投稿日03/03 13:09
「カバーいかがなさいますか?」
マルちゃん
カバーいかがなさいますか?
協議のアメリカと北朝鮮の核問題の綱引きがどうなったのか、知りたいマルちゃんです。
しかし“核”についての問題は日本にもまだまだ残っています。
その一つが、最近話題になっている、村上春樹の海辺のカフカに出てくる小さな町での、核廃棄処理場の問題。核廃棄処理場とは最近ニュウモのCMでよく聞くあれです。
問題になっているのは、57億という借金を抱えたその町の町長が、住民や議会の意見を全く聞かず独断で核廃棄処理場をつくり、それに住民が猛反対、知事や周辺の町の町長や住民も激怒している、という事だそうで。
私が中学校のころ、原子力発電は多少の問題はあるが今までにない量のエネルギーを作れる施設と習いました。
“多少の問題”の中に処理の問題も含まれるんだな、とお恥ずかしいながら今朝ニュースを見て初めて考えました。
確か地球の為に今までの発電方法意外の発電法を考えなければならない、という問題で原子力発電所も広報に上がっていた気がします。
しかし、同じ資源で何度も発電でき、しかも莫大なエネルギーを産出するとはいえど、やはりそこからでる“ゴミ”は非常に危険で、なんとその処理方法は地球に埋めるという原子力発電所は、本当に地球の為になるのでしょうか?
誰かの場所を犠牲にしてゴミを処理しなければ成り立たない、そんな発電所は本当に素晴らしいのでしょうか?
核廃棄処理場として立ち上がった地区には、書類審査で約2億、実地調査で約7億、実際に作って、15年間に及ぶ調査をクリアすれば更に莫大な資金が支払われるのです。
そうやってお金でカバーをかけ、実際の危険性をあやふやにしてしまう政府は、どうなのでしょうか?
お金の為に住民をないがしろにする住民の代表は、どうなのでしょうか?
中2の頃の社会の先生が、今の日本の技術なら原子力発電所があれば半年程で核爆弾が作れると言っていました。
私から見れば、いつ戦争が起きてもいいように、核爆弾の資源を残しているようにしか見えません。
世界唯一の被爆国が、非核三原則を掲げた我が国が、核に頼っている…本当にこれでいいのでしょうか?
それだけ核に投じる資金があるのならば、今までにないエネルギーを使う車や、本当に地球に優しいエネルギーを研究する機関にその資金を回せば、そう遠くない未来本当にその理想を現実にすることだってできるのではないのか、そう思います。
日本政府はもっと日本の未来を考えるべきなのではないでしょうか。
核を使い続ければいつか日本は、世界は破滅するのではないでしょうか。核エネルギーの原理を考え出したアインシュタインも、これではうかばれません。
皆さんどうですか、今年の夏は太陽光発電の扇風機で乗りきってみては?
まだまだ考えなければならないと思ったマルちゃんでした。
お金でカバーをかけることのない、何をしているのかちゃんと国民が把握できる様な国民の代表になって欲しいです。
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