投稿日03/01 23:34

「雑記A」
りんご


稽古中のことです。
私は、技が上手く決まらなくて悩んでいました。
その時に指導してくれたのは例の先輩で、実際に技にかかってくれて的確なアドバイスをくれました。
そこまではよかった。私は最初真剣に聞く体制でいたのですが、途中「ん?」と違和感を感じたのです。
何かへん。
違和感の正体は、お互いの位置関係でした。技にかかった状態で口頭での指導に入ったので、先輩は私に腕を取られて片膝をついた状態で、私を見上げながら説明をしていたのです。
普段視力の弱い目を細めるようにして見る先輩ですが、至近距離でこちらをみる目は開かれて穏やかでした。
その目を正面からとらえてずっと話を聞いていたのですが、違和感の正体に気づいてからは内心錯乱状態に陥っていました。
いや、実際に技をしながら(体を動かしながら)だったら、そんな余裕がないし、流すんですけど、あの瞬間は表面上平静を装っていましたが、実際は集中どころじゃありませんでした。
目を細める先輩はにらんでいるようで迫力があるし(そうでなくてもメンチ切ってるイメージがある)怖いんですが、その時の先輩の目元は柔らかくて、説明する声も丁寧で優しい、それに気づいて、普段はまじまじと見れない先輩の顔をまっすぐ見てしまったんです。見下ろす形で。


とりあえず、先輩立って下さい。じゃないと私が話を聞けません。

心の中で叫びました。

どうでもいいですが、先輩は非常にモテるそうです。
その理由が何となくわかった気がしました。私にはアダルト過ぎますが。


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