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[1] ■Missing Girl(機動戦士ガンダムZZ・クローンニュータイプ)■
By R
04-02 22:28
宇宙世紀0088年。
先のグリプス戦役と呼ばれる紛争に於いて
ティターンズは壊滅し、
エゥーゴはその勢力を大幅に衰退させた。
・・・漁夫の利を得たジオン残党「アクシズ」は
これを好機と見るや
地球圏の覇権を握ろうと動き出す。
アクシズの侵攻は日に日に増大し、
各地で再び戦火が広がり始めたのだった。
アクシズによって地球圏の覇権を奪われるのは
最早時間の問題とされていた中、
サイド1「シャングリラ・コロニー」と呼ばれるコロニーに
先の激しい戦役を生き抜いたアーガマが寄港。
この寄港によって引き起こされた一件によって
シャングリラ・コロニーでジャンク屋を営んでいた
一人の少年「ジュドー・アーシタ」は、
以来、アーガマに乗艦し、
戦火へその身を投じる事となったのである。
・・・戦火が各地で広がりつつある中、
ジュドー・アーシタは一人の少女と出会う。
彼女の名は「エルピー・プル」
まだ10歳前後の幼い少女である彼女は
比類なきNT能力を秘めており、
名機と呼ばれるMS「キュべレイ」とほぼ同一の武装が施された
「キュべレイMK-U」を自在に乗りこなすと言う芸当を
ジュドー・アーシタに見せた。
幾度かジュドーを倒そうと立ちはだかるものの、
無邪気な彼女は
ジュドーの優しさに触れるていく内に心を開き、
以来、彼と行動を共にしていく。
・・・だが、それで事態は簡単には済む事はなかった。
彼女、エルピー・プルを元に作られたクローン体
「プル・ツー」がジュドーとプルの前に立ちはだかったのである。
プル・ツーは、
自らをザビ家の正統後継者と名乗るグレミー・トトと行動を共にし、
彼と共にアクシズ率いるハマーン・カーンに対し反旗を翻したのだ。
グレミーはジュドー達もアクシズをも打倒し、
地球圏の覇権を握ろうと野望を抱く。
三すくみとなり混乱を招く事態となった戦況の中、
グレミー・トトの下から
量産型キュべレイの内の一機に搭乗させる予定である
クローン・ニュータイプ兵の一人を連れて脱走を図った
一人の兵士が居た。
彼は、この混迷の戦況と泥沼化する紛争に恐怖を抱き、
逃亡したのである。
彼と共に連れ出された一人のクローン・ニュータイプ兵は
エルピー・プルを元に生み出されたクローン・ニュータイプ兵であり、
容姿そのものはプルと全く同一ではあったが
名前は付けられておらず、
あくまでも兵器のパーツと同視されていた。
この混迷が続く戦況と
激しさを増す各勢力の武力衝突に恐怖を抱いた
彼は、その恐怖から逃れた後
戦火が未だ及ばぬコロニーの一つへ身を隠し、
そこで世捨て人の如く息を潜める日々を送り始めていく・・・。
・・・その間、彼は見に染み付いた拭い切れぬ恐怖を忘れる為に、
逃亡の際に連れ出した少女を幾度も幾度も抱く。
『プル・・・! プル・・・! はぁ・・・っ・・・! はぁ・・・!っ・・・く!』
彼は名前のない彼女に「プル」と名付け、
僅かな安らぎを得る為に
年端も行かぬ彼女を抱くのだ。
およそ人間らしい感情を抱かぬ少女は
生きた人形同然であり、
ただ彼のなすがままに抱かれ続ける。
だがしかし、
その様な日々はそう長くは続かなかった。
「見つけたぞ!まさかこんなコロニーに身を潜めてるとはな!
捕まえろ!」
「い・・・いやだ!俺は・・・俺はもうあんな戦場は嫌だ!やめろぉーっ!」
彼と彼女を捜索する
グレミー・トトの手の者達が彼等を発見し、
連行しようとしたのである。
彼は激しく抵抗を試みるが
多勢に無勢、
取り押さえられてしまう。
その際、彼と共にいた少女を見た彼等は
皆が一様に下卑た笑みを浮かべて微笑した。
「ハッ!グレミー様もイイ趣味してやがるぜ、
こんな幼い少女を兵器の一つとして運用するなんてな・・・
そういや、アッチの方は随分とご無沙汰だったよなぁ・・・
連行するのは、俺達が可愛がってからにしても遅くはないだろう?」
「それは面白い、確かにここ最近ご無沙汰だったしな。
この際、こんなガキでもかまわねぇ。
たっぷりと解消出来りゃいい・・・」
プルと名付けられたその少女へ何人もの男達が群がり始め、
彼女を陵辱し始める。
人形同然の彼女は、
群がる彼等に対し全くの無抵抗のまま
その場に立ったまま。
そして、
取り押さえられた彼の前で行われる鬼畜な陵辱行為。
「うぉ・・・!キツ過ぎてもう・・・出ちまう・・・!」
『うぁ・・・あ・・・』
「咥えるのも忘れてんじゃねーぞぉ・・・まだたったの5本目だろう?
そのちっちぇ口で咥えて、しっかり吸い付かせろよなっ!」
『むぐ・・・ぅ・・・!』
幼い少女の身体の未成熟な「穴」を容赦なく貫く男達が、
次々と彼女へ欲望の塊を内に、外に、ぶちまける。
「おらぁ!こぼすんじゃねぇ!全部飲み干せ!
口ン中、何人分カクテルされてるんだぁ?
ゴックンだよゴックン!よぉーし・・・飲め!そのまま!」
『うぶぁ・・・っ・・・ぐ・・・』
部屋中が彼等の欲望の臭いで充満していく様子が
彼等の行為がいかに鬼畜な行為かを物語り、
醜く肥大した欲望の赴くままに
彼等が下卑た呻き声を上げては
飽くなき欲望の塊を彼女へぶちまける。
「何発ブチ込まれたんだ?盛大に逆流させやがって・・・
腹ン中、もう俺達のザーメンでパンパンだろ?
・・・って、コイツ人形みたいに無反応だな」
「仕方ねーだろ、
兵器の一つとして運用されるだけに作り出されたんだからな。
・・・っく・・・飲めよ・・・、お嬢ちゃんっ・・・!」
『ぷぁ・・・・あ・・・ぁ・・・』
甘い蜜に群がる蟻の大群の如く、
少女に群がる彼等の欲望は止む事はない。
だが、少女を陵辱する事に集中するあまり、
「彼」への注意がなくなっていた。
彼を押さえ付けていた男の一人も
少女を陵辱する様子に注意が向いたままだった事を、
彼は逃さなかった。
僅かに緩んだ男の手を振り払い、
渾身の力を込めて男を殴り飛ばす。
「ぐあっ!」
殴り倒された男は
その反動で銃を床に落とし、
すかさず彼はそれを手に取って他の者達を撃ち倒す。
「野郎ッ!何しやがッ!?」
「ぐぅっ・・・! て・・・てめぇ・・・!」
数秒後には肉の塊となった男達が
無造作に倒れ込んでいた。
彼を押さえ付けたときに即座に拘束しなかった
彼等の怠慢と不注意が招いた結果である。
・・・が、彼もまた銃撃の際に腹部へ数発の銃弾を受け、
その場にうずくまって薄れ行く意識に死を実感する。
猛烈な勢いで襲い来る寒気に
唇が上手く動かない彼は、
必死に声を出そうと残された力を振り絞り
呆然と立ち尽くす少女へ呟く。
「ざまぁ・・・ねぇなぁ・・・
・・・身勝手かもしれねぇが・・・早くこっから逃げな・・・」
彼は、彼女にただ一言、
逃げろと、言うと、そのまま静かに事切れた。
死に際の彼の一言は
その時、彼女にある変化をもたらした。
それは、
感情の起伏が彼女に芽生えたのである。
どんな表情をその時彼女が浮かべていたのかは、
彼は既に事切れており
確認する事は出来なかった。
・・・こうして彼女は依然行方不明となったまま
混迷の戦況はグレミー・トトの反乱が失敗に終わると言う結果になり、
グレミー自身も戦死。
アクシズ率いるハマーン・カーンもまた
ジュドーによって打ち倒されたのである。
これにより、
小さな紛争が各地で僅かにあるものの、
一時の平和が再び地球圏に訪れる事となった。
・・・そして月日は流れ、
木星に旅立ったジュドーは
そこで木星往還船「ジュピトリス」の哨戒任務に就く。
哨戒任務に就いたその日は、
奇しくも彼の誕生日であった。
・・・浮かれた笑顔を振り撒きつつ
今日が自身の誕生日と言う事もあり気を緩めていたその時。
ジュピトリスに対して亡命を希望する一機のシャトルから
救難要請が送られて来たのだ。
「ぼ・・・亡命!? 救難信号・・・!?」
驚くジュドーであったが、
事態を重く見た彼は
ただちにシャトルを救出に向かう。
多くのMSに追われるシャトルは
既に数発の銃撃を受けており、
ジュドーが到着した際は
まさに撃墜寸前の状態であった。
銃撃を受け半壊したシャトルの中から姿を現した「モノ」。
ジュドーはそれを見て
驚くべき光景を目の当たりにする。
「キュ・・・キュべレイMK-U・・・ッ!? 一体誰が・・・!?」
現存するキュべレイは
ハマーン達との決戦の際に全機撃墜され、
もうそれを乗りこなせるパイロットは存在しないと思われていただけに、
ジュドーの驚きは大きなものだった。
・・・驚きのあまり目を丸くしたままの彼が目にする
キュべレイMK-Uに搭乗するパイロットから
ジュドーの機体へ通信が入る。
「プ・・・プルっ!?エルピー・・・プル・・・!?
いや、違う、君は一体誰なんだ・・・!?」
受信状況が悪く映像のみ映し出されたモニターに
「エルピー・プル」と同じ容姿をした少女が現れ、
その姿に唖然とするジュドー。
容姿こそはあのエルピー・プルだが、
雰囲気が全く異質であり、
プルツーとも違う。
では一体彼女は何者なのか。
「は・・・話は後だッ!まずはコイツ等を追っ払ってから
詳しく聞かせてもらうぞッ!」
困惑するジュドーは状況を把握する為に
一先ず彼女を追って来た敵MSの撃破に向かっていく。
この時ジュドーが出会った彼女は
果たして一体誰なのか・・・。
-終わり-
なんだか妙に長い上に
何か欝展開な物語となってしまってスミマセン
(つД`)
全編フルCGで描かれたZZガンダムの短編映像を拝見した際に、
ふと思い付いたのでちょっと書いてみました。
機動戦士ガンダムZZの物語後半に
クローン・ニュータイプ達が駆る
量産型キュべレイが出てるので、
どんなクローンなのかなー・・・
プルをモチーフにしたクローンもいるのかなー・・・
とか思いつつ想像を膨らませてみました。
・・・MS等の詳細は詳しくない方なので
物語がお粗末かもしれませんが、
雰囲気を感じていただけると何よりです。
pc
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