11/26 13:46
「[お題]座右の銘」
木ノ葉
座右の銘というほどではないが、いつも心に留めていることがある。
『メメント・モリ(Memento mori)』である。
メメント・モリは、ラテン語で『自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな』という意味で、日本語では『死を想え』『死を忘れるな』などと訳される。芸術作品のモチーフとして広く使われ『自分が死すべきものである』ということを人々に思い起こさせるために使われたらしい。
私がこの言葉を知ったのは『生きるヒント』(著・五木寛之)からである。
五木氏によるとなるべく若いときから死を意識したほうがより充実した人生を送れるそうだ。
死は何人たりとも避けては通れないものだが、直視しようとせずにごまかしながら生きていると、最期を迎えるときにジタバタもがいてしまうものらしい。
死を意識することは、その対極にある生をも意識することになる。
なぜなら、生と死は正反対のように思えるが、光と影、太陽と月、陰と陽のように対であり切り離せないものだからだ。
生は限られている。そして終わりはいつやって来るのか、自分自身でさえ分からないし、もしかしたら明日はこの世に存在していないかもしれない。
だからこそ私は死と向き合いながら、限られた時間を自分なりに有意義に過ごしたいと思うのだ。
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