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[ 1 ] ◆ 静謐の森・フォルテラ聖霊園【聖夜祭 ― Wonder Christmas ー】
** PC名:***** **

フォルテラ聖霊園を建設するための下準備として土地を概念も含めて加工する目的で作られた、広大な人工の森林地帯。
リンドヴルム大森林の中心部にのみ存在する、『世界樹の眷属』の別名を持つ霊木が移植されており、森の中は清浄な空気と魔力で満ち溢れている。


※フォルテラ聖霊園※
サーメリア街道を5km程進んだところにある静謐の森のほぼ中央に建設された、国内唯一の国営かつフォルテラの名を冠することを許された霊園。内部は上下二つのエリアに分かれている。
下段のエリアはある分野において多大な功績を残したと国(法王庁)に認められた者達が聖者という扱いで埋葬されており、この地で眠ることは国民にとって最大の栄誉であると言われている。
横幅の広い白亜の階段を上ったところにある上段のエリアには王族に連なる者達が埋葬されており、階段を上り終えてすぐのところに封印の聖女アティシア・ステラ・フォルテラが眠る、霊園の中で最も壮麗な墓石が建っている。
通常は王族と高位の役職者、霊園に埋葬された者の親類のみが敷地内に入ることを許されている。また、霊園を訪問する際には法王庁へ事前の申告が必須であり、仮に手続きを怠ればたとえ国王であっても足を踏み入れることは許されず、許可無き侵入者は一切の例外無く、三交代制で常時二十人が詰めている墓守達によってつまみ出される。

聖都ヴァレンシアとほぼ同時期に建設されたこの霊園は、ハイエルフの禁断の技術によって土地レベルで概念の加工が為されており、霊園内ではあらゆる"攻撃"が成立しない。
ただし、土地と契約魔術を交わした墓守達のみ加工概念の影響を受けない("攻撃"の成立を含む幾つかの権能を持つ代わりに、生涯をこの地で過ごすことに(=土地の外に出られなく)なる)。

【通常茶室引用/聖夜祭 ― Wonder Christmas ー専用スレ】

** 投稿日時:2023.12.20 02:20 ** [ 編集 ]
[ 3 ] ◆
** PC名:アリティア・ステラ・フォルテラ **

(数日前に事前申請を行っていた目的地に向かう為の下準備の為、いつもよりも早起きして厨房に籠って焼いたアップルパイ。厨房を取り仕切るシェフ長に準備を頼んでいた手提げの篭に詰めると、外出時はよく身に纏うシスター服に身を包み裏の出入り口に横付けさせた馬車に2人の護衛と共に乗り込み雪道を走り始めるも、道中の田園風景は昨夜降った雪に覆われ白銀の世界へと変貌を遂げており季節の変わり目を実感。やがて目的地の静謐の森に到着するも見覚えのある馬車が入り口に停められているのが視界に入り、先客がいることを早くも悟って後方に停めてもらい連れてきた護衛は馬車の傍らで待機するよう指示を出し。アップルパイを入れた篭を抱え森の中を進み聖霊園の中へ足を踏み入れ幼少の頃から顔見知りとも云える墓守と挨拶を交わした後、白亜の階段を上って目的のフロアに足を踏み入れ。周りを警戒する護衛達の姿と予想通りの先客の後ろ姿が視界に入ると表情を綻ばせ)

―――……………やはり、先客はお父様でしたか。

>入室

** 投稿日時:2023.12.20 13:56 ** [ 編集 ]
[ 4 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

(この季節にしては珍しく暖かな木漏れ日が射し込む中で穏やかな空気がその場を包み込んでいた。とつとつとゆっくりとした口調で話す聖王を見守っていた護衛達は不意に耳に入ったこちらへ向かってくる雪を踏みしめる足音に警戒を示し。しかしその正体がこの国の聖王女であり、仕える主君の愛娘であることを悟るとその緊張感を伴った視線も微笑ましげなものへと変わり。護衛の騎士達は深々と一礼し、侍従長は生まれた時からよく知る彼女に優しく目を細めると胸に手を当てて臣下の礼を取り、一歩下がった。やがて聖王たる父も来訪者に気付けば話を中断して振り返り、愛娘とよく似た表情を嬉しそうに綻ばせ手招きをして自分の隣へ呼び寄せようと)

「おやアリティア、来てくれたのかい?──ふふ、この日だけはどうにも浮足立ってしまってね。一足先に会いに来ていたんだよ。さあおいで、お母様も君に会えて喜んでいるよ」

** 投稿日時:2023.12.20 19:24 ** [ 編集 ]
[ 5 ] ◆
** PC名:アリティア・ステラ・フォルテラ **

(姿を現わしたのが仕える聖王の愛娘だと察した護衛や侍従長が恭しい対応を行う姿に気付くと、そんなに固くならないで欲しいと言葉ではなく手で制して。自身に気付いた父が振り返ると笑みを深め、手招きに応じゆっくりとした足取りで隣へ行き膝を折って跪くと抱えていた篭を下ろし。母の眠る墓標に祈りを捧げて邪魔してしまった事を詫び訪れた目的を語るであろう)

…………お楽しみの時間をお邪魔してしまい申し訳ありません。聖夜祭が大好きだったお母様にもこれを召し上がっていただきたくて………。

** 投稿日時:2023.12.21 18:30 ** [ 編集 ]
[ 6 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「邪魔だなんてそんなことないさ、来てくれて嬉しいよ。──良い香りがするね。作ってきてくれたのかい?ありがとう」

(自身の隣まで歩み寄って墓前で祈りを捧げる娘の様子を見守り、こちらを気遣ってくれる言葉には気にすることはないと首を横に振り。ふと漂ってきた甘い香りと彼女が抱える篭を見て、そういえば今朝は厨房の方の様子がいつもと違ったような気がしたことを思い出し。恐らくわざわざ早起きして作ってくれたのだろうことを察して、目を細めて頭を撫でようと)

** 投稿日時:2023.12.22 23:24 ** [ 編集 ]
[ 7 ] ◆
** PC名:アリティア・ステラ・フォルテラ **

―――お母様が好きだったアップルパイを作ってみました。久し振りのチャレンジだったので、少し焼きすぎちゃって見た目がアレですが……。

(手が伸ばされたならば頭を撫でられた際に嬉しそうに微笑み、中に鎮座するアップルパイがよく見えるようにと篭にかけていた布を捲って相手の方に僅かに傾けてみせるはずで。早朝から厨房の一角を独占して張り切って取り組んでみたものの、予想通りの出来映えにならなかったと苦笑。味はイケる筈と自信満々っぷりに付け加えるも、過去に見た目どおり味もヤバかったやらかしがあった事を知らぬが故で)

もちろん、お父様や皆様も召し上がってくださいね?

** 投稿日時:2023.12.23 16:17 ** [ 編集 ]
[ 8 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「アリティアが一生懸命作ってくれたものをお母様が喜ばない筈ないよ。早起きしてよく頑張ってくれたね」

(優しく頭を撫でながら篭の中を見れば確かに言われた通り少し焼きすぎているようだが、元から娘に甘いこの父親が彼女の努力を否定するようなことを言う筈もなく、自信満々な様子も微笑ましげに見つめて。そんな主君とは真逆に長年親子に仕えてきた侍従長は過去に差し出された見た目も味もやばかった彼女の料理を思い出して顔色を悪くしてなんとか話題を逸らそうとするも一歩遅く、かつてそれで腹を壊したことも全く気にしていない親馬鹿全開な王は大きく頷き)

「そうだね、有り難くいただくよ。食べるのが楽しみだなぁ」

** 投稿日時:2023.12.25 19:05 ** [ 編集 ]
[ 9 ] ◆
** PC名:アリティア・ステラ・フォルテラ **

お父様に褒めて頂けて嬉しいです。えーっといま此処に居る人数が――……あ…。

(頑張って作った事を褒められ楽しみと告げられ気分は上々。後方に待機する侍従長が口を挟もうとしていても全く気付くどころか、この場にいる皆で細やかなデザートタイムに洒落込むつもりらしく指をおって人数を数え始める有り様。然し切り分ける為のナイフ、小皿等が入ったピクニックセット篭を馬車の中に置いてきたことを思い出すと慌てて立ち上がり。止める者がいなければ小走りで荷物を取りに向かうであろう)

――切り分けるナイフや小皿を馬車の中に置いてきてしまいましたので取ってきます……!

** 投稿日時:2023.12.27 02:48 ** [ 編集 ]
[ 10 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「慌てなくて大丈夫だよ、アリティア。残念だけどこの後も公務で出なければいけないからゆっくり食べられそうにないんだ。城に戻ってからいただいてもいいかな?」

(悪気なく心からの善意での行動を止めることが出来ずに最早諦めきった顔で彼女を見つめ侍従長達だったが、そこで聖王からまさかの助け舟が出された。本日分の書類仕事は既に終わっているがそれがなくとも聖王の仕事は多岐に渡り、この後も一旦帰城して準備を済ませれば聖夜祭の公務のためにまた出なければならない。彼からしてみればただ娘の手作りを時間に追われた状態で慌ただしく食べるのは忍びなく、公務から帰城した後でゆっくり味わいたいと思っただけのことで問題の先送りでしかないのだが、本人に助け舟のつもりは微塵もなくても延ばされた時間の間に出来ることはあるだろうと、にこやかな聖王の後方で虚ろだった侍従長の目も輝きを取り戻し)

** 投稿日時:2023.12.31 15:34 ** [ 編集 ]
[ 11 ] ◆
** PC名:アリティア・ステラ・フォルテラ **

―――あ………そう、ですよね……。………では、お戻りになってから温かな紅茶と共に食べられるよう、城に戻ってから分けて預けておきますね。

(まさかの助け舟を聞くや否や虚ろな表情を浮かべていた侍従長が活力を取り戻す姿は視界に入って居ないのか、動きを止め多忙を極める父とは共に食べられぬ事を改めて痛感させられ、哀しげな表情を浮かべ残念がるもそれは束の間のこと。幼少の頃なら泣いておねだりしたものだが縋りつくこともせず、柔らかな笑みを浮かべ部屋に届けてもらうよう、手筈を調える事を告げてからアップルパイを手向けるかのように母の眠る墓石の前に篭をおろすであろう)

** 投稿日時:2024.01.06 17:05 ** [ 編集 ]
[ 12 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「ありがとう。……そうだ、数日中に時間ができると思うからアリティアさえ良ければ一緒に過ごさないかい?最近は忙しかったし、ゆっくり話したいな」

(先程までの楽しそうな様子とは打って変わって哀しそうにしながらもこちらを気遣う姿と、幼い頃の大泣きして我儘を言っていた姿が重なり。愛娘の成長を感じて感慨深さと少しの寂しさを感じるも、自分の気持ちを押し殺させてしまったことに申し訳なさを感じて。何故か安堵している様子の侍従長を呼び寄せて直近の予定を確認し、執務の間に空き時間が作れる日があることを知らされると今日の分の埋め合わせも兼ねて提案をして。勿論自分がただ愛娘と過ごしたいだけというのもあるのだが)

** 投稿日時:2024.01.11 01:03 ** [ 編集 ]
[ 13 ] ◆
** PC名:アリティア・ステラ・フォルテラ **

(圧し殺した本音を的確に見抜かれていたことに穏やかながらも見るところは確り見ていてる父には敵わぬと苦笑い。共に過ごせる日があるのならばその日に焼き菓子を作って振る舞おう…と、侍従長らにとっては新たな胃痛の種になるかもしれない計画を考えていて)

―――…あんな事件がありましたから仕方ありません…。ええ、叶うなら一緒に過ごしたいです!…が、くれぐれも無理をなさらないでくださいね?

(無理をし過ぎる傾向が強い父の身を案じつつも、共に過ごせる日を楽しみにしていると笑顔を浮かべて伝え滞在可能な時間ギリギリまで母が眠る墓標の前で語り合い、次の公務準備の為に一足先に帰城する父を見送って。静寂が戻った墓標の前で母に近況報告と今度は皆で訪れる事を告げ帰路についたであろう)

>退室

** 投稿日時:2024.01.11 19:44 ** [ 編集 ]
[ 14 ] ◆
** PC名:アラステア・シエロ・フォルテラ **

「うん、わかっているよ。皆にまた心配をかける訳にはいかないからね。アリティアも頑張りすぎないようにね?楽しみにしているよ」

(愛娘が100%の善意で新たな計画を立てていることは聖王は勿論微笑ましい親子のやり取りを温かく見守る侍従長達も気付くことはなく。むしろお互い無理をしないように案じ合う姿に"どっちもどっちなのだから私達がしっかり見張っておかないと……"と決意を新たにさせていて。その後は帰城時間ギリギリまで墓標の前で愛娘と談笑し、準備のために一足先に帰路につき。晴れやかな気分のままに次の公務へと向かっただろう)

>退室

** 投稿日時:2024.01.17 02:20 ** [ 編集 ]

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