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[1] ■博士の血と汗と涙の結晶、遂に実る(ゼノサーガ・KOS-MOS■
By R
09-19 08:12

かつて、現代科学の技術力の粋を結集し、
完全自立型人工頭脳搭載した女性型アンドロイドの実用化を目指し、
研究に没頭した一人の日本人の博士がいた。

彼は生まれ付いての非凡な頭脳を持ち、
また、物事に対しての探究心と理解力は
人類史上に於いても
並ぶものがいないと言われる程であり、
その才能と性格から導き出される理論と論文は
どれも数世代先を行くものだった。

だが、彼の才能があまりにも突出し、
そして彼の頭脳に追従出来る才覚者がこの世に存在しなかった為、
様々な分野の科学者達は
彼の理論も論文も、
彼自身についても理解する事は出来なかったのである。

女性型アンドロイドの実現と実用化に関しての件も同様で、
いかに高度に進化した現代科学の力を以ってしても
ほぼ100%不可能だと、
方々の分野の科学者達は一笑に付してしまう。

こうして、彼の導き出した様々な理論は
現代科学のセオリーと理論等から
あまりに乖離し過ぎていると判断され、
その悉くが凍結された挙句
遂には異端扱いとされた彼は表舞台から、
ひっそりと世の中から忘れ去られつつ
消えて行ったのである。

彼が提唱した全ての理論や論文は凍結、
もしくは破棄された為
今や事実上「存在しなかった」事とされたのだが、
彼自身は諦めてはいなかった。

日本の某県で廃墟と化した化学工場の地下で
アンドロイド実現への研究に没頭していたのだ。

マッドサイエンティストとも言える程に
研究に没頭していた彼は、
遂に女性型アンドロイドを完成させる。

それもただのアンドロイドではない、
ハリボテの様なお粗末外殻と
あまりにも未熟なAIと駆動力を用い、
現代科学の粋云々と呼ぶ「表舞台の代物」とは
次元そのものが違うのだ。

外見は女性そのものであり、
肉厚、肌の感触、体温、そして限りなくゼロに近い駆動音。
生身の人間と判断付かぬ程のの
恐るべき稼働範囲と滑らな動き。

加えて豊かな表情とそれに伴う人間らしさは
どこからどうみても女性そのものである。

外見だけではなく、
女としての中身・・・即ち生殖器すらも、である。
限りなく本物の女性の生殖器に近い、と言う事だ。

子を宿すと言う機能こそないものの、
男性との性行為に於いては
生身の人間以上の快楽を相手に与える事を可能にした。

だが、アンドロイドの本来の利用価値は軍事利用にあり、
それを物語る様に
完成されたアンドロイドには
様々な戦闘用ギミックが搭載されているのだが、
それはいずれ世の人々が嫌と言う程に思い知る事になる。


「ふ…ふははっ! 遂に完成したぞ…!
 私の理論はやはり間違いではなかった…!
 遂に、遂に完成した戦闘用アンドロイド…
 お前の名前はKOS-MOSだ!
 開発の際にナ○コの某RPGのKOS-MOSをこの世に実現出来ぬかと
 試行錯誤を繰り返したが、
 ふふ… 本当に完成させる事が出来たとは…!
 ああ! 自分の才能が憎いッ! 実に! 実に憎いッ…!
 くゥ〜ッ! 笑いが止まらぬワ!」


…類稀なる才能と頭脳を兼ね揃えた彼が
戦闘用アンドロイドの実現と実用化の為に没頭したのは、
何と、彼がかつて○ムコのRPGに登場したKOS-MOSを
実際に作り上げる事だったのだ。

究極的にまで追求されたこだわりは
彼の技術力と頭脳によるところだが、
それを実現可能にした素材や機械はどうしたのかは
一切の謎である。


「くくっ… 私がただで表舞台から姿を消すと思うなかれ、
 既に全世界で280ものパテント(特許)を取得し
 その特許全てが軍事機密扱い。
 故に開発資金なぞ、吐いて捨てる程あるワ。
 おっと、あまり独り言を言うものではないな、
 早速KOS-MOSの稼働実験をするか、勿論気になるのは戦闘力だが
 ここはやはり、【女】としての機能が先だろう。
 この実験の為に秋○原で集めて来た美少女系にこだわりを持つ
 精力旺盛な者達をぞろぞろと集めてきたが、
 さて、どんな反応を示すか…」


彼は自ら開発したKOS-MOSの【女】としての性能が
実際にどこまで素晴らしいかを試す為に
日本最大の電脳街・○葉原から
100人近くを集め、
彼等にKOS-MOSを使用させてみようと考えたのだ。





――――――――――――――――――――





…あまりにも法外な報酬金で契約した彼等は、
半信半疑ながらも博士の下へと連れて来られたのだが、
KOS-MOSを見た瞬間、
口と目を大きく開いたまま唖然とした。

驚きのあまり声もでないまま
ただただポカンと放心状態になる彼等を前に、
稼働状態になったKOS-MOSが静かに喋り出す。


『私は形式番号KPX-000000001、
 通称KOS-MOS(コスモス)、
 開発はヴェクター・インダストリー第一開発局。
 マスターの命であれば、その命に従うのが私の役目です。
 どうぞ、ご命令を。』


容姿も声も、表情も、
全てに於いて正真正銘KOS-MOSであり、
まさにゲームの世界から
本当に飛び出して来たのではないのかと見間違えるほど、
彼女は恐るべき再現力と表現力を以って
彼等の前で喋ったのである。

マスター… 即ちKOS-MOSを開発した博士の命令には
絶対服従であり、
その主従関係は揺るぐ事はない。


「よし、イイ娘だKOS-MOS…
 今日はお前の素晴らしさを世に知らせる為の実験を行う。
 まずはお前の女としての性能を、
 目前にズラリと並ぶ男達の相手をしてみるがいい。
 なに、私にした、私にされた事と同じ様にすればいい。」


アンドロイドとは言え
美少女且つ美しい声色で喋るKOS-MOSの頬を
愛おしく手の平で撫でる博士は
そっと命令を下す。

彼が撫でたKOS-MOSの肌の柔らかそうな印象に、
集められた男性達は息を飲み込み凝視した。


「(あ、あのKOS-MOSと犯れる…!
  マジか…! 夢じゃねぇのか!?)」


「(モッコスじゃない、超美少女のKOS-MOS…!)」


「(お…俺達に使いまくられるKOS-MOS…!
  ぶっ掛けようが飲ませようが、お構いなし…!)」


「(と…等身大! 等身大KOS-MOS…!)」


各々が抱く妄想と欲望が増大し、
博士が持ち掛けた実験は嘘ではないと確信していく。

弥が上にも増大する欲望を剥き出しにする
大勢の男性達を見た博士は
頃合と見てKOS-MOSの耳元でそっと命令する。


「(そこの大きなソファに座り、
 脚を開いてお前の美しい秘唇を見せながら誘ってやれ。
 どうぞ、皆様でKOS-MOSの身体を使って抜いてください、とな…)」


『了解、マスター。』


博士の言葉を聞くや否や、
KOS-MOSは傍に置かれた大きなソファへ腰掛け、
男性達の前で脚を開く。

片脚はKOS-MOS自身と同じ
ソファの腰掛け部分へ上げて内股を晒し、
もう片方は床を撫でるようにして大きく開いた。


『どうぞ皆様、
 KOS-MOSの身体を使って性欲処理を行い下さい。
 必要があれば、好みの年齢の具合へ調整できます。
 お好きなだけ抜いて下さい。』


片方の腕を秘所へ運び、
人差し指と中指で秘唇をパックリと開いて見せたKOS-MOSの姿に
男達は欲望を一気に爆発させ、
我先にとKOS-MOSへ群がり始めた。





――――――――――――――――――――





「うぅ! す…すげぇ…!
 注文一つで具合の良さを変更出来るとは…!
 ああ! もう持たねぇ! 出るっ!」


『んぁ…! ぁ…っ…!』


「表情が豊か過ぎて生身の人間と全く変わりがねぇ…!
 た、堪らねぇよマジで!
 くぅ…! 顔向けろKOS-MOS!
 ぶっ掛けてやる! その綺麗な顔によぉ!」


『ひぁ…! あ、熱いっ…!』


「ボサっとしてんじゃねぇ! イキそうなんだよ!
 こっちにも向け、KOS-MOS!」


「待て、俺もイキそだからこっち向かせろっ!」


KOS-MOSに群がる男性達の大軍。

彼女の眼前には常に何本もの肉棒が差し出されており、
それを手で扱き、口で奉仕するKOS-MOS。

美しい顔は容赦なく精液で汚され、
豊満な乳房で楽しんでは射精を迎える者も多く居た。

使える穴は全て塞がれ、
欲望の吐け口として使用されて行く。

次々と休みなくKOS-MOSへぶちまけられる
彼等の欲望の滾りの象徴… 精液。

体中をソレにまみれさせながらも、
差し出されるままにKOS-MOSは咥え、
奉仕する。

彼女の具合の良さは絶品で、
男性達はものの数十秒〜数分で
絶頂を迎えてしまう者が続出。

だが、絶頂へ至るまで僅かといえど
その間に味わう快楽は凄まじく、
ある種の中毒さえ感じさせたのだ。


「くぉ…! 出すぞKOS-MOSッ! 俺で… 俺で中出し何人目だァ!?」


『あ… 貴方で… 合計78発目…
 現在、口内射精は… 27発…
 膣内射精が31発… お尻は… 20発…』


「うはぁ… しっかりカウントされてるようだが、
 身体にぶっ掛けられた分を足すとどれくらいになるんだ?
 ええ!? KOS-MOSさんよォ…!」


『か… 身体へ射精された分をカウントした場合…
 更に… 49発… プラス… です…』


「うははっ! 聞いたかオイ! こりゃ半端ねーぜ…
 一人一発じゃ我慢できねーし、
 こりゃ今日は何発浴びるかわかんねーな!」


「は、博士、KOS-MOS… マジ最高ッス…!」


大勢の男性達に使用されていくKOS-MOSを
満足気な表情を浮かべて眺める博士。

だが、その満足気な彼の表情の下には
恐るべき事を浮かべていたのである。

それを知らぬまま
男性達はKOS-MOSの身体へ群がり、
ただひたすら欲望の赴くままに使用していく。


「(性行為に関しては予想以上の成功のようだ…
 さて、実験は第二段階…
 即ち、搭載した兵器の性能実験へとそろそろ移行するとしようか…
 まぁ、諸君、せいぜい惜しみなく彼女で抜いておいてくれたまえ…)」


博士は自ら開発したKOS-MOSを用いて
一体何を行おうとしているのか。

そしてその先には何を目指しているのだろうか。





⇒ ・まだぶっ掛け足りねぇよ!
   ・モッコスじゃなくて良かったぜ
   ・イキは良い良い、帰りは…





― 終 ―





…と、今回はゼノサーガの物語中に登場した
KOS-MOSを現実に開発した一人の天才科学者のお話。

今回はシリアスなのかギャグなのかを
明確に出来なかった感が強く、
また、エロ描写が薄かったので
正直、オカズにも
妄想する素材にもならないかもしれません…^_^;

唯一、KOS-MOSがソファに座って脚を開いて誘うシーンが
構図的にHかなぁ… と思うくらい… かな?

KOS-MOS、凛々しい姿の中に漂う魅惑的な一面が、
人気を惹き付ける要因の一つなのかもしれませんね。

pc
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BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」