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[1] 「12月19日 午前1時25分」エビフライ
By エビフライ
12-21 18:58
「12月19日 午前1時25分」


ここ最近、君に あまり会う時間が取れなくて
クリスマスの予定も 未だ決まってない

流石に、少し心配になって ベランダの椅子に腰かけ
君に、電話を掛ける…ワンコールで君が出て

少し暗いトーンで 君が「どうしたの?」
久しぶりに聞いた声に気分を良くし 君に謝る 
「ごめん。忙しくて メールも電話もあまり返せなかった」

少しの沈黙に 低い「別にいいけど…」「それだけ?」
その問いに「クリスマスどうしようか?」と僕は、たずねる

長い沈黙に 「もう別れよう」君の声がやけに鮮明に響いて 
君が出せる限りの 低い声で「さよなら」と囁き
一瞬のうちに 電話が切れた………
 
それは、余りに唐突なお別れに 放心状態の僕は 
電話を置き 何もかもが 信じられなくなって

やらなきゃいけない 課題も置き去りにして
一心不乱に 外に飛び出した…

息も上がり 疲れた僕は
近くにあった公園のベンチに座る

センチメンタルな僕は 目下にある
薄汚れた水溜まりに 揺れながら映る
泣き崩れた 僕の顔に 少し笑い
改めて 僕は、君が好きなことに気づく

家に戻り もう一度 君と話がしたくて
何度か電話を掛けてみたけれど 君には通じない

大好きだった君との「さよなら」は余りに呆気なく 残酷で
それでも 時は止まらずに 僕は、朝を迎えた



君がいなくなった 悲しみで 昨日は、上手く寝付けず 
重たい体を無理矢理起こして 浅い眠りから覚めた僕は、 
苦しみに耐えながら 朝の準備を 無事に終えて 
途方のない場所に 向かう為に、重たい扉を開ける

「ガチャ」「ドン」「ガチャ」静かな朝に、轟音が響く

頭に響く 鈍いその音は まるで、
RPGのボス戦前に流れる 嫌な重低音と
独特のリズムが 繰り出させる ステージを終えて
最後の戦いに 相応しい 大きな扉を前にして
主人公が、ここまで辿り着いた安堵と 死ぬかもしれない緊張を抱き
ゆっくり開けた 扉から流れる 轟音の様だ


憂鬱な月曜の空、焦点も合わず 視野が狭い 僕は、
ポチャポチャと 垂れ落ちる 雨に 
家から少し歩いた場所で ようやく気づく…

「あぁ もう めんどうくさい」
中途半端なその距離に 僕は家に戻るのは、止めた

今年一番の寒さから 無意識に出る 白い息を殺して
次第に強くなる雨も 気にせず 
頭の中を君だけにして 靄のかかった道を歩く

学生の多い朝の改札 
ちらほらと見かける 少年ジャンプ
僕とは、真逆の笑顔が眩しくて 

何だか無性に 辛くなり 何もかも 
どうでもよくなって
目的地とは、反対方向の電車に乗り込む

ぎゅうぎゅうに詰まった車内に流れる 
乗り換えの案内と 聞き馴染みのない駅名の アナウンス 
窓から流れる、見たことのない景色 
そのどれもが 新鮮で 傷ついた僕に 新たな癒しを与える


誰も降りないような田舎の駅で 僕は降り
行く当てもなく 歩き始めた

古ぼけた商店街に 丸くなって眠る 数匹の猫
錆びついたバス停に 時間を気にして 並ぶ学生
田んぼに乗り捨てられた 壊れた自転車

雨に濡れて もう読めなくなった 週刊誌
手入れのされてない 木々の生い茂った お墓
お世辞にも綺麗とは言えない その光景が
今の僕には丁度よく 清らかな 安心を与える


足も、歩き疲れてくる頃に 小さな喫茶店を見つけて
迷惑をかけない様に 雨に濡れた 身体の水滴を丁寧に叩いて お店に入った

店の中は、外観とは違って 綺麗に整っており
コーヒーの香りが 程良く 店中に漂っていて
優しさが 外見に滲み出ている ご夫妻が店をやっていて

長めの髪に 緩くパーマのかかった 大人しそうな
僕より少し年下ぐらいの 可愛らしい  
アルバイトの店員に 自然に、目がいった

入ったばかりなのか 失敗が 目立つ接客に
あっ!? この子 どこか 君に似ていると感じ
見る度に、愛しさと 切なさに 僕は、襲われた


店の間接照明に反射して 商品を運ぶ
あの子の胸元に 「ハルカ」という名札が見えた…瞬間

それは、テトリスの上手く重ねた隙間に 
4段消しの 出来る 細長い棒が 丁度入る様に

「ハルカ」という名が、あぁ 君にピッタリだと思い
商品が届く間に…いったい君は、どんな漢字なのだろうと考え続けた

冷え切った体に 温かいコーヒー 
極度の猫舌と 甘党の僕には 余りに熱く 余りに苦く
本当に、少しずつ 少しずつ コーヒーを飲んだ


何で今までここにこなかったのかと 思うほどに
僕には、この空間が 居心地 良くて

見知らぬ 新たな場所に来ても 
君のことを 考えていることに 求めていることに気づき
明らかに僕が悪いのに 君を取り戻したいと 嫌になるほど 思う
君が好き 君が好き 君が好き 本当ごめん。 

pc
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[4] By エビフライ
12-24 07:19
>>而さん コメントありがとうございます。
この作品は、而さんに指摘されたように 
不自然な個所があると自分でもわかります。

僕の詩の作り方として 閃きなどで すぐ出来る作品を除いたら

ほとんどの作品が 一度作ったものを 
全て壊したり 一部直したりを 何度も何度もして
一つの作品が 出来ます。


自分の感覚として 今日書いた詩を 次の日見てみると
あれ? こんな詩 俺書いたっけ? 俺書けたっけ?という感覚に
何度も襲われる事もあります。 

だから、正直言って 気分や体調で簡単に変わるし
次の日 同じ物を作ろうとすると無理です。
情けない話 決局 刹那的な作り方だし作品なんですよ 

この作品を作った切っ掛けも 長い間思うように 
作品が出来ないスランプに襲われて 新たな挑戦としてやった物です。

この作品の最初は、まったく違う流れとストーリーだったし 
恋愛やクリスマスなど入れていませんでした
でも、今の自分の状況や環境を重ねっていたらこの流れになっていきました。

この作品は、まだ完結してないので
誤字や脱字など 可笑しな点ばかりで 自分でも反省してます。なんかすいません……

この作品は、ひどい内容だと思いますが
でも、たくさん足掻き続けて 少しずつでも自分の糧にして
僕の目指す たくさんのジャンルの作品を作れる
作詞家になれる様 頑張りたいです。

コメントありがとうございます。
こういう否定的なコメントが すごくありがたいです。
pc
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[3] By 而
12-24 04:32
>>2

まずこの詩の問題点は、日本語として不自然な箇所が散見する事です。例えば、

 〉それは、余りに唐突なお別れに 放心状態の僕は

この連ですが、接続するそれはを無くすか、にをでに、直した方が、文としては良いかと。その他、指摘したい点はまだ山程にありますが、気力の問題で断念します。最近は精神的にも体力的にも疲労困憊な状態なので。


あと僕という語が連続する箇所、これもよろしくない。散文が書きたいならば、まず語彙を増やし、文章力のある作家の文章を、学ぶという観点から読んだ方がいい。携帯小説や、今人気の山田悠介さんなどの小説は、楽しむものであって参考にする文章としては不十分なので、宮本輝や日野啓三など、文章力に定評のある本を呼んで下さい。読むだけで一定の効果があるはずです。辛辣ですが、この文章では人に評価される事は難しいでしょう。ただ、新しい事に挑戦しようとするあなたの意欲に関しては、私は評価したい。自己満足でつまらないものを自画自賛し、何の進歩もない、可能性すら産みだそうとしないポエマーに比べたら、十分あなたは伸びていけると思う。ただ変化だけでは何の意味もないので、芸を身につけましょう。


次に内容ですが、凡庸です。失恋、クリスマス、このようなありふれたテーマは、既に世の中に腐るほどありますし、それでもこのテーマでスゲーのを創るためには、その腐るほどある作品より、上を行かなくてはなりません。エターナルサンシャインなどの名作を超えるレベルなら文句なしですが、そんなものは簡単には出来ないです。だからあなたがこのようなテーマで作品を創っても、ありきたりで終わってしまうわけですよ。


じゃあどうすればそれが解決するのかですが、これは内容で読み手をビビらすしかないかと思うんです。例えば圧倒的な技術とか、奇抜さとか。私が言いたいのはですね。恋愛を書くにしても、絶望を書くにしても、そのまま型に嵌めて量産しなさんなって事なんです。失恋=悲しいとかね。もっと違う描き方が沢山あるじゃない、って思うんですよ。


あなたにはそれを期待したい。
930SC
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[2] By エビフライ
12-21 19:09
>>1 どうも久しぶりです。

今回は、特に歌詞にしたいと思って作った
作品ではありません
今回は、小説の様な長い作品を作りたいと
思い一から作った作品です。

携帯からだと見にくいと思うので
パソコンで見てもらうとありがたいです。

それと、この作品は、まだ完結していません
長い時間をかけて もっといい作品にしようと思ってます。
iPhone
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