新規スレ
返信する
[1] ■悶々とした夢(練馬大根ブラザーズ・マコ)■
By R
11-24 18:26
ヒデキの悶々とした気持ちを抱いた時に見た、
夢の中の出来事。
岡山から上京してきたマコの可愛さは
ヒデキにとって愛すべき存在で、
常日頃からどうにかこうにかして
マコと結婚したいと、
練馬大根の栽培の傍ら
ヒデキは必死に思案していました。
しかし、従兄妹同士では結婚できないと
ヒデキは信じきっている為に、
マコは大好きだけど結婚出来ないと悩み続けます。
そのせいでヒデキは
日々マコの姿を見ては悶々とした気持ちを膨らませていました。
イチローが時折ツッコミを入れて
従兄妹同士結婚出来るとフォローするのですが、
その事に全く気が付かないヒデキ。
マコに対する
日々の悶々とした気持ちは押さえきれない程に膨らみ、
ある日の夜
ヒデキはとんでもなくHな夢を見る事になったのです。
・・・夢の中。
ふと気付いたヒデキは、
自分が真っ暗な空間の中に一人だけになっていて驚きます。
勿論ヒデキ本人は
それが夢とは気付いていませんでした。
周囲を見渡すも、
マコもイチローもパンダイコンも、
そしてカラクリも見当たりません。
「んぁ?どこだここは?
確か俺・・・マコ達とラーメン食ってたような・・・
・・・そんな事よりここは一体どこだぁ?
おーい!マコぉーっ! イチローぉっ! パンダぁーっ! カラクリぃーっ!」
大きな声で叫ぶヒデキでしたが、
その声は虚しく闇の中へと消え去っていきました。
マコ達が心配なヒデキは
何としてでもマコ達を見つけようと思い、
前へ前へと歩み出します。
・・・もっとも、
この暗闇の中では
どっちが前で、どっちが後ろなのか定かではありませんでしたが・・・。
「おいおい・・・一体どうなってんだこりゃ・・・
どこまで歩いても真っ暗な空間ばかり続きやがる・・・
まるで悪い夢を見てるみたいだぜ。
それにいい加減疲れて来たぜ・・・って・・・んんっ?」
随分と歩き続け、
段々と疲れを見せ始めたヒデキの前に、
スポットライトを照らした様にした空間が
ボンヤリと視界に入ります。
その明かりの下へヒデキは
疲れた体に気合を入れて駆け寄っていくと、
明かりの中心にマコの姿をようやく発見出来ました。
「おおーい!マコぉーっ!返事をしろぉーっ!
俺だぁーっ!ヒデ兄だぁーっ!」
その声が届いたのか、
マコはヒデキの方へと視線を向けてくれました。
安心したヒデキはマコの下へと走り寄りますが、
どんなに走っても
マコの下へ辿り着けません。
「こりゃ一体どうなってんだ!?
全然マコの所へ行けないじゃねぇーかっ!
ちくしょうっ!マコ!マコぉーっ!」
どんなに走っても
マコの下へと行けなくて焦るヒデキに向けて、
マコの声が聞えてきます。
『ヒデ兄ちゃーんっ!マコ、今日はとーっても素敵な事しちゃうのーっ!
見て・・・ヒデ兄ちゃん・・・
私の周りに
こーんなに逞しい男性がいーっぱい居るの☆
皆、私の事が好きって言ってくれてるから、
その気持ちをマコのキュートな体で受け止めちゃうーっ☆』
突拍子もない事を口にしたマコの声に
ヒデキは目を丸くして驚き、
マコを取り囲む大勢の男達へ視線を向けてみました。
「なななななな何ぃーーーーっ!?
ママママ・・・マコっ! 何を言ってるんだっ!?
そ・・・それにその大勢の男達・・・なんで覆面してるんだっ!?
しかもコイツ等、
ピッチリした窮屈そうな黒いビキニパンツ履いてるしよぉっ!?」
慌てふためいて上手く呂律(ろれつ)が回らないヒデキの前で、
マコは叫びます。
『ああーんっ!マコ、逞しい男性達にぶっかけられちゃうーーーっ☆
元アイドルだったけど・・・
これからはぶっかけアイドルになっちゃう〜〜〜っ☆』
「ま・・・まてっ!マコぉーーーっ!
元アイドルがぶっかけアイドルなんて!
ちょ・・・ちょっと見てみた・・・じゃなかった、
やめるんだ、マコぉーーーっ!」
叫ぶヒデキの前で、
次々と白濁に染まっていくマコの身体。
その姿はあまりにも卑猥で、
日々マコに悶々とした気持ちを抱く
ヒデキの気持ちを現してる様でした。
『ああーーん☆
顔にかけられすぎだよぉ〜〜☆
マコ、目開けられなくなっちゃう〜〜☆
体中・・・糸を引いててドロドロぉ☆』
目の前で白濁色に染まっていくマコの姿に
呆然としつつも、
日々抱いていた悶々とした妄想を目の辺りにしたヒデキの股間は
しっかり反応していました・・・。
・・・現実。
「マコ・・・マコぉ・・・ぶっかけだなんてそんなマニアックな・・・
むにゃむにゃ・・・の・・・飲むのかよっ・・・その量を一気に・・・
お・・・俺のも・・・マコ・・・マコぉ・・・」
ちゃぶ台の上でうつ伏せになって
ヨダレを垂らしつつ、
うわ言の様に漏らすヒデキの寝言を聞き
拳を握り締めるマコと、
仕事へ出かけようとしているイチロー、
ひたすら大根をかじるパンダイコンの姿がそこにありました。
そして物陰からパンダイコンを見つめるカラクリ刑事ユキカ。
静かになりつつある夜の住宅街に、
今日もマコの怒号が響き渡るのでした・・・。
−終わり−
pc
[編集]
[←前][次→]
戻る