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「詩(失うとき。)」
みこ
ずうっと、
ながいあいだ
さがしもとめていた雫を得たときに
この手からこぼれてゆく雫を
あたなだったなら
すくうことなど
出来ないことを知りながらも
すくおうとしますか?
それとも
やっぱり
無力は無力でしかないと
どうしようもなく
あきらめるしか術はないと
指のすきまからこぼれる雫を
ただ
ただ、ひたすら
みまもりますか?
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