投稿日11/26 11:34
「少子化万歳論」
マーシィ
こないだの雑記で、少子化対策の一環で選択的夫婦別姓制度の導入が現実味を帯びているという記事を書いたが、そもそも少子化対策は必要なのか?
今日は久々に毒を吐く可能性があるのでここから先は注意が必要だ。
少子化とは、近年出生率の急激な低下により子供が少なくなっている問題のこと。
なにが問題なのかというと、将来的にみて高齢者が増え続けるであろう日本。
その中で働き手となる若者が減り、年金暮らしをする高齢者が増えれば、年金を国が賄えなくなる可能性や経済の衰退、当然働く人が減ればGDP(国内総生産)も減少する可能性があるわけで、日本経済が破綻する危険すらある。
少子化は当然悪と決め、人を増やしていく方向に向かおうと言うのが大方の考えであるわけだが、それは必ずしもいいとは限らない。
とある経済学界で、その国の経済がどれだけの国民を賄えるのかという事を数値化している人達がいる。
彼らはなんと、現在の日本は7000万人程度しか賄えない国だと言っているのだ。
バブル絶頂期の日本でなんとか1億人超の国民を賄える状態にあったらしいが、それはもはや過去の話。
そしてこの人口は今後も減少し、最終的には5000万人を切るとも言われてるんだとか。
彼らは、今の日本の様々なシステム(年金など)が成り立たなくなっている現状を、
5000万人もオーバーしているんだから、システムが崩壊して当然だ!
と言っているらしい。
さらに食糧問題や燃料問題の事も含めて考えても、今地球上に人間が溢れすぎていてパンク寸前だという事は言うまでも無い。
少子化対策を推し進める日本の行政だが、それはあくまで一過性の救済策でしかない。
今少子化問題を改善して人口を増やしたところで、そうして増えた子供たちが高齢者になったときには今よりも深刻な高齢化社会が到来する事は目に見えている。
まあ、それでもその頃にはおいらこの世に居ないしな。
きっとこんな考えが、今の日本政府の借金総額に表れているのだろう。
>>2009/11/26
(C)Goody
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