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[1] ■堕ちる(ロードス島戦記・ディードリット)■
By R
11-24 18:41
旅を続けるパーン達一行が
ある街で
当主の後継者を決める事を端に発して起きた、
権力者同士の内戦に巻き込まれてしまう。

その街の権力者達は街の被害も省みず、
激しい戦闘を街の中で行ってしまったのだ。

結果、街は多数の犠牲者を出し、
不毛な争いとなってしまう。

そんな戦闘が突如起きた為に
パーン達は散り散りになってしまい、
皆が皆、仲間の行方が分からなくなってしまった。

権力争いを端に発した内戦から数日後、
行方が分からなくなったパーン達一行の一人
「ディードリット」は、
内戦が起きた街よりはるか遠くの廃街に連れ込まれていた。

この街は以前良質な鉄が産出されていたが、
今ではそれも昔の話であり、
誰も訪れる事のなくなった街・・・
人々の記憶より忘れられた街である。

そんな街へディードリットを連れ込んだのは、
先に述べた街の後継者争いで内戦が起きた時に戦っていた
各陣営の兵士達であった。

彼等にしてみれば誰が後継者になろうが関係なく、
権力者達の醜い争いの混乱に乗じて街を出たのである。

その混乱の際に気を失っていたディードリットを連れ去って
この場所へとやって来たのだ。

「へっ!権力争いなんざどうでもいいぜ。
 別の街で傭兵としてやって行くのも悪くない。
 ・・・が、その前にコイツでたっぷり楽しまないとなァ?」

「だな。 イイ体してやがるな、この女。
 見ろよこのたまんねぇフトモモをよぉ・・・今にも貪りつきたいぜ。」

廃街の中の朽ちた廃屋の中
両手首に枷をはめられ、
壁に背を預ける形で強固な鎖によって大の字に拘束されているディードリット。

膝はつく事は出来ても
完全に座る事は出来ないようだ。

『クッ・・・お前たち・・・私に・・・何を・・・!』

大勢の男達がニヤニヤと低俗な笑みを浮かべる中で、
ディードリットは彼らに威嚇するように強い視線で睨みつける。

しかし、その強がりも周囲の男達の数に圧倒され、
威嚇の意味を成していなかった。

それどころか逆に彼等の欲望を揺さ振ったのか、
更に低俗な笑みを浮かべてディードリットの体を淫らな手付きで
撫で回していく。

『や・・・やめろ・・・っ! は・・・離せっ・・・! うぁ・・ぁ・・・』

拘束された体を必死にもがかせ、
彼等の手から逃れようとするディードリットだが、
それは彼等の欲望を掻き立てるだけである。

彼等の淫らな行為は更にエスカレートし、
ディードリットの秘所や乳房を無数の手と舌で
蹂躙を始めていくのだった。

「たまんねぇなァ! こりゃ極上の女だぜ!
 エルフってのはココは生えないみたいだなァ?
 丸見えだぜ!ヒャハッ!」

「おい、お前ら、コイツの脚を持って俺達にも見せろよ。
 ・・・そうそう、ほほぉ!こりゃイイ色してやがる。
 薄ピンク色で全く使い込まれてねぇなァ!」

『や・・・やめろぉっ! 見るな・・・! 見ないで・・・!』

大勢の男達の前で脚を広げられ、
秘所まで晒されるてしまったディードリットは
顔を逸らせて羞恥に耐える。

その顔からは涙が溢れ出していた。

もはや彼女の逃れる術はなく、
彼等の慰み者として陵辱されると言う事に
ディードリットは恐怖した。

「さーて・・・おっぱじめるかァ!
 楽しもうぜ、エルフのねーちゃんよぉ!」

「コイツで濃厚な一時を味わいなっ!」

「おーっと、その前にだ、コイツをタップリココに塗ってやらないとな。」

「なんだそれは?」

今にもディードリットへ飛び掛ろうとする男達を制止した
一人の男が取り出した塗り薬。

その薬へ周囲の男達の注意が向う。

「内戦が起きるちょいと前によぉ、
 娼婦街で手に入れた非常に珍しい塗り薬だ。
 まさかこんな所で役に立つとはな。」

「どんな効果があるんだ?説明してくれよ。」

「ははっ、まぁ、焦るな、コイツはな、
 さる高名な薬剤師が調合した媚薬で、
 その効果たるや
 どんな大人しい女でもよがり狂い、快楽の底なし沼へどこまでも沈むと言う。
 あまりにも効果の高さに、今じゃ御禁制だとか。
 ・・・もっとも、元々数が少ない代物だから、
 コイツの事を知る奴もほとんどいないがな。」

「なんだか良く分からないが、そいつを塗ってしまえば
 コイツも大人しくなるんだろうな?」

「大人しくなるどころか求めてくるぜ、
 快楽に意識すら支配されて、俺達専用の性欲処理人形になっちまうだろうよ!」

・・・彼等の会話を聞いたディードリットは
その恐ろしさに身を強張らせた。

強張らせたからといって
媚薬の恐怖からは逃れられないのだ。

『や・・・やめて・・・ いや・・・ やぁ・・・ あくっ・・・!』

両脚を広げられた彼女の秘所に、
これでもかと言う程に塗りつけられる。

秘所の内壁、奥深く、そして周囲、
余ったモノは体中に・・・。

媚薬の効果は即座にディードリットの体を
快楽が急激に支配していく。

必死に抗うディードリットだが、
その媚薬の前に脆くも堕ちていく。

『ぁ・・・ぅ・・・はぁ・・・あっ・・・ぁ・・・』

意識も朦朧とし、
浮かぶのは淫らな事ばかり。

まともな思考は快楽の前に掻き消され、
体の奥底から快楽を求める声がディードリットを支配する。

淫らな吐息を彼等の前で漏らす姿は、
彼等の欲望を爆発させるには充分すぎるものだ。

ディードリットの秘所から溢れ出す愛液が
彼女のフトモモを伝い、
床へ節操なく垂れ落ちて行く。

無意識に両脚をくねくねと閉じたり開いたりと悶えさせ、
自ら触れずとも
さながら自慰をしているが如くな光景である。

男達が両脚を持っているので
完全には閉じれず、
その不自由な状態での脚の開閉は淫らな光景である。

「おー・・・おー・・・疼いてるんだろ・・・ねーちゃんよぉ・・・
 ヘッ!コイツが欲しいだろ?コイツで掻き回してもらって、
 全身を汚されたいんだろ?
 素直になりな・・・たっぷり可愛がってやるぜ?」

『ああ・・・あ・・・ぁ・・・』

朦朧とした意識と視線で
彼等の無数の肉棒を見つめるディードリットに、
もはや快楽に打ち勝つ事は不可能であった。

『いれて・・・いれてぇ・・・ 私の・・・
 ディードリットの中を掻き回してぇ・・・!
 汚されたい・・・精液で・・・精液で汚されたい・・・っ・・・!』

無意識の内に発せられたその言葉は
彼等にしっかりと伝わり、
一段と低俗な笑みを
彼等はディードリットへ浮かべた。

こうして、快楽と言う底なし沼へと堕ちたディードリットは
彼等の性欲処理の人形として悶え狂い始める・・・。

「そぉら!ねーちゃんよぉ!受け止めなァ!中でまた受け止めろやっ!」

『んぁぁぁっ!出して!出してぇ!ディードリットの中に・・・中にぃ!
 名前を・・・名前をもっと呼んでぇ!
 ディードリット・・・ディードって呼んでぇ・・・!』

「ははっ!呼んでやるよ!何度でもなァ!
 イクぜディードぉ!ディードぉ!」

『ああ・・・! あ・・・っ! ぁあーーっ!』

悶え狂うディードリットの中に何度も何度も
代わる代わる注ぎ込まれる彼等の精液。

床は膣内から垂れ落ちた精液で白く染まり、
いかに多くの射精が行われているか窺い(うかがい)知れた。

彼女が当初見につけていたマントは剥ぎ取られたものの、
何故か彼等はそれ以外の装備品を外そうとしなかった。

恐らくそれは、
彼女の身に着けているもの全てを
彼等の色で染め上げる為だったのだろう。

「彼等の所有物」として明確に示す為に。

その結果、
彼女の身に着けているものは悉く(ことごとく)白く染まり、
青く美しい防具に白色が映えていた。

快楽の虜となった彼女の手枷は外され、
今やディードリットは
彼等の肉棒を求める淫獣と化している。

そしてそれに応える彼等もまた、
同様である。

「オラ!出すぞ!口を開けなァ!」

『だ・・・だしてぇ・・・! ディードの口に・・・かけてぇ!』

「こっちも出してやる!飲めよォ!」

『浴びせてぇ・・・せーえき・・・せーえきをディードにぃ・・・!』

「フェラチオも随分と積極的で最高の具合だぜねーちゃん!」

「こっち(秘所)の具合は正に天国へ昇るくらいイイぜ!
 超名器ってやつか・・・!
 この吸い付きは・・・すげぇ・・・! うぉっ!くっ!」

甘い蜜に集る蟻の大群の様に、
ディードリットの体は男達の体と肉棒で埋まる。

飽く事なき快楽の刺激に
ディードリットも男達も時間を忘れて淫らな行為に耽るのだった。

・・・その後、
ディードリットがパーン達と再開を果たしたかどうかは定かではない。

−終わり−



・・・今回はロードス島戦記よりディードリットのお話。

エルフと言うのはあまり性欲を抱かないとかどうとかと聞き、
それを補う為に媚薬を用意するという
ベタな展開になりましたが、
楽しんでいただけると幸いです。

pc
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