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[1] 誕生日/by花
By 花
05-22 21:15
"今日は僕らの記念日だね"
月の下で笑いあった日は
風が吹いて消えちゃったのかな。
はじめましては
汗ばむ真夏だったかな
ぼやけた光り、蝉の音
耳に焼き付いてる
それから紅葉をみて
凍える寒さ年ともに君と越えた
やがて桜が舞い散って
さぁ、僕が生まれた"記念日"だよ
幸せは暖かくて
無意識に何度も求めていく
気づいた時はもう遅くて
灯ったモノはきえっちゃった
不安になって泣きたくて
手を伸ばした今
掴めるモノはないと気づく
すがるモノも光りも温もりも消えて
孤独に包まれ闇に落ちた
何もないな、この世界は
"黒"どこを見ても変わらないなぁ
伸ばしても見ても何もないなら
余った僕の手をにぎろう
苦しむのは覚えているから
幸せだと感じたから
後戻りができないなら
今は、今は、
幸せだった僕を掴もう
例え世界で独りぼっちでも
右手伸ばしたら
左手があるでしょ?
例え僕しかいなくなっても
幸せな僕と
孤独な僕がいる
蝉の音消えて
冷えてきたね
それじゃあまたね
"君の記念日"
Android(SBM200SH)
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[2]
By 煤
08-24 05:49
>>1
十連構成の割りと長い作品ではありましたが、すらすらと楽に読めたのが良かったです。
しかし四季をもう少し色濃く書いたほうが、もっと物語に厚みを持たせられる気がします。
九連目の内容は好きでした。四季を越える中で、幸も不幸も味わってきた登場人物が、もうひとつの幸せだった自分とお互いを補完しあって前に進んでいく様が美しく、そしてそれを右手と左手に準えて表現している点が良かったです。
長々と申し訳ありません。失礼致します。
Android(SBM009SHY)
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