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[1] ■偶然見つけた春画集のせいで・・・(サクラ大戦・真宮司さくら■
By R
11-24 19:01
帝国華撃団と言えども休息は必要である。
ここ最近
黒之巣会の目立った悪事もなく、
帝都は平和を謳歌していた。
そんな折、
3日間の休暇を拝領した真宮司さくらは
久々の休息に胸を高まらせていた。
信頼を寄せる大神一郎から誘いで
さくらのその胸中は大きく鼓動した。
買い物、散歩、食事、
それはまさに彼女にしてみてば
このまま時間が止まって欲しいと願う程に充実し、
改めて「平和」と言う言葉の重さを噛み締めていた。
日も落ち掛けた頃、
帰り際にふと立ち寄った書肆で
(しょし・本屋の事・架空とは言え物語の時代の便宜上、本屋の昔の名称を使用しました)
さくらが手に取った紙本に大神は大慌てした。
「さ・・・さくら君っ!それはァーーーっ!見てはいけない・・っ!」
慌てて紙本を閉じさせようとしたが時既に遅し。
さくらが手にした紙本は、
男女の淫らなまぐわいを様々な設定の下に描き出された
いわゆる春画集であった。
初めて見るその春画集に
さくらは顔を真っ赤に染めたまま硬直し、
その硬直した手を
まるで機械の様に動かしてパタンと春画集を閉じた。
「さ・・・さくら君・・・
それは・・・その・・・何と言えば良いのか・・・
ええと・・・あの・・・」
何とかその場を凌ごうと大神は慌てふためくが、
あまりにもの衝撃に
さくらは大神の方を見つめる事が出来ず、
赤面して俯いたまま
大神の前から走り去ってしまった。
・・・その日の夜。
さくらは明かりも灯さず、
自室で今日の春画集の事での一件を思い出していた。
いくらなんでも、
あの場所から無言のまま走り去ったのは
大神に失礼だと
自己嫌悪に陥って苦悩をしつつも、
初めて見た春画集の刺激の強さに対して
彼女の興味をなくさせていなかった。
『・・・大神さんも・・・あんなもの読んだりしてるのかな・・・
男性だし・・・別に不思議ではないけど・・・けど・・・
あんなに淫らな絵をたくさん・・・
それに・・・色々な設定されて・・・淫らな行為を・・・』
春画集に掲載されていた春画の事を
ふと自分に当てはめたさくらは
再び赤面した。
意識しないようにすればするほど、
春画集の事を意識してしまう。
女性が男性に口で奉仕している事、
複数の男性が女性を嬲っている事、
そしてその身を白く染められていく事を・・・。
その事を意識してしまうさくらの体は熱く火照り、
無意識の内に自らの指を咥え、
空いた片方の手は自らの秘所へと埋められていた。
『はぁ・・・ぁ・・・う・・・ん・・・ぁぁ・・・』
小さな声で喘ぐさくらの意識は
既に春画の中の人物と同化しており、
自らが恥ずかしい行為を今しているとは理解しつつも
指の動きを止める事は出来なかった。
自室故に、この行為を知る者は居らず、
故にその行為は段々と激しくなっていく。
『ぁ・・・ぅ・・・く・・・
もっとぉ・・・もっとさくらにかけてぇ・・・
白く・・・白くそめてくだ・・・さい・・・ぃ・・・』
いつしか春画に添えられた
淫らなセリフさえも漏らす様になり、
その身を快楽の海に沈めていくさくら。
『中にぃ・・・中にもっと注いでください・・・
さくらの中を・・・もっと満たしてください・・・
もっと・・・飲ませてください・・・
さくらの口の中に・・・もっと出してください・・・っ・・・』
自分が今まで口にした事のない淫らな言葉を
次々と漏らす事に羞恥心を露にしつつも、
その羞恥心がもたらす快楽の波に耽るさくら。
好意を寄せる男性は大神だけだと言うのに、
妄想の中で多くの男達に嬲られていく自分の意識に抗えないでいた。
秘所ははしたなく濡れ、
溢れた愛液は純白のシーツを汚していたが、
快楽に酔いしれるさくらには
その淫らな行為・・・自慰を止める事は最早不可能であった。
美しい肢体を悶えさせるさくらは
その日、何度も何度も絶頂を味わい、
快楽の海に溺れていく・・・。
−終わり−
勢いに任せて一気に三本書いてみた
サクラ大戦の真宮司さくらのお話の三本目。
Hな本を見てしまったさくらは
その本の中の描写が忘れられず、
淫らな自慰に耽るのでした。
Hな物語を書く際に、
資料集めしてる時に拝見した
サクラ大戦のHな画像から閃きました。
勢いに任せて書き出すと、
ついつい時間を忘れてしまいますね。
pc
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