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[1] 不思議な日常生活みたいなもの/変態ピエロ
By 変態ピエロ
02-21 04:21
黒い盤がカタカタ音を立て回っているのか回っていないのか、
.分からない程の速度で、然し確かに回っている。
自動コンパスみたいな針が頭を項垂れているから間違いない。
僕は聴くつもりのないクラシックを受け流して、
.六畳の洋室に 壁のゴッホのコピー絵に
音反射プレゼントサプライズをしてあげる。
あ い つが睨み付けようが関係ない。
僕に何か出来るわけでも、ね。
ああ 窓のガラスは作者の意図に反し
.酷く濁った夜の羽衣を貼りつけて、
本業の仕事をストライキしているけれど、
影響を受けた外でも中でもないから
平然としていられる。
もちろん窓職人はそいつに怒鳴り付けて
.拳を握りながら頗る怒るんだろうけど、ね。
そんな事は関係ない。
.夜が裁判にかけられようが
窓職人がライフルをぶっぱなそうが
.僕に慰謝料請求されないから、ね。
顔を膨らませて爆ぜる暖炉の火に、
.喧嘩を売るけれど、畢竟影響がないから
部屋のソファーの真ん中で腰を深く座っているのだけれども、
火事にしてやろうなんてあいつが企んでも、
誰も気に止めないような小さな灯であるから、
.ふざけて目を背けてもなんの影響もないわけであって、
こちらからしてみれば焦らしたりする虐めの対象だ。
あまりにそれが滑稽すぎて、腹を抱えて口から
.丸い玉を吐き出したくなるのを我慢して、
その代わり不味いウイスキーを尖り帽子みたいな唇から、
流し込む。
粃糠な者ばかりで懶惰な時間に足を置くと、
.自分までつまらない物のような気持ちにさせるもんだから、
どこからともなくかき集めた魑魅魍魎でもって、
.部屋をボッコボッコにしてやろうと考えたのだけれど、
愈々虚しくなってしまって、
340回読んだ本に少しだけ顔を譲ってやるわけであるけども、
.なぜこんな気持ちを持ったのかという解答は
まるで見つけられず、
.朝になってくだらない落書きだらけのカーテンを
閉じるのである。
もちろん窓職人は、そいつに怒鳴り付けて、
.拳を握りながら頗る怒るんだろうけど、ね。
そんな事は関係ない。
例え朝が怒ろうとも、彼がライフルをぶっぱなそうとも。
然し僕がカーテンを閉めたと言い出されたもので、
.少しだけ焦ってみたのだけれども、
そんな事は関係無しに辺りは血に染まるというわけだ。
930SC
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