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[1] ■感じた視線(ツインビー・パステル)■
By R
06-29 05:29
ちょっぴり元気すぎだけど
それが可愛らしさの一つとして魅力を誇り、
世の男性達から大人気を得ている
13歳の国民的スーパーアイドル「パステル」。
そんな彼女は、
ドンブリ島に建造された秘密基地に隠されている
スペシャルメカ「ウィンビー」に搭乗し、
相棒の「ライト」が搭乗する「ツインビー」と共に力を合わせて
世界征服を企む「ワルモン博士」の一味と戦う
スペシャルパイロットでもありました。
かつてドンブリ島に眠っていたレインボーベルを
「シナモン博士」が発見し、
その不思議なベルの力を解析した博士は
レインボーベルの力の一部を
ツインビーとウィンビーの動力源に転用。
弾丸よりも早く、機関車よりも強いこれらの機体は
ワルモン博士の悪巧みをことごとく打ち破り、
パステル達の活躍で
世界の人々は平和な日々を過ごす事が出来ていたのです。
さてそんな活躍を見せるパステルの休息の日と言えば、
コンサートやサイン会、
グラビア撮影等々行う事が多く、
思っていた以上に忙しい日々を過ごしていました。
・・・もっとも、パステル本人にしてみれば
とても楽しそうに笑顔を振り撒いて
そのアイドル故の多忙も
楽しさの一つとして楽しんでいるようです。
ところが、最近、
パステルには何か悩みの種がある様子。
果たしてそれは一体なにが原因なのでしょうか・・・。
――――――――――――――――――――
アイドルとして多忙になるのは理解していた私だけど、
最近はファンの人々に混ざって
何か変な視線を感じる事があるのです。
・・・何と言うか、こう・・・
まるで私の心の内部まで見透かそうとしているくらい
強烈な・・・。
身の危険・・・と言うのは今はまだ感じてはいないものの、
その奇妙な視線を感じると
それが気になってアイドルの仕事がぎこちなくなってしまい、
仕事に集中できない事もあるのです。
一体誰が私にそんな視線を向けているのか、
相手は一人なのだろうか、
それとも複数なのだろうか全く分りません。
ただ、何か奇妙な視線を私に向けている事は確かなのです。
スタッフの方にそれを伝えて
見回ってもらっても
怪しそうな人物は周囲には存在してないと言い、
多忙からくる疲れではないかと言うのですが、
この奇妙な視線は決してそんなものではないと
私は確信しています。
『あ・・・また・・・
あの奇妙な視線を感じる・・・
だ・・・誰・・・なの・・・・?』
そして今回のサイン会でも
どこからともなく私の身体にまとわりつく様に
奇妙な視線が・・・。
・・・思えば
そんな視線を感じ始めたのは、
今から一ヶ月前のグラビア撮影の時からでした。
夏に向けて涼しく爽やかな印象を与え、
そして男性に元気を与える為に
水着へ着替えた私は、
スタッフさん達との打ち合わせ通りにポーズを決めている時に
初めてその奇妙な視線を感じたのです。
スタッフさん達が仕事で見つめる視線ではなく、
全く別の視線を。
撮影中故に
動き回る事も出来ず、
私はただただ
その奇妙な視線にまとわりつかれる事に
耐えるしかありません。
それからと言うもの、
事ある度に奇妙な視線を感じる事が
アイドルとしてファンの方々の前に現れた時に
感じるようになった訳なのです。
――――――――――――――――――――
・・・俺達はパステルを愛する有志と共に結成された、
彼女への熱い想いを語り合う
秘密サークルのメンバー。
彼女の容姿、声、歌、活動、
その全ての魅力を語り合いながら
思い思いの熱き魂を迸らせては恍惚感に浸る。
おっと、勘違いしないでいただきたい、
彼女に危害を加えるつもりは一切無い。
あくまでも彼女に対し熱く滾る想いをメンバーと共に語り合い、
そしてその気持ちを昇華させて
それぞれの魂を迸らせるだけなのだ。
今ではこうして、メンバーと共に熱い視線を
彼女に送り、
その視線に彼女は気付いてくれている様で
時々ソワソワした態度で俺達を探してくれている。
ふふ、彼女はきっと照れているのだろう。
・・・一ヶ月前、
彼女のグラビア撮影をこっそりとメンバー達と共に
覗いた際の衝撃はかなりのものだった。
生の水着シーンを拝めたどころか、
撮影の際でしか拝見できない
あられもないポーズや収録されない没ポーズを
じっくり堪能出来たのだから。
あの可愛らしさはソッチ系(ロリータ系)好きな男でなくても
一瞬にして魅力的に移り、
彼女の虜となるだろう。
撮影の際の彼女のあまりにもの魅力に、
俺達は思わずそこで魂の迸りを・・・
こっそりと撮影した彼女の姿は
俺達だけの秘密として大切に保管され、
そしてそれは
この秘密を共有するメンバーのみが感じる事の出来る
熱き魂の迸りの素材の一つとなるのだ。
・・・彼女、パステルの事を想うと、
魂の迸りも通常のソレに比べて遥かに熱く迸る。
こうして目を閉じただけでも
彼女のあの可愛らしい笑顔と水着姿・・・
そしてパイロットスーツ・・・
あの柔らかそうなパイロットスーツの一つである
ホワイトグローブ・・・
きっとアレで「事」をしてもらったりしたら、
俺達は瞬く間に彼女の可愛らしい顔へ次々と・・・
いや、むしろそのまま「握って」もらっている中で
口に含んでもらったりしても最高だろう・・・
妄想の中とは言え
彼女が俺達の魂の色で染まる姿が鮮明に映し出され、
それが思わず各々の股間を熱くさせるのだ。
この事をメンバーに語ると
皆も同じ様に股間を熱くさせ、
それを皮切りに熱い想いの語り合いに拍車が掛かる。
この胸の鼓動の高鳴りと恍惚感・・・
どうやら今日も彼女・・・パステルを想いながら
俺達は熱き魂を迸らせるようだ・・・。
手にとった彼女の水着の写真・・・
ああ、自分の妄想に拍車が更に掛かるのが分かる。
こんなにもアップで
笑顔をこちらに向けてウィンクをしている
前屈みのパステルの写真・・・
この構図は
まるで俺達の熱き魂の迸りを受け止めてくれる為のポーズにも
見えなくもない・・・
いや、受け止めてくれるポーズに違いない・・・
「あ・・・出るっ・・・」
――――――――――――――――――――
一ヶ月前のグラビア撮影をきっかけに、
アイドルとしてファンの方々の前に出る度に感じる
奇妙な視線。
私は今日もその視線を感じながら
ファンの方々の前でイベントをこなしています。
視線に不安を感じてはいるものの、
悪意を感じないソレに、
いつしか私は段々と
嬉しさを感じ始めている様な自分がいる気がしました。
アイドルの仕事、
それは色々な意味で男性に癒しを与える仕事でもあるのかもしれません。
それが間接的なものであっても・・・
「それじゃ、パステルさん、
夏に向けてファンの皆さんに
新作のバニラ味のアイスバーをアピールする為、
咥えてくださーい♪」
様々な思惑を巡らせている中、
スタッフの方が差し出した
少し溶け始めているアイスバー。
慌てて我に返った私はアイスバーを手に取り、
そっとソレを口に咥えて
新作のアイスバーをアピールするのでした。
『んっ・・・』
口の中に広がる滑らかな甘い味と、
唇をトロリと濡らす白いバニラ。
少し溶けていたバニラは
私の唇の端々からトロリとゆっくり垂れ落ち、
バーを伝って溶けた雫が指先に絡み付く。
少し溶けていた為
唇からアイスバーを引き抜くと、
私の唇とアイスバーとの間でキラキラと輝く糸が
何だか妙に卑猥に私は感じたのでした。
― 終 ―
今回はツインビーでお馴染みのパステルの物語です。
パステルの語りに合わせて、
男性視点も導入してみました。
あまりHな物語にならなかったので、
物語最後の方で間接的な描写で
「口内射精」を彷彿させてみましたヾ(`・∀・´)シ
pc
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