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1:無名さん
あるディスクガイドからの引用
日本では、1990年代の前半にいわゆる「レゲエ・ブーム」がピークを迎えました。あの頃はレゲエを聴くことが"イケてること"だと思われてたようで、"イケてること"が好きな人はみんな、レゲエに飛びつきました。
(iPhone)
03/23 19:07
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2:無名さん
レゲエの流行は社会現象として扱われるまでになり、一般日刊紙から経済新聞までレゲエ"のブーム"を論じました。当然多くの日本のレコード会社は、レゲエ"の商品"を(しばしばジャマイカ島の経済感覚を狂わせ、他国のレゲエ市場にまで迷惑を及ぼすような円の落とし方をしてまで)こぞってディールしました。
(iPhone)
03/23 19:13
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3:無名さん
その数年後、"レゲエ・ブーム"は、"ブーム"に過ぎなかっただけにあえなく塵と化し、ポリシーなくただ流行に乗る事でアイデンティティをキープしている人たちは、静かに去ればまだ品がよかったのですが、"レゲエは終わった"などと、ご丁寧に捨てゼリフまで残していきました。
(iPhone)
03/23 19:19
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4:無名さん
でも、あのちょっと尋常じゃない騒ぎがおさまったお陰で、われわれレゲエ・サポーターは90年代後半、愛する、そしてまさか終わったはずのないレゲエ・ミュージックを、静かに、健全な空気の中で存分に楽しむことができたのです。
(iPhone)
03/23 19:23
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5:無名さん
世界の先進国の中で、90年代後半に最もレゲエが盛り上がらなかった国は、間違いなくこの日本でした。とはいえ、浮ついた盛り上がりをしなかったからこそ、どんな日本のアーティスト、レコード店、レーベルやレコード会社、ジャーナリズムが、レゲエに対して誠実か、本当にレゲエを愛してサポートしていたのかがハッキリ見えたのではないかと思います。
(iPhone)
03/23 19:31
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6:無名さん
そんな信用できる人達の尽力によって、日本でまたレゲエ人口が増えてきています。○○社からレゲエの本を監修しないかと誘われた時に、レゲエの冬の時代が終わった事を実感しました。過去20年でアナログ・レコードの輸入量が最も多かった年は昨年2001年でしたが、その数量のうちレゲエは相当の割合を占めていることでしょう。
(iPhone)
03/23 19:38
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7:無名さん
付随してCDの流通量もまた増えています。その事自体は、全く喜ばしい事ですが、ただ、この調子でまたマーケットが再肥大していった場合、今度は"ブーム"とか"商品"じゃなく、もっとレゲエそのものを味わい、その本質を論じる環境、シーンになればいいなと願うのみです。
(iPhone)
03/23 19:44
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8:無名さん
2002年 初版発行
(iPhone)
03/23 19:45
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9:無名さん
ちょっと心に残った文章だったので紹介させてもらいました。
時代ってのは繰り返すんですね。
中古CD屋に不意に昔のレゲエのCDが置いてある事の謎が解けたような気がしました。
(iPhone)
03/23 19:53
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10:無名さん
ディワリの時代か あの時のミックスが出るような時代になりましたね
時代は繰り返す またやってくるでしょうね
(SH04A)
03/25 10:40
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11:無名さん
ジャパンサンスプラッシュとかジャマイカのアーティストばっかり出るフェスを日本でやってたとかすごいよね。
(iPhone)
03/25 17:27
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