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[1] ■卑しく淫らな女(エヴァンゲリオン・赤木リツコ)■
By R
02-24 17:03

NERV技術開発部技術局に於いて
スーパーコンピューター「MAGI」の管理と運営を
任せられてる私は、
NERV総司令である碇ゲンドウと愛人関係にあった。

…でも、それは昔の話。

今の彼は私には全く興味を示さない。

私の女として魅力が薄れているのか、
それとも
エヴァ零号機パイロットである綾波レイに
彼が執着しているからだろうか。

無表情の彼からは
何も読み取る事は出来ない。

所詮愛人、
彼とは一過性の関係だったのかもしれないけれど、
それでも抱かれている時は嬉しかったわ。

周囲から堅物だ、
性格がキツイだと陰口を叩かれる事もしょっちゅうだったけど

彼に抱かれている時は
素直に女としての喜びを受け入れる事が出来たのだから。

勿論その関係は周囲には秘密だったし、
その秘密を共有する事は
私にしてみればちょっとした火遊びでもあったの。

彼の求めるのは私ではなく、
女である私を
彼の妻であった碇ユイの変わりに
一時の安らぎを得る為に抱いて来たのは知っていた。

亡くなった彼の妻を私に重ね、
そしてその代わりとして抱かれる私。

それを知った上で私は彼を受け入れ、
一時の女として戻れる喜びの中
彼の腕の中で乱れ、悶え、
快楽を共にしている事に時間を忘れる事さえあったの。

…でも今では彼は私を抱く事は無く、
ただただあの少女…
綾波レイだけを見つめている。

冷静を取り繕っていても
私の胸中は穏やかではなく、
まだ14歳である彼女へ私は嫉妬している事に
無性に歯痒さを感じ、
同時に卑しい女だとも実感しては
自己嫌悪に陥ってしまう事が増えてしまった。

彼があの娘の頬を撫でる仕草、
そして頭を撫でながら気遣う心。

それを一身に受け止めるあの娘、レイに
私は嫉妬しているのだ。





――――――――――。





…彼に抱かれた時の事は今でも忘れる事は出来ない。

あの時抱かれた事を思い出しては
私は人知れず自慰に耽る事もあったし、
さりげなく男を挑発する事もあった。

けれど皆、
私を先入観から堅物だと決め付け
近寄り難い存在だと敬遠する。

私も素直になれば
少しは周囲の雰囲気も変わるのだろうけど、
そんな事を気にかける暇があれば
エヴァについて更なる詳しい調査がしたい。

…何故なら、
エヴァに関わる事で
間接的ではあるものの
彼、碇ゲンドウを身近に感じる事が出来るから。

結果を出せば
彼がまた私へ振り向いてくれるかもしれない、
それが叶わなくとも
彼の傍にもっと近付く事が出来るかもしれないと、
淡い期待を抱いてしまう。

でも、それは結局理想であって、
現実はそうも行かない。

私はまるでNERVと言う組織の中での部品の1つ、
歯車の1つでしかなく、
それ以上でもそれ以下でもないまま。





――――――――――。





…ある日、私は
エヴァの整備に当たる技術者達に声を掛けられた。


「なぁ、リツコさんよぉ…
 アンタ、冷静にしてるつもりだろうが、
 男を求める雌の匂いがプンプンするぜぇ…?
 普通の奴なら判らねぇかもしれねぇが、
 エヴァの整備に常に神経尖らせてる俺達にゃァ…
 ビンビン匂ってくるんだよな…
 冷静な仮面の下に眠る、盛った雌の淫乱な香りがよォ…」


彼等は、私がさり気無く
わざと誘惑する様に挑発した時に見せた
他の男達の余所余所しい態度とは違って、
ストレートにアピールして来たのだ。

逞しい肉体と、
獣の様な雰囲気を持つ彼等の声と態度。

周囲を取り囲まれた時、
冷静さを常に仮面として前面に出していた私の中の
女、それも淫乱で、卑しい雌としての欲望が
熱く燃え盛り出して行く事を実感した。


『…い、いいわ…
 私を、貴方達が抱いても…
 秘密の共有…
 そう…。
 そう言う訳ね…?
 互いの求める気持ちを補完する…
 ふふっ、それも悪くはないわ。』





――――――――――。





彼等は私を
エヴァ専用の重火器の弾薬を保管して置く弾薬庫の
すぐ傍にある予備倉庫へと連れ込み、
そこでプラグスーツの予備を着る事を命令された。

よりにもよって
あの娘、綾波レイと同じ
白色のプラグスーツを。


「へぇ…
 あの赤木リツコさんって、
 随分と色っぽい身体してるんだな…
 イイ身体してるぜ?
 アンタのそう言う身体、男なら貪り付きたくなるってもんだ。」


『お、お世辞のつもりかしら…?』


「ハッ! お世辞として言って欲しかったかい、リツコさん?
 まぁ、いい、
 ほら、早くそのプラグスーツに着替えてくれよ。
 どうせ抱くなら、変態色がある方が燃えるからな。
 お互い、快楽を求める訳だし、たっぷり楽しもうぜ?」


私は彼等の前でプラグスーツへと着替え、
多くの視線が我が身を貫く中で
羞恥心を抱き、赤面しつつ彼等の表情を伺った。

欲望を剥き出しにする獣の姿がそこにあり、
その獣は「何頭」も待ち構えている。

着替えが済むと、
彼等は私へ汚い言葉を投げ掛ける様にこう言った。


「いいねぇ… このプラグスーツのエロさは…
 ボディラインが鮮明に浮き彫りになり、
 この窮屈さが逆にアンタの中の雌を呼び覚ますぜ?
 さぁ、今からたっぷり犯してやるよ…
 男を、オスを求める様に
 淫らな気持ちで悶々としているメス犬をな…!」


彼等の汚い言葉が
私の心の奥深くに眠る感情を激しく揺さぶる。





――――――――――。





『ああっ…! 
 あ…!
 くぅ、むっ… ぐ…!』


群がる彼等の逞しい身体の中で卑しく悶える私は、
差し出される肉棒に貪り付く。

一本よりも二本、
二本よりも三本、
そして更にそれ以上を。

容赦なく顔に出して行く彼等の下卑た声が
心地良く、
更に私の心を卑しくさせる。


「ハッ! こりゃとんだ淫乱振りだぜ…
 発情期の様に盛ってやがる…!
 そら、顔に出すぞ! 舌を出して受け止めな!
 御馳走だぜ、リツコさんよォ!」


『ああっ! だ、出して…!
 顔に、プラグスーツに!
 どこでもいいから早くぅ! 早く汚してぇ!』


私の心の中に眠る雌としての感情のタガが一気に外れ、
それに応える様に彼等は私を入れ代わり立ち代りに犯し、
そして容赦なく汚す。

プラグスーツは彼等の放つ精液で汚され、
私を欲望の色に染め上げるその様子は
まるで精液を排泄する為だけの便所の様だ。

だが、そんな事は今はどうでもいい。

私は彼等の獣の様な荒々しい欲望を
もっと激しく、
もっと淫らに浴びせられたいと言う気持ちで
いっぱいなのだから。





――――――――――。





仰向けに寝かせられ、
秘所の部分だけを破かれた私を
好き勝手に犯し、
同時に口も手にも肉棒を握らされては
性欲の吐け口にされる。

彼等が放つ精液の噎せ返る臭いと
喉に絡む感触が
私もどこまでも淫乱な雌犬へと変貌させていく。

仰向けだけではなく
様々な体位で私を犯し、
その度に私の身体へとぶちまけられる感触に
私は卑しい声で喘ぎ、
快楽に溺れていくのだ。


「ああ… 堪ンねぇよ… この身体…
 リツコさん、アンタ相当好きモノだな…!?
 だが、アンタのココの具合はすげぇイイぜ!
 グイグイ締め付けては飲み込んで行きやがる!
 …随分と流し込まれたみてぇだが、
 まだまだ流し込んでやるから喜びな…!」


『んぁ! あっ…! せ、精液が…
 精液が私を狂わせてくるの!
 この臭いが、この味が、ケダモノの臭いが私を雌犬にさせるの!
 もっと! もっと犯して…!
 陵辱、私を、私を陵辱してぇ――――――っ!』


快楽に溺れながら無意識に発する私の言葉は
あまりにも醜く、
そして卑しい。

だが、それでもいいのだ、
一時の快楽とは言えど普段の自分を忘れる事が出来るのなら。

これからも彼等との秘密の関係は続くだろう。

そして私は彼等の獣の様な本能によって
快楽に溺れ、酔いしれ、そして咲き乱れ悦ぶのだ。

私は赤木リツコ、
NERV総司令・碇ゲンドウの愛人だった女。





― 終 ―





…今回は新世紀エヴァンゲリオンから
赤木リツコさんの物語。

同作品にはレイやアスカ以外にも
様々な女性が登場しますが、
今回は敢えて赤木リツコにしてみました。

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