投稿日11/26 11:56
「行政刷新会議を見る」
マーシィ
今、テレビや新聞でも話題となっている行政刷新会議の事業仕分け。
行政のムダを徹底して排除する鳩山マニュフェストの一環として行われているコレだが、毎日見ていて飽きないね。
今まで見えなかった部分がメディアに公開されて、すごいユニークな事業やムダとしか言えない事業が見えてけっこう楽しい。
蓮舫さんと寺田さんの超攻撃的な質問攻めも気分爽快だったりする。
だが、一つやっぱり気になる事。
それは次世代スーパーコンピューターの開発の予算凍結の判定。
今、事業仕分け関連で最もクローズアップされている話題の一つであるが、会議中の蓮舫議員の
「なぜ世界一になる必要があるの?二位じゃダメなの?」
というひと声。
マーシィ的には…
ダメです!!!
日本は技術大国。
戦後の日本経済を支えてきたのは欧米諸国を凌駕する高度な技術力とそれを可能にする技術者の努力、そして政府の手厚い支援である。
高度経済成長をもたらしたのは、まさにそれだ。
採算度外視で、行政主導で国内産業を活性化させ、焼け野原はたった30年で世界の経済大国にまで回復した。
土地が無い、資源も無い、自国の燃料や食料すら輸入に頼らざるを得ない日本から「世界をリードできる技術力」を取ってしまったら何が残るのか?
何でもかんでも削減するのは構わない。
それによってムダが省かれるのは素晴らしい事だが、本当に必要なものまで省いてしまう事のないように、事業仕分けを進めていってもらいたいと思う。
>>2009/11/26
(C)Goody
編集

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