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[1] 深海/ハルカ
By ハルカ
08-03 23:48
蒼い蒼い世界に
ひとりでくぐった
日差しも届かないほど深く
そうしたら蒼は黒になった
そうしたら蒼は闇になった
耐えきれず吐き出した泡は
命ある意味を伝えた
暗い暗い世界から
ありったけの力で浮上した
微かな記憶の中の日差しに呼ばれて
そうしたら闇は蒼に還った
そうしたら黒は眩んで還った
もといた場所を探しながら
生まれた意味を見失いながら
泡は瞬いた
命を奏でながら
眩いばかりの泡に
彼は還る場所を思い出した
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[2]
By 煤
08-13 05:24
>>1
幻想的な映像が浮かんでくる詩だなと思いました。また吐き出す泡の音と海中の水の音が聴こえてくるようでした。
それほど情景描写が多いわけではないですが、余計なものが無いからこそ良いのかもしれません。この詩は無駄がないような気がします。
深海の闇に沈む事で吐いた泡によって、生命を感じ、必死に浮上していく様の描写に人間本来の力強さを感じ、感慨しました。
失礼致します。
Android(SBM009SHY)
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