02/03 12:15

「プロの仕事」
木ノ葉

私はNHKの『プロフェッショナル仕事の流儀』という番組が好きでよく見ている。

有名人よりも一般人を取り上げている場合が多く、そこのところも非常に興味深い。一般人とは言っても皆、その道を究めたプロなのだが。

昨夜は東京メトロで東西線の鉄道ダイヤ作成を担当している勤続26年のサラリーマン、牛田貢平さんだった。

以前から、東京の電車の緻密なダイヤは誰が作っているのだろう?なんて時々考えることがあって、電車に乗りながら、よく事故も起こさず組むものだ…なんて思っていた。

しかも、それが人為的に行われていたとは驚きだ。

一日の電車の時刻が書き込まれた表は、縦横無尽に無数の線が敷かれ、数字の苦手な私にとっては見ただけで目眩がしそうだ。

しかし、鉄道のダイヤ作りという仕事で注目を集める牛田さんも、そうは見えなかったが、数字が苦手なそうである。

けれども、与えられた仕事を確実にやり遂げることが『サラリーマンとして、スジを通す』ことだと語っていた。

ダイヤを作成する上で、何度も現場に足を運び、表と見比べ、徹底的に問題点を洗い出す。現場に出向くことによって見えなかった問題点が見えてくるそうだ。

完璧に利用者の立場に立って考えるその姿勢には、『これでいい』と満足することはない。

きっと、牛田さんはより上を目指してこれからも現場に足を運び続けるのだろう。

心が動かされる番組だった。

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