投稿日08/19 21:23

「彼と彼女のホニャラララ」
琥珀

彼は言う。
「君に出会えてよかった。たった一日でも、それでよかった。会えないまま死ぬなんて嫌だった」

彼女は言う。
「会わなければよかった。どうせすぐ離れ離れになるならば、会えない事を知らないまま会える日を待ち続けていたかった」

彼は言う。
「そんな悲しい事言わないで。どれだけ僕が辛かったか」

彼女は言う。
「私がこれから、どれだけ悲しい時間を過ごすと思うの?」

彼は言う。
「約束したじゃないか」

彼女は言う。
「こうなるならば、約束なんて破られればよかったのに」

彼は言う。
「僕は約束だけを糧に、生き続けてきた」

彼女は言う。
「私には、その糧になるものすらない」

彼は言う。
「ごめんね」

彼女は言う。
「謝らないで」

彼は言う。
「愛しているよ」

彼女は言う。
「私もよ」

編集

△このコラムのTOPへ戻る
▲コミュに民のトップへ


小瓶に手紙を入れて海に流すようなコミュニティ


MBBS

第4回BLove小説・漫画コンテスト応募作品募集中!
テーマ「推しとの恋」