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[1] ■同人誌(ハヤテのごとく!・マリア)■
By R
02-03 16:06

三千院と呼ばれる、
世の中でその名を知らぬ者はいないとまで言われる
名家の下で、
メイドとして働く1人の女性がいました。

彼女の名は「マリア」。

彼女の有能さはそれはもう素晴らしく、
才色兼備と言う言葉が似合う女性でしたが、
この名家の後継者の候補の1人である
幼い少女「ナギ」のワガママ振りに翻弄されつつ
日々を過ごすハメになってしまったのです。

・・・そんな日々を過ごすある日、
ナギの趣味である自作漫画と共に発見した
一冊の同人誌を見て、
マリアは顔を引き攣らせてしまいます。

『こ・・・これはまた・・・すごい内容の本を・・・
 まだあの子にはあまりにも早い上に悪影響を及ぼしかねませんね。
 ・・・うわぁー・・・ こんな事もしてる・・・
 ええーっ! こ・・・これってアリなの・・・!?
 今時の同人誌は・・・汁気が・・・うわぁ・・・』

それは、ナギにはまだあまりにも早い、
とんでもなく卑猥な描写が描かれていたのでした。

『こんな本は没収して捨てないと・・・
 ・・・でも、その前に・・・ちょ・・・ちょっとだけ、ちょっとだけ・・・』

ナギにはまだ早いと思いつつ本を破り捨てようとするマリア。

・・・しかし、
その同人誌の内容の続きがどうしても気になり、
いつの間にか読み耽り出すマリアは
周囲を見渡して誰も居ない事を確認すると、
部屋の鍵をしっかりと施錠し、
部屋の隅に寄ってこっそりと続きを読み出したのです。

同人誌の内容は、
幼いメイドが館の主人に調教され
段々と快楽に目覚めて行き、
最終的に従順な【飼い猫】と言う名の愛玩具となるというもので、
中には宴と題して大勢の男達へ幼いその口で奉仕する描写や
ワイングラスに注がれた
彼等の精液を飲み干すと言う過激なものさえありました。

ナギと同年代程度の少女が
その様な行為を行っている描写は、
マリアの妄想の中で
ナギがその調教を受けている様に描いてしまい、
彼女は顔を真っ赤にさせては次のページへと進みます。

『や・・・やだ・・・なんだか・・・ナギだけでなく、
 私がされてるみたいな錯角にも感じてきちゃった・・・
 ・・・私がこんな同人誌の様な事されたら・・・
 どんな風に変貌しちゃうのかしら・・・
 ・・・やだ、私ったら・・・こんな淫らな妄想を・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・わ・・・私・・・濡れ・・・てる・・・』

ナギがそんな調教を受けていると妄想していたマリアは
いつしか自分がその様な調教を受けていると気が付き、
慌てて冷静さを取り戻そうとしましたが
時既に遅し。

・・・マリアは同人誌の内容の刺激によって
無意識にその身を火照らし、
淫らな妄想を抱いてしまった為に
秘所を濡らしてしまったのです。

こうなってしまうと、もはやその場の雰囲気に飲まれ、
周囲に人が居ないという状況が
冷静さよりも欲望を満たす事のウェイトが多く占める事になり、
マリアを1人の淫らな女性へと変貌させてしまいました。

押し殺す様にしつつ指で自らの蜜壷を慰めるマリアは
同人誌の中に登場するメイドへ自分を投影し、
その描かれるシチュエーションに
その身を悶えさては快楽を貪ったのです。

『ああ・・・ご主人様・・・マリアの体を思う存分に汚してくださいませ・・・
 マリアはご主人様の性欲処理用愛玩具です・・・
 ご主人様のお望みとあらば・・・
 マリアは幾らでもご奉仕させていただきます・・・』

同人誌の中のキャラクターの名前を自分に置き換え、
今やマリアの周囲の空間はその同人誌の世界として広がり、
擬似的にとは言え
その淫らな内容を追体験していくのでした。

『ああ・・・同人誌って・・・
 こんなに・・・こんなに気持ちイイ本だったなんて・・・
 ふぅ・・・っ! だ・・・出してぇ・・・ご主人様ぁ・・・
 マリアをざーめんまみれに・・・してくださぁいっ・・・!』

普段のおしとやかなマリアからは想像もつかぬ乱れた姿は
彼女自身も驚きながらも、
ある種の快感と属性に目覚めようとしていました・・・。

・・・後日、変装したマリアさんが
秋○原の同人専門店に頻繁に姿を現すようになったとかどうとか。

『(ふふ・・・魔法少女と言うのも・・・ハマりそうかも・・・・)』

-終わり-

・・・今回は、週刊サンデーに連載中の漫画
「ハヤテのごとく!」と言う作品の中に登場する
メイドの女性「マリア」さんを題材に書いてみました。

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