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[1] 午前３時/変態ピエロ
By 変態ピエロ
05-19 07:18
君の嘘が 転げ落ちるのは 簡単だった
鉄橋の上 振り返る 君が破顔した
その時に 産まれた計算も
僕が見せた 砂丘のような 言語にも
それは含まれて、
噴水から吹き出る 無数の君の 光沢が
うすやみの公園に 僕らの顔を 落として
死にかけたピエロが もげた鼻を
幼児に手渡して 飛翔する様を
君は 僕らに再現させて
夜の裏路地に 静かに灯る 花びら型の蝋燭が
延延と置かれ バージンロードのように 光輝して
あらゆる記憶が 一つ一つ 燃えては
尽きる
無人と無音が交差して 霧が浚う二人を
誰も笑ってはくれなかった
あらゆる 道端に 転がる あらゆる指輪たちの
祈りの 僅かな 囁きが 繰り返され
子供達は意味を成さない
その代わり 全ては 成長できた
あなたはまた どこかで 売春婦を装い
僕のような 奇人は ピエロになるだろう
街灯に群がる 餓の下で舞う
りんぷんのように 散らかりながら
きらきらと 輝いて
それがきっと 真理で
それがきっと 世界で
それがきっと 僕らを刈ってくれるだろう
公園の 噴水は枯れ果て
僕らは 残像になって
掌を 捧げ会う 午前３時
Android(SonySO-02F)
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