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[ 1 ] ◆ 冬の離宮スナッヘ・バイデ
** PC名:***** **

帝都ヴェルトの北門から伸びるヒリイ街道を20km程進んだところにある、四季の離宮の一つ。

磨かれた黒曜石の塀に囲まれた敷地内には冬の木々や草花、魔術による雪で彩られた庭と二階建ての離宮があり、庭内では冬に活動する小動物や昆虫の中で愛らしく優美でそして当然、危険は無いと判断された種が放し飼いにされている。また、敷地全域を覆うドーム状の結界によって離宮の外は常に初冬の気温と湿度が再現、維持されている。条件付きの隔離式。雪は遮られずに通過する。

離宮の中は大抵の人が快適であると感じる気温と湿度が保たれており、一階にはダンスホール、サロン、晩餐室、遊戯室、複数の客室に客人用の大浴場、庭に面したテラスがある。そしてエントランスホールから幅広の階段と回廊を進んだ先の二階には皇帝の寝室、皇帝の家族達それぞれの寝室、書斎、図書室、ギャラリー、広めのミュージックルーム、皇帝家専用の大浴場、庭に面したテラスがある。

※四季の離宮※
皇帝が公務を離れて休暇を過ごすための場所。帝都から20km程離れた四方にそれぞれ春の離宮フロエワ・ベルル、夏の離宮ミルアノ・ヘアト、秋の離宮モーヌザ・フリヒ、冬の離宮スナッヘ・バイデが建てられている。

利用時期は各季節の終わり頃で滞在日数は一週間(通例)となっており、普段は庭と離宮のエントランスホールまで一般客向けに開放されていて誰でも自由に出入り可能となっているが、皇帝が滞在する一ヶ月前から滞在後一週間までの間は皇帝とその家族、離宮専属の使用人と庭師、そして招待された客人(事前の身辺調査で問題無しと判断された者のみ)と特別警備隊以外は出入り禁止となる。使用人と庭師、客人については出入りの際に入念なボディチェックが行われる。


** 投稿日時:2023.11.03 01:34 ** [ 編集 ]
[ 9 ] ◆
** PC名:シロガネ・シュヴェーアト **

(声帯についての説明を聞けばなるほど、と相槌を打って納得の表情に。ならば問題はないかと言わんばかり、やはり圧を感じるまでの馴れ馴れしい態度へと戻りかけたが、相手が溢した感想にぱちりと瞳を瞬かせ。はしゃいで上がるばかりだった声の調子が漸く落ち着き、ある意味我に返った様子やも。)

え、あ、ごめんなさい!仕事柄、自分より年下の女の子に会える機会がそう多くなくて、ついはしゃいじゃってるみたい。
……普段はきちんとお行儀良くしているの、本当だよ?でも、ありがとうね。

──ご明察。わたし、こう見えてインペリアル・スターナイツで中将の名を拝命してるの。お察しの通り、けっこう強いのよ。

(両手を合わせて軽く謝罪の形を取るものの、相手に悪い気をさせている訳ではないと知ればそこまで神妙になる事はなく。あだ名を受け入れてくれた事に改めて礼を述べて、彼女の言葉に耳を傾けてはあっさりと頷こう。インペリアル・スターナイツとしての敬礼の形を自然と取りながら、厳かに一礼し。)

それにしても、ヒューちゃん。
きみ、普通のかわいい年下の女の子だと思っていたけれど…、それにしてはやっぱり違和感があるね。少し鋭すぎると言うか。冒険者とかかな…?

(敬礼の形を解くなり、あくまで勘だから答えなくても良いのだけれど、と前置きはすれど、カクンと頭を傾けながら瞳孔が開き始めた瞳は、彼女を片時も離さずに注視して。今までの違和感も加味して、強者を見定める眼差しは肉体による無意識のものと、忠犬じみた帝国軍人としての警戒を込めての。)

** 投稿日時:2023.11.17 11:31 ** [ 編集 ]
[ 10 ] ◆
** PC名:ヒューリズィリー・チュムヌ **

(返ってきた肯定(こたえ)自体は予想通りであったが告げられた詳細(かたがき)が予想以上の重役、それこそ聖柱に匹敵するものであったため今度ははっきりと驚きの表情を浮かべながら、敬礼姿勢を取る相手の姿を改めて見つめる。そうして、己の観察眼で相手の力量(スペック)をついつい見抜こうとしてしまいそうになるのを、ぐっと堪えるのと同じタイミングで今度は私の番だと言わんばかりに──無論、そのような意図などなく単なる偶然であろうが──こちらのことを見定めようとするかのような推測と観察を行ってくる相手に頷いてみせ)

「中将……! その、シらなかったとはいえ不躾な態度をトってしまい、モウし訳ありませんでした!
……あ、はい。シロさ、ん……シロ様……シロガネ様のオッシャるトオり、私はボウケンシャをしています。ただ、年数と経験こそ多少なりとツみカサねてはいますが、それでもまだシロガネ様に評価していただける程の実力には達していないとオモいますよ?」

(流石にさん付けで呼ぶのは無理、かと言って愛称に様付けというのは違和感が強すぎる……そんな苦悩に相手の名を呼ぶ声を何度か詰まらせて、最後は当初の要望に応えられなくなってしまったことに対する申し訳なさを抱きながらも名前に様付けというスタンダードな呼び方に落ち着くと、自身の肩書きを告げると共に「鋭すぎる」という評価は自分には過大なものであると首を横に振る。その仕草、その気配は頭の天辺から足の先に至るまで、どこからどう見ても"どこにでも居る普通の冒険者"という印象から抜け出ない──更に正確を期すのであれば、それ以外の印象を一抹すら残さず全て排除した──ものであるのだが、『語られぬ者』としてのスキルを用いた隠蔽工作(けんそん)が果たしてインペリアル・スターナイツ中将の"目"に通じるのかどうか、焦りや緊張が生じてしまわぬよう内心の感情を殺しつつ反応(けっか)を待ち)

** 投稿日時:2023.11.18 11:54 ** [ 編集 ]
[ 11 ] ◆
** PC名:シロガネ・シュヴェーアト **

別に気にしなくていいのよ?休暇中だし、今は散歩中のただのシロちゃんですから。
せっかくお友達になったんだから、そんなに畏まらなくても大丈夫。

……帝国や皇帝陛下に仇なす逆賊だったらもちろん話は別だったけれど、冒険者なら問題無いしね。

(貴方は聖柱の友達もいるのだからそんなに問題もないでしょう、と言わんばかりのけろりとした表情で小首を傾げ、敬礼はあくまでパフォーマンスと言わんばかりの態度を崩さず。無理はさせるつもりは毛頭なくとも、想定以上に恐縮している相手に眉を下げて。ボソリと吐き出した呟きは刹那、酷く低い声色で呟かれたものであったけれど。)

ウン、でも色々と驚かせてごめんなさいね。わたしとしては色々納得できたけれど…。
それに経験豊富って事は見た目以上に年上なのかな?もしかして、失礼なのは寧ろわたしの方だったりしてね!

(瞳孔を開き切って剣呑な視線を向けていた瞳は、ひとつ瞬きすれば明るい眼差しに戻り、疑いは晴れたと言わんばかりに一つ頷いて。彼女に纏わりつく違和感等にも冒険者の多種多様性を考えれば目くじらを立てて怪しむものでも無く、途端にあっけからかんとした笑顔と共に冗談を飛ばして。)

** 投稿日時:2023.11.19 22:06 ** [ 編集 ]
[ 12 ] ◆
** PC名:ヒューリズィリー・チュムヌ **

(眼光や声音の端々に帝国の守護者として平和を脅かす要因は全て排除する、といった強い意志を覗かせていた相手であったが、どうやらこちらに対する見定めは"問題無し"という結論に落ち着いたらしく、表情や仕草から刃物のような鋭さが取れて元の気さくなお姉さんに戻ったのを見れば、不自然でない程度にゆっくりと息を吐きながらへその下辺りで両手の指を軽く絡めて)

「は、はい、ありがとうございますっ。シロさんのカタガきとハイペースな友達認定(コミュニケーション)っぷりとのイメージギャップにまだトマドっているところもありますが、なるべくハヤく順応デキるようガンバりますよ!
……んー、どうでしょう? ミた目より年をトっているのはそのトオりですが、正確な年齢は自分でもワかっていないんですよねー……最低でも二十歳以上であることはタシかなのですが。ただ、仮に私のほうが年上だったとしても私よりシロさんのほうがずっと立派な方なのですから、シロさんの私にタイする言動が失礼に値するだなんてことはありエませんよ」

(養父と出会って二十年が過ぎており、仮に当時の肉体年齢が零歳だったとしても今は二十歳過ぎということになるので、確実にそれ以上であると言える下限を結論の部分だけ述べる。それから、相手の言葉を聞いてそれが冗談であると頭では理解していても、反射的に眉尻を下げた表情で胸の前で手を振りながら冒険者(わたし)と中将の階級に就く軍人(あなた)とではそもそも年功序列など成立しませんよ、といった旨のリアクションを取ってしまい、全然順応出来ていない己に対して脳内で「ぬあー!」と唸り)

** 投稿日時:2023.11.20 12:20 ** [ 編集 ]
[ 13 ] ◆
** PC名:シロガネ・シュヴェーアト **

んふふ、それで良し。わたしもヒューちゃんが基本何者であろうと、仲良くしたいのは変わらないからね。
ウン、ウン。わたしのためにほどほどに頑張ってくださいな。

(思わずにまにまと頬が緩んでしまって、やや俯き加減であろう彼女の頭に手を伸ばし、許されるならその頭を小動物を愛でるような仕草で撫でくり回そうとする。ついでにもう片方の手で腰に巻きつけたポーチを探り、その手に包み紙に包んだ飴玉を握らせようと。やや大きめのそれは、果実の甘味を丸々閉じ込めた己のお気に入りでもあるもので。)

忘れてたけどこれ、お近づきの印ね。甘いものはお好き?
……思ってたより訳ありっぽくてまたびっくり。でも仮に年が近いなら、それはそれで嬉しいな。もっと仲良くなれそうな気がするし。

(他で聞いた事のない特殊な年齢事情に、頬を指で突くようにしながら小さな驚きを口にして。同時に彼女の素性は理解できずとも、何やら色々と悩んでいるらしい生真面目な相手の内情は何となく察せられ。対照的にケラケラと軽く笑いながら、同じく吹き飛ぶような軽い物言いでそのモヤモヤを否定してしまおう。)

だからそんな事ないのにー!友達の間では大体年功序列も立場も無力なのよー!

** 投稿日時:2023.11.21 14:45 ** [ 編集 ]
[ 14 ] ◆
** PC名:ヒューリズィリー・チュムヌ **

(こちらに伸びた手が頭の上に乗り、くしゃくしゃと撫でてくる相手の動きに抵抗せずされるがままでいると、こちらの手を取り何かを掌の上に置いてそのまま手の内へ包み込ませるように指を折り曲げられる。そして、それが一体何なのか確認しようとしたところで、もしも何か意図があってこうしてきたのなら勝手に手を開いてはいけないのかもしれないと考え直すと、握った手から相手の顔へと視線を上げて──頭を撫でられている最中なので、上目遣いに相手を見ることになり──手を開いてもいいのか尋ねようと口を開きかけるが、それより一瞬早く相手のほうから答えが含まれた質問と今の行動の意図を告げられて)

「? あの、これは──え? あ、ええと……はい、スきですよ。……これは、飴玉でしょうか。ありがとうございます、早速いただきますね。
……んん、アマくてオイしいですねー……ん、む。ま、また随分と大胆な発言を……そういえば、ふと気になったんですけどシロさんは今日ここにはお一人でコられたんですか?」

(お近づきの印、ということであれば握った手の中にある物を確認しても問題ないだろうと判断して手を開けば、丸く膨らんだ包み紙がコロリと現れる。それから包み紙を剥がして目に映った中身について、質問するというよりは既に判明したことを確認するといったニュアンスで呟くと、微笑みながらお礼を言って飴玉を口の中に入れる。そして、舌の上で転がる飴玉の甘さを楽しんでいるところに友達との交流に対する相手の大胆な主義主張が聞こえれば、自分がよく知る某国宰相とはまた違うタイプのコミュニケーション強者に対して尊敬と畏怖が混じりあった念をしみじみと抱き──そこでふと、多くの友達が居るであろうに、ここには友達と一緒に来なかったのだろうか、それとも友達と一緒に来たが今は別行動を取っている最中なのだろうか、といった疑問が浮かんで首を小さく傾げ)

** 投稿日時:2023.11.22 12:35 ** [ 編集 ]
[ 15 ] ◆
** PC名:シロガネ・シュヴェーアト **

ふふ、どういたしまして。美味しいでしょう?わたしにとっても特別お気に入りだから、共有したいって思う相手にあげてるの。
つまりお友達の証ね。もちろん甘いものが嫌いなひともいるから強要はしないけれど、好きなようなら良かった。

(自分と同じ髪色の頭を遠慮なく撫でまわし、飴を口の中で転がす少女をニコニコしながら見守って。好意的な反応が返って来れば、一際嬉しそうに目を細め、妹に向けるような柔らかい声色で語りかけ。口の中の飴は甘酸っぱく口の中に蕩け、飴特有のべたつきはそれほど感じることはないだろう。)

言っておくけれど、お友達相手だけだからね!立場を弁える時はちゃんと弁えるよ。
──ン?わたしはひとりだよ。一緒にお散歩に行くようなお友達はそんなに多くないし……、ヒューちゃんも?

(やや声を張り上げるように唱えた弁明は恐らく無意味だろうが、張った胸を叩いておき。そこへ掛けられた唐突な問いかけに小首を傾げてしまいながらも軽く答えを返し、飲み友やショッピング友達はいるけれど、と後に付け加えることと。とは言えその唐突さを気にかけたそぶりは特に見せず、同じく友人と連れ立っている様子の無い相手に一応同じ問いかけを投げかけて。)

** 投稿日時:2023.11.24 10:54 ** [ 編集 ]
[ 16 ] ◆
** PC名:ヒューリズィリー・チュムヌ **

(友達に対して、よりももう少し親身に感じられるような気がする声音で語られる飴玉についての思いを聞けば、成程と頷きながら口内の飴玉(おともだちのあかし)を大切に味わう。そして公私はきっちり分けていると胸を張って声高に主張する様子に、くす、と笑いながら頷いた後、こちらからの質問に不思議そうな仕草をしつつ答えてくれる相手を見て、ちょっと不躾だったかなと自省し)

「そうでしたか。タシかに、友達と一緒に散歩するのもいいですけど、食事やカい物といったアクティブな行為のほうがよりモりアがってタノしいですもんね。
……あ、はい。私も今日は一人ですよ。フォルテラには友達がそれなりにイますけど、シュヴァルツのほうだと一緒に依頼をこなす知人はイても休暇を一緒にスごすような友達はあまりイませんので」

(当然といえる会話の流れで同じ質問が投げかけられれば自分もそうだと同じ答えを返してから、シュヴァルツにおける身の上話を少し行う。と、その時どこからかヒラリヒラリと飛んできたリッカアゲハ──開帳10cm程度の、雪の結晶に似た白い模様を持つ薄紅色の蝶──が少しの間自分達の周囲を飛び回ったかと思うと、そのまま相手の右肩にとまったのを見て、あ、と声を上げ)

** 投稿日時:2023.11.25 11:40 ** [ 編集 ]
[ 17 ] ◆
** PC名:シロガネ・シュヴェーアト **

ふふ。お友達とお買い物しちゃうと、お金を使い過ぎちゃうのが難点かも。
それにのんびり散歩できるお友達の方が、何だかより親密な気もしなくはないけどね。そこまでのお友達はわたしはまだ居ないってことかな。

(具体的な思い出を口にする事はなくとも、遠くに視線を投げかけて苦笑する表情は心当たりを回想していると明らかだろう。沈黙を楽しめる仲だとか、そういう関係をどこか羨むような言葉を漏らしながら、彼女の言葉には納得したように相槌を打ち。)

一応外国だものね、わたしもフォルテラにお友達はあまりいないなあ。せいぜい学院時代の同級生ぐらい── あらら?

(そんな二人の会話に誘われてやって来た薄紅の蝶の姿を見つければ、特に追い払う事もせず、視線だけで蝶の行方を追っていたところ、己の肩に留まったので思わず素っ頓狂な声を上げてしまって。指を差し出してちょいちょいと振ってみても逃げる様子の無い蝶が羽を広げ、あまつさえそのまま休み始めた頃に可笑しくなって口元を緩めてしまう。彼女の上げた声に気づけば反射的に顔を上げて、その頬を蝶と同じ色に染め上げながらも、誤魔化すように蝶と指先で戯れる仕草を。)

……蝶々にこんなに懐かれたの、初めてかも。悪い気はしないな。
ずいぶん人懐っこいけれど、なんて名前の蝶々かな…。ヒューちゃんは知ってる?

** 投稿日時:2023.11.27 23:05 ** [ 編集 ]
[ 18 ] ◆
** PC名:ヒューリズィリー・チュムヌ **

(友達と買い物に行くと何故か財布の紐が緩みがちになるのは自分も経験があるので、コクコクと何度か頷いて少し強めに同意を示す。それから、相手の肩にとまってゆっくりと翅を上下させている蝶と、口元を笑みのかたちにしながら指を揺らして小さなお客様と戯れる彼女を交互に見つめると、こちらもつられて微笑を浮かべ)

「シロさんがツヨく、そしてヤサしい方だと本能で察知したのかもしれませんね。……ええと、その子はタシかリッカアゲハという冬に活動する蝶だったとオモいます。結構メズラしい種類の筈ですけどこうして普通にハナしガいにされているアタり、流石はコウテイヘイカが利用される場所だといったところでしょうか。
……ん。──はい、私です……、……はい……、……はい、ワかりました。では、詳細は後程──と、失礼しました。フォルテラで懇意にしていただいている、さる貴族の方からイソぎの仕事をタノみたいと連絡がハイりまして……そういう訳ですので、すみませんが私はそろそろお暇しますね。今日は色々と親切にしてくださり、ありがとうございました」

(件の蝶について自分が知っている範囲の知識を語っている最中、不意に何かに気付いたような仕草をすると、ロングパンツのヒップポケットから【ミクロスフィア】を取り出して掌の上に淡い光が明滅しているクリスタルをポトリと落とす。それは『語られぬ者』で使用している通信用のクリスタルで──冒険者が通信用のクリスタルを所有しているのはそうそうないことなのだが、例えば高い身分を持つ者から何時でも連絡が取れるようにと渡されている……等、全くないという訳でもないので、そのことに不自然さを抱くかどうかは相手次第となるだろう──、光が明滅しているのは通信が入ったことを知らせる合図であり、通信を繋げばすぐに周囲に話の内容が漏れぬよう指向性を持たせた音声がクリスタルから聞こえ始める。そうして短い遣り取りを経た後、通信が切れたクリスタルを【ミクロスフィア】に収納しながら相手に実際の通話内容とは違うカバーストーリーを暇と共に告げると、深々とお辞儀をして)

** 投稿日時:2023.11.28 12:21 ** [ 編集 ]
[ 19 ] ◆
** PC名:シロガネ・シュヴェーアト **

えへへへへ、ふふ、照れくさいな。
なら一層陛下のお庭に相応しいじゃない。わたしの魅力が分かるあたり、素晴らしい蝶々ね、きみ。

(引き締めようにも引き締められない、そんなふにゃふにゃとした笑みを浮かべて冗談めかしながら蝶と戯れている姿は、とてもこの国の軍の中枢と思えぬほどの腑抜けた姿だろう。ただ、普段の自信満々な性格が表出した形なので本人としてはあながち冗談ではなく。その締まりのない横顔がふと通信を始めた彼女をちらりと見据え、さりげなく耳を澄まして。……会話の内容はもちろん聞き取れじまいだったものの、そのクリスタルの煌めきに眉毛がひくりと動き。)

そう、残念。もうちょっとお喋りしたかったけれど、そろそろわたしも帰ろうかな。今日はありがとう。お仕事頑張ってね!

──それと、これはあくまでお友達としてのアドバイスなんだけれど、クリスタルの通信機は正直不自然だから次からは誤魔化した方が良いよ。
じゃあ、また会いましょう!

(忠犬たる己の直感として、やはり彼女が帝国に仇なす者ではないと確信したからこその軽い言葉ではあったものの、本人としては割と本気に念押しした形で。お辞儀に返す形で手を振る間際にポンと肩を叩き、身体が密着させるようにしながら忠告と言うよりもアドバイスじみた言葉を耳元で囁こうと。そのまま黒髪を翻し、ヒールの音を響かせながら足取り軽く庭園の出口へと向かおう。)

>退室

** 投稿日時:2023.11.30 21:16 ** [ 編集 ]
[ 20 ] ◆
** PC名:ヒューリズィリー・チュムヌ **

(どこかあどけなさを感じさせる仕草で蝶に語り掛ける相手の姿は一見、外見や肩書きとのギャップを抱いても不思議ではないものであったが意外と違和感無く受け入れられたことに、これも彼女の人柄のなせる業なのだろうと感心しつつ【ミクロスフィア】をヒップポケットに仕舞い)

「はい、ありがとうござ……え? あ、ああ……はい、ワかりました。イタダいたアドバイスはしっかりと心にトめておきますね。カサねガサねありがとうございます。
……はい! それでは、また! ──道中、お気をつけておカエりくださいね!」

(職業柄故か、はたまた愛国心故か、冒険者が通信用のクリスタルを所有していることが相手の警戒心(センサー)に引っかかってしまったようで、忠告や警告ではないことを示す前置きをしてからアドバイスを送ってくる相手に一瞬だけキョトンとした表情を浮かべた後、すぐに表情を引き締めると頷きながら感謝の言葉を告げる。そして、別れの挨拶と共に庭内から立ち去る相手にこちらも別れの挨拶を返すと、その後ろ姿が見えなくなるまで手を振りながら見送った後、自分もこの場を後にして──)

>退室

** 投稿日時:2023.12.01 12:14 ** [ 編集 ]

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