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「一枚の写真」
木ノ葉
何年か前に廃線になった線路の写真を見たことがある。
樹木に囲まれた中に、ひっそりと横たわる線路…
廃線になって、もうかなりの年月が経つのだろう。
枕木は草に埋もれ、わずかに見えるだけだ。
まるで、そこだけ時間が止まったように見える…
木々と伸びた草の蒼さがやけに印象的で、絵画のようだった。
今は誰も訪れる人がいないその場所に、古きよき時代の面影をかんじる…
廃線を写した一枚の写真が何故か今も忘れられないでいる。
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