動かして見上げて姉は自分が居なくとも問題無いと判断して飲み物の台所がある方へ消えていき)ご、ごめんなさい。僕はあまり屋敷から出た事が無いせいか人付き合いが下手で。でも、お兄さんは大丈夫です!ちょっとチャラそうに見え……あっ、じ…じゃくて、その…そう!気安い感じで話しやすいです!(黒豹と入れ替わる形で居間に戻ると窓枠にぶら下がる使い魔との接続を指を鳴らして切ると同時に召喚の解除も行ない、ソファの方へ歩み寄り監視の命をやり遂げた妹が唸る声に視線を移動させ己を探る動きは確認しなかった事を察しテーブルを挟んだ向かい側に腰掛けて対峙してみた感想を述べようとして慌てて別の言葉で訂正し、荷物を抱えた従者は歴史書を置いてから相手の元に真新しい衣服を差し出し「こちらをどうぞ。湯浴みの準備も整っておりますが、如何なさいますか?」と問い掛け)

** 投稿日時:2023.11.08 16:48 ** [ 編集 ]
[ 16 ] ◆
** PC名:アレイシア・スピカ・フォルテラ **

…あぁ、御免なさい。詮索しているように聞こえました?僕…ただ、何でこんなに警戒されてんのか知りたいだけなんですよ。君の兄貴の事は…言う言わないは君に任せたし…なんか、悪い。訊いちゃマズい事だったら、君の好みのタイプの話に変更でも全然嬉しいんですけど……
(相手の気配はそこに無い筈だが、明瞭に聞こえてくる相手の声のカラクリを知る術はなく。そこから明らかな牽制と取れる前置きを受け取れば、少々慌てた様子で口元に片手を置き、改めて詮索の意思が無い理由付けと併せて話題の選択権はあくまで相手側に委ねている事を念押し。此処に腰掛けている今なお警戒されている自覚を誤魔化す事なく理由に組み込み、眉尻を下げながら両手を挙げてヘラリと笑っていると、相手と傍に居たその相棒の気配が入れ替わる動きを察知。明確に気配と声が一致した向かいへ擬似的に視線を定め)
ううん、それなら良かった。コレすら"ハイエルフだから"って理由だったら弱ったなぁと思ってさ……ところで、チャラそうって言った?──っと…あー、わざわざすみません。でも本当、見るに耐えないとかじゃなければお構いなくー…なんですケド…どうかな、結構ヒドい?
(調子の良い笑いを続行したまま、人差し指で頬を掻いてあっけらかんと語る口が徐々に潜み、指の動作も止めては相手が訂正する前の表現を悪戯に拾い上げて囁くように尋ね。そこに差し出される女性の声に向けば掌を見せて遠慮の意思を示しながらも、己の様相の程度を女性と相手へ、身を捩って汚れ具合を見せながら…或いは、丸腰を示しながら、問うてみて)

** 投稿日時:2023.11.11 08:08 ** [ 編集 ]
[ 17 ] ◆
** PC名:ノア・ディソナンス **

いえ、こちらこそ申し訳ありません。常日頃から周囲の者には警戒するよう言われていたものですから……僕の兄は“六魔将 ノア・ディソナンス”なんです。因みに僕の名前はネロと言います(柔らかなソファに身体を深く預けたまま肩に大人しく鎮座する使い魔の蝙蝠の顎下を指先で擽り遊ぶ手を止めて謝罪されると微かな吐息を漏らし事実を知らぬ相手に対しての脅しは必要無かったかと首を緩く振り素直に非を認めると過保護とも言える兄の忠告だったとして本来の肩書きと共に自身の名前をいつか読んだ物語の登場人物のそれを名乗ると指を再度鳴らすなり妹の黒豹も立ち上がり主人の元に戻ると言うように小さな唸り声を上げて傍を離れ、種族という狭い視野で物事や他者を判断する真似は好まないと断言していると先程の訂正した筈の言葉を持ち出されてしまうと少年らしく焦ったように視線を僅かに逸らして記憶にございませんと知らぬ振りを行えば相手近くに控える女性の従者に軽い咳払いで咎められ肩を竦めて足を組む形に座り直してはそんな主人を横目に確認し丸腰だと言わんばかりの身振りに頭から爪先まで確認した従者は控えめに「ええ、まあ…少し」と苦笑を浮かべる姿に浴びるか否かの最終的な決断は相手に委ね己は滞在予定について問い掛け)他国で過ごす事もありますし、僕や彼女達は種族単位で判断する愚かな真似はしませんよ。………な、何のことです?そんな事言ったかなぁ。まあ、路地での鬼ごっこで汚れてはいると思いますけど…あの、お兄さんってどのくらいこの国に滞在する予定なんですか?

** 投稿日時:2023.11.14 17:27 ** [ 編集 ]
[ 18 ] ◆
** PC名:アレイシア・スピカ・フォルテラ **

…無垢な黒。良い名前ですね。六魔将と言えば…リエルエンちゃんによろしく伝えといてください、また会いたがってたって。一緒にゴハン食べた仲なんです。…とは言え、弟君にあまり気安く迫るのもアレですかね、…ディソナンス殿。
(相手の兄が語ったという警戒に、一瞬物言いたげに耳を揺らしたが、それ以上の言及はせず。相手の名から、最早曖昧になってしまった色の記憶の中で先程視界を借りた際に見た相棒の毛色をなんとか連想すれば、小さく唸り声を上げていたその方角へ瞳を動かし微笑んで。相手の語る兄と同じ肩書を持った知己の女性を挙げ、友人との再会を願うが如く調子良く関係性を語るが、正面の相手に兄の存在を思えば、呼称してみるのは一線引いた呼び名でありながら、奇しくも相手の素性のベールを包含している事実など、当然意図する筈も無く)
……えぇ、ええ。だからこそ僕はアナタを口説いて教えてくれと乞うているのです。種族単位で判断しないのは…実際の所、少数派でしょう?僕を歓迎していない方がこの国ではマジョリティだって事ぐらい、流石に察しています。しかし、その理由は誰も語ってくれず……改めて訊きますが…如何してでしょう?
(相手の断言に頷きながら強めていく口調で、連綿と暗黙の了解の様に続いてきたハイエルフと魔族間の認識を「相手の口から言わせる」事に狙いがある事を緩やかに透かしていき。柔和に微笑むまま首を傾げつつも、意思を蓄えた声で問うのは、相手が答えを語るか知らぬと避けるか、はたまた地雷だと攻撃行動に出るか…この先の相手の出方が何であれ、それを相手の答と見做します。という、相手を貴族と判断したからこそ行った、プライドに仕掛けたやり方で。
己のイジりに少々乱れた相手の様子にはクスリと笑みを零しつつも、汚れの指摘には驚きましたと言わんばかりに眉を持ち上げ)
……え"、マジか。…納得出来る答が見付かるまで、って考えてました。その質問の意図、お伺いしても?

** 投稿日時:2023.11.17 07:09 ** [ 編集 ]
[ 19 ] ◆
** PC名:ノア・ディソナンス **

有り難うございます。彼女と…?それなら僕のあの態度は失礼でしたよね…。いえ、ネロと呼んで下さい。僕は弟でしかなく、兄様のように偉くもないですし(微かでも特徴的な両耳が揺れる様を視界は捉えるも特に言及は無く戻って来た妹が体躯を小さめに調整してソファへ飛び乗るとその脇へ両手を差し込んで持ち上げて膝に乗せ黒く艷やかな毛並みに掌を添え礼を告げたところで同胞の名前が出てくるとは想定外だと舌打ちをしたい気持ちを堪えて先程の脅しに対し申し訳無さそうに瞼を伏せ、あくまで自身は何も肩書きを持たぬ弟として一線を引こうとする相手を留めて紅い眸を再び晒しながら徐ろに机上にある歴史書を手に取り。子供向けらしく専門的な用語も無い文字の羅列を紙が擦れる音を伴わせてゆっくりと頁を一枚ずつ捲り、魔皇帝の力を封じんとする聖女達の戦いを描かれているらしい挿絵がある所で手を止めてその最中に紡がれていた言葉に意図を透けさせて己が答えを言わざるを得ない状況へ流れを誘導した相手に敵国の王子だとは知らず自身の部下として勧誘したい気持ちを抑えるように手の中の書物を音を立てて閉じ)……成る程。お兄さんにとって答えそのものが重要ではなく、最初から“魔族の僕が答えたという事実”が欲しかったんですね。んーー、魔族がハイエルフを嫌う一番の理由は“気に食わない”とか…後は陛下の御力を奪った聖女様がハイエルフだったからとかになるのかなぁ…多分(歴史書はソファの空いている場所へ乱雑な所作で投げ捨て少年らしからぬ愉快だと言わんばかりに低く喉を鳴らして笑いその挑発めいた言葉の真意を敢えて口に出して指摘し、軽く咳払いを行ってから次の瞬間には間延びした声を上げて当たり障りの無い返答もまた自信が無い体を装う主人に命じられて用意した服を持ったままの従者は肘掛けに置いて「どうぞお使い下さい」と言い残して台所へ向かい)マジです。え?意図も何も泊まる所とか確保してあるのか気になっただけですよ。べ、別にお兄さんに此処に泊まってもらって外のお話とかもっと聞きたいなんて思ってませんから…っ!(あの路地で汚れない方が難しいと大きく頷き己の失態を笑う相手から滞在場所への問い掛けに対する反応に拗ねたような口調で答えると同時に絶賛猫被り演技中の兄に堪えられなくなり思わず茨型の腕輪に擬態した大鎌の意思とも言える妹が内側の棘を伸ばし)

** 投稿日時:2023.11.21 14:03 ** [ 編集 ]
[ 20 ] ◆
** PC名:アレイシア・スピカ・フォルテラ **

……まさか。勿論アナタ方の口から聞かなければ事実もクソも無いとは思ってましたけど、答えそのものも当然欲してました。僕としてもお訊きする以上、想定解をあれこれと考えてみたんですが…2択まで行き着き、その先をどうしても詰めることが出来なかった。だから…ふふ、君の言葉でお聞きできて良かったよ、感謝します。…けれど、正直…少し意外な答。…どんな方なんですか?魔皇帝陛下って。
(歴史書が相手の手元に落ち着けば、その中身への興味は強く、すかさず【視界共有】で相手の視野を借りてはその字列を追い。客観的に見れば一点を見詰めたまま静止し、時折眉を寄せて苦悶を色を浮かべるような様だったであろうが、借りている視野が己へと移行する動きがあれば、ニコリとその表情を和らげて見せた筈で。軈て、頁が肝所に差し掛かった挿絵を表したところで書物が閉じられると己も視界の共有を終了し。緩慢に目を伏せて相手の回答を聞き入りながら口元には冷え冷えと笑みが張り付き始め、そして、2本の指を持ち上げてはその1本を折り畳む動作を見せて納得しましたといった様子で満足がに頷きつつも、冊子や語りの内容に目新しい情報が無かったことも事実。ふと擡げた興味をそのまま相手へ、首を傾げて問うてみて。
着替えを残して身を翻した女性へは軽く会釈をしつつ、相手の調子に肩を揺らしながらも、相手が口にした魅力的な誘いに対して先程の回答を引き合いに、相手が預かる裁量を確認するように眉尻を下げて。棘の動きには現状気付かぬまま、相手自身のこれまでの発言から客観的事実を挙げ連ね、これにYESと答えてしまえば相手は「ただの無力な弟」にはならないだろう問いを提起する表情は少々悪戯に笑っていて)
あっはは、そいつは嬉しい。僕としても何夜でも過ごしたい気持ちだが…君だって"外"で過ごすと言っていたじゃないですか。僕が語れる世界の視野は、君の見聞録よりずっと粗末でしょう。……それに、ネロ…君は兄貴から警戒を言い付けられていたと言ったが…僕をこうして招き入れるのは許容範囲内かい?更に、君の語ってくれたハイエルフの所感に準ずるならば…こんなの、ディソナンス家の醜聞にだってなりかねない。超嬉しいなーと思いながら、僕ちょっと心配しているんですけど…ふふ、その辺は"君"を信じれば問題ないの?

** 投稿日時:2023.11.23 19:34 ** [ 編集 ]
[ 21 ] ◆
** PC名:ノア・ディソナンス **

そうですか。あくまで一魔族の意見ですから他の人に聞いたら別の回答を…おや、意外とは?陛下ですか…僕はまだお会いした事はないので幼い頃も知る兄様曰く自信家な方だと聞いた事はあります。…あの、僕からも質問してもいいですか?(己には歴史書を捲るだけの行為が相手にとって魔術を行使してでも得たい程の価値があるとは思わず傍らで然りげ無く主人が連れ帰った客人の様子を警戒するように妹の黒豹は一点に集中していた視線が再び交わると小さく唸り声を漏らし長い尾でソファを叩くのを視界の端で捉えるも自身は知らぬ振りを行い、すんなりと納得した様子に僅かばかり眉根を寄せて推奨こそ出来ないが他の対話する意思があるか魔族の中でも穏やかな気質の者ならばとしたところで疑問符が浮かぶままに不思議そうな表情を浮かべ魔皇帝については隠す必要は無いだろうと判断し素直に語りながら今度は己の番だと遠慮がちに問い掛け。去って行った彼女が準備を手伝い戻るまで大して時間は掛からないだろうと予測し黒豹を抱き上げて拗ねた風は止めて先程の反応は失態だとばかりに艷やのある毛並みに顔を埋め、己がその兄である事を知らぬ故の探るような言葉には弟としてどう答えるべきか思案を巡らせ魔皇国におけるディソナンス家に関する語っても問題無い部分を説明し隠れ家も名義は自分や妹ではない別の者だから滞在は可能としたものの無断で客を招いた事を怖がる弟を演じ、皮膚の薄い部分に突き刺さった棘が引き抜かれる衝撃はあれど痛みは感じず平然と薄く滲む血は重力に従わず手首に留まり黒豹が舌で舐め取ると傷は痕も残さず瞬時に治り腕輪に擬態していた妹は相手の目が見えない事を確かめるべく手首から机に飛び移った茨が尺取り虫のように動き始め)…僕だってまだまだ知らない事ばかりですし、自分とは異なる視点での“外の世界”の話は興味深いと思いませんか?……ふふ、僕達を見てディソナンス家の者だと分かる者は居ませんよ。兄様が当主となって以降、表舞台には立っていないので顔は売れてないんですよね。あ、聞いた事ありません?滅多に姿を見せない六魔将が居るって。だから問題は……あ、でも兄様にバレたら怒られちゃうかもしれないからお兄さんの事は内緒にしておけば大丈夫、です!……多分。

** 投稿日時:2023.11.29 21:09 ** [ 編集 ]
[ 22 ] ◆
** PC名:アレイシア・スピカ・フォルテラ **

──いいえ、充分です。
…僕がその立場なら、違う方法を取ったかな、と思っただけです。…なぁに、所詮民草の私感です。下々には分からない事情も有るのでしょう…し、自信…そう…、……ん?何だろう。他個体の話は嫉妬しちゃうよ?僕。
(相手から得た回答で満足していると言わんばかりにぴしゃりと言い重ね、薄く笑みを張り付けて目を伏せてみて。そのまま魔皇帝の人物像を考察しながら、思考の一部を吐き出す形で答えるも当たり障りなく取り繕う様子を見せ。再び人差し指を口元に思案に耽るが、恐る恐るといった様子で疑問を呈そうとする相手に意識を引き戻して再び擬似的に瞳を向けては、首を傾げて先の戯れを繰り返して悪戯に笑ってみて)
……成程、少し僕とは懸念のポイントが異なるらしい。これも「自分とは異なる視点での"外の世界"」か。…ふふ、確かに愉しいね。僕はなかなか上を見ないで歩くみたいでさ、御家の事に限らず、天上人というものにどうも関心が無く……──Hi,pal…君も元気そうで何よりだ。
(相手が演じ語る答は、己がつつこうとした点とは差異のあるもので。政治盤面であればどちらかが信用を失うまで詰めたくなってしまう所、相手の前に再び口元に指を添えて語られた表現を取り上げては同調する形で微笑むに留めて戯れ。六魔将の知識の浅薄さを語る最中、己に距離を詰めてくる卓上の「何か」へ、焦点を移し。語っていた最中に知覚していた血の匂い、人とは異なる生物の舌音、その匂いが薄まる瞬間、何かがのたうつ音。視覚を補う他器官が鋭敏にそれらを捉え、多細胞生物とも思い難いその姿を視認する事こそ叶わないが、卓上で移動を開始した様子は言及すべきかと判断しては、敢えて親しみを込めた声掛けで話題に取り上げようと)

** 投稿日時:2023.12.01 21:00 ** [ 編集 ]
[ 23 ] ◆
** PC名:ノア・ディソナンス **

お上の事情を汲むより日々の生活の糧を得る事の方が重要という事なんでしょう。あ、いえ…お兄さんの名前を聞いてなかったなと思ったのとーー…フォルテラの今の【聖女様】ってどんな人なのかなぁって。確か…お披露目は無かったんですよね?(断言にも等しい言葉の重ね方に深紅の双眸を軽く見開き幾度か瞬くと外見通りの少年らしい笑顔に変化させて国民が重要視している事はとても単純で明快なものとして語り以降は相手が先程まで望んでいたであろう質問の返答は終了と言外に告げ、出逢った当初と変わらず話題の矛先を自身へ向けさせる意図の言動は敢えて無視を行い魔皇帝から奪った力を封じる聖女に関する問い掛けは無邪気な子供の好奇心からくるものに見えるよう装いながら反応を窺い。妹の黒豹を膝上に降ろしてやり顎下を指の背で擽るように撫でていれば姉と衣服を託した女性の従者がある農園の人気商品の一つでもあるドライフルーツを盛った皿とティーポットとカップ等が乗った盆を持ち戻る姿に視線を一度だけ離し、机の上で蠢く茨が相手の目の前に到達すると同時に声を掛けられる可能性を考えてはいたもののいざそうされると思わず全身をピンと伸ばして全停止すると兄の脳内へ直接「お兄様、助けて!」と上から目線での救援要請に自業自得と窘めてから人差し指の爪を鋭く尖らせて手首を躊躇わず浅く傷付け滲んだ血を細い糸に変化させて茨に巻き付けては先に非礼を詫び)兄様は怒ると怖いんですもん。当家(ウチ)への醜聞より僕はそっちが気になり……すみません、驚いたでしょう?この子は僕の使い魔というか…ペットみたいなものなんです。ダメだろ、お客様に迷惑掛けちゃ(そんな遣り取りがされる中で着々と各自の目の前に皿と温かいタオル地のお手拭きや紅茶が注がれたカップ等が従者により置かれていく手際の良さに小声で労い、己の血によって作られた糸を軽く引いて茨を手元まで呼び戻しては視覚以外の状況が把握できる事を確認し微笑みながら人前故に声色は優しいものの糸で強く締め上げ)

** 投稿日時:2023.12.05 23:30 ** [ 編集 ]
[ 24 ] ◆
** PC名:アレイシア・スピカ・フォルテラ **

…ひっどいなぁ。結構嫉妬心つついて煽りたくなるタイプ?……ふふ、この辺で仲良くなった皆はアレスって呼んでくれます。で、後者の方は…お披露目は一応済んでいるんですよ。なので、実際に対面した方々のお声が最も真実に近いかと。人となりについては……お生憎様。
(己の牽制を超えて投げかけられた問いに目を眇めて露骨に不愉快な表情を作りながらも調子は軽薄に、自身の名から最も凡庸な愛称を取り上げて。以前にあった秋の祝祭を顔見せと位置付けながら…尤も、己は猛反対した行事だった上に、不誠実な姿勢で現場にも居合わせなかった訳だが。最近登城を果たしたらしい当該の人物についてよく知りませんと肩を竦めるのは、血の繋がりこそあるが接触が極めて少ない天上人故に着地点は事実に等しいもので、苦笑いを見せながらそれ以上は勘弁してといった具合に目を伏せ。随分と近い位置まで歩み寄ってきた一方で、声を掛けられたくはなかったのだろうか、動きを停止して相手に撤収されていく「何か」に愉快げに喉を鳴らしながら、テーブルの中央あたりまで、戯れに指を伸ばして誘いかけるように)
…あっはは、全然。実に賑やかなお宅で愉しいよ。どうだい?握手でもしてみる?───…ふふ、僕に興味持ってくれるのは嬉しい。僕「動物」っつーか…「そういう類」のに異様に嫌われるタチでね!
(目の前のやり取りを、聴覚に収まる範囲の情報でほのぼのと愉しむ一方で、これだけの数が居る空間、己の中で明確に動揺が走った事が一人ぐらいには悟られてしまうかも知れない。それは、己の鋭敏な聴覚でなんとか捉えられた、外のまだ距離もありそうな場所で鳴る四足歩行の足音。嗅覚で己を辿って居るのだろうか、己の直参下のカーバンクルが明らかに此方を目指している気配を察したからで。──何故こんな所に居る?動揺に僅かに指先と耳殻を揺らした後、自虐的冗談を纏い声量を足して語るのは、外の彼へ「それ以上近付くな」という牽制を掛けてみた意図も有ったが、それは己の挙動が不自然になる賭け。神経を一旦聴覚に集中しながら、誰かが外へ窺う様子があれば、それより先に席を立つつもりで)

** 投稿日時:2023.12.13 21:14 ** [ 編集 ]
[ 25 ] ◆
** PC名:ノア・ディソナンス **

ふふ、そうかもしれません。あれ、結構男らしい響きで…失礼。……成る程、交友関係の広そうなお兄さんでも会った事は無いんだ。本当にどんな人なんだろう…聖女なんて言うからにはさぞ“清く美しい”のでしょうねぇ(態と踏み抜いた地雷は作り物にも見えていた笑みから不愉快という感情で顔を歪ませる様にもう少し踏み込んで本性を暴いてみたい欲はあれど敢えてやる必要性を今のところは感じず視界に捉えるも双眸を眇める程度で軽薄な言動での問には否定はせず小さく笑い、本名とも思えぬそれを信じた風の感想を述べておき本題である相手と聖女との面識に関しては語られた通りか否かの判断はつかず保留にするしかなく後に語られる内容は出回っている以上の情報は得られず残念そうにしては従者から受け取ったカップで緩く孤を描いている唇を隠して封印の聖女には哀れみとフォルテラ聖王国に対する皮肉を零し。制止をする前に行動した尺取り虫もとい実妹を縛り上げる血液の糸は緩めないまま釣り上げられた魚の如く跳ねて抵抗する茨が誘うような指の動きに兄が駄目ならばと振り子の要領で揺れると同時、カーバンクルが制止した位置は偶然にも空き巣対策として従者が使い魔を潜ませている範囲のギリギリ外で感知には至らず二匹の黒豹も姉妹で大人しく己の傍に控えていて急に語気を強める様子を怪訝に思うものの特に触れずカップの中身を一気に飲み干して机に置き)そう言ってもらえると助かります。コラ、逃げようとしない。意外ですね?寧ろ懐かれやすそうなのに(従者から「ご歓談中に失礼します。坊ちゃま、お兄様が呼んでいらっしゃいます」と次の予定がある事を告げられるとドライフルーツに伸ばした手を引き、眉尻を下げて申し訳無さそうに兄の呼び出しという理由を作って立ち上がり明らかに動揺を見せた相手へ宿泊を勧めたものの帰国の選択をした場合の移動手段は提供すると約束し玄関ではなく己の血により施錠された地下の隠し部屋にある一族の魔術師が張った魔法陣から屋敷へ移動すべく相手へ頭を下げてから二匹の黒豹に加え茨の処遇についてはお仕置きとばかりに吊るした状態で共に居間から出て階段を降りて行き)…すみません、少し屋敷に戻ります。彼女を此処に待機させますからこの家は自由に使って下さい。あ、そうだ…もし帰らなければいけないのならローレル農園までで良ければ送らせますよ。ただ…今は聖夜祭の時期な上、襲撃事件で国境の警備が厳しくなっていて魔皇国からの出入りが特に難しくなっていて其処までしか行けませんが必要なら彼女に言えば手配してくれますので。それでは、また…。


>退室

** 投稿日時:2023.12.15 11:29 ** [ 編集 ]
[ 26 ] ◆
** PC名:アレイシア・スピカ・フォルテラ **

…えー?僕、確かに美人さんかもしれませんケド、女々しい方では無いと自負してますよー…っハハ、いくら友や愛人が多かれ、神に接触出来るかとなれば全く話は別でしょう?君が想いを馳せるのなら、嫉妬の一つぐらいはしようかな…とは思いますケド。
(名を問われて愛称を答えた事に明らかに訝しげな様子を見せた相手に頬杖で喉を鳴らしながら。語りの内外から滲む明確な皮肉は感取が不得手な己でも汲み取れるものであったが、自国の其れを突っぱねるどころか寧ろ肯定を意思表示するが如く緩く肩を竦め。伸ばした指先は妹君へ届く事は無く、苦笑混じりに不平を零しながら相手の環境を羨んでいたが、相手が立席したタイミングで己も相変わらずの軽薄な調子を維持したまま席を立つだろう)
…そう?そう思ってくれるのは嬉しいが、言葉を交わせない動物系は本当毛嫌いされちゃってダメ。ネロみたく囲まれてみたいとは常々思うんだけどねぇ……
──…ん、そっか。…ええ、どうもお邪魔しました。僕も失礼します。…ホラ、僕、彼を口説きに来たたワケですし?
(送迎を固辞する形でその場を発てば、その後の動向を探られる事も厭わず真っ直ぐにカーバンクルの方へと。此方へ気付いて駆け寄ろうとしてきた彼をすかさず両手で抱え込み、冷ややかに高圧的な声掛けをして。舌打ちを交えて抱きかかえるような姿勢のまま、目下彼を周囲の視線から隠し切る目的へと優先順位を入れ替えては周囲に耳を凝らし、カーバンクルは動揺した様子で伝えたがっていた用件があると語り。それを眉を持ち上げながら聞く傍ら、移動は余裕無く、時折壁に衝突しつつも暗がりへと姿を消していっただろう)
──如何して来た?全員に魔皇国の地は踏むなと言い付けた筈………え?…

>退室

** 投稿日時:2023.12.16 21:32 ** [ 編集 ]

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