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[1] ■偽りの依頼(GGXX・ミリア=レイジ)■
By R
11-24 19:08
美しい容姿と美貌を持ち
そして高いプライドを持つ暗殺者、
ミリア=レイジ。

高い報酬金さえ支払えば、
仕事の内容に拘らず速やかにこなす
超一流の裏の世界の仕事人であった。

そんな彼女に依頼されたある仕事。

それは
依頼者と敵対関係にある企業のトップを暗殺する事であり、
裏の世界では良くある仕事である。

彼女は速やかにそれをこなし、
いつもの様に報酬金を手にする筈だった・・・。

暗殺する者の下へ忍び込んだミリアは
気配を全て消し去り、
静かに標的へと忍び寄る。

しかし、彼女はまだ気付いていない。

闇に紛れて蠢く正体不明の影の存在を。

『無防備に寝息を立てて・・・今から死に行くとは思わないでしょうね。
 さぁ・・・覚悟してもら・・・っう!?』

標的の心の臓目掛けて己の武器である髪で貫こうとした時、
闇に紛れて蠢いていた影が
牙を剥き出し彼女へ突如襲い掛かった。

『しっ・・・! しまった・・・!! こ・・・この影・・・!』 

不意を突かれたミリアは
そのまま無防備に影の攻撃を受け、
床で不気味に蠢く影の中へと引きずり込まれていく。

必死に振り払おうとするが、
影は一気にミリアの体を全て覆い尽くした後
まるで沼に引き擦り込む様にズブズブとミリア呑み込んでいった。

静寂が空間を支配してから
僅かな時が経過した頃、
どこからともなく話し声が聞こえ出した。

その声は先ほどの影が存在していた付近からで、
どうやら暗殺されかけた者へ放し掛けているようだ。

「噂の暗殺者も不甲斐ないものですねぇ・・・」

「我々が依頼した仕事とは知らず、ヌケヌケとやってくるとは。
 目先の報酬に目が眩む様では・・・三流だな。
 ・・・とは言え、ワシも肝を冷やしたぞ・・・
 もしあのまま貫かれていれば、間違いなくあの世じゃからな・・・」

「御心配には及びませんよ、私の影の速度を避けれる者などいません。」

額から垂れ落ちる冷や汗を拭う男へ
冷淡に話し続ける男は、
僅かに含み笑いを浮かべた様にとれた。

「・・・で、後はこちらで処理しますので、
 準備が出来次第・・・某所へ・・・」

「お・・・おお、わかっとるわかっとる。
 しっかりアレを投与しておいてくれ。
 お前への報酬もはからいも、これまで以上に協力させていただくからな。」

・・・影に呑み込まれたミリアが意識を取り戻したとき、

彼女は四肢を壁から伸びた強固な鎖で繋がれ
逃げれぬ様に拘束されていた。

薄暗い無機質な石造りの
どこの場所かも判断付かぬ
静寂が支配する不気味な部屋。

『ッ・・・!』

依頼に失敗し
激しく苛立ちを見せるミリアの前へ
一人の男が姿を現した。

「お目覚めかな? ミリア・レイジ・・・
 良い夢でも見れましたかな?」

『ッ・・・! き・・・貴様・・・っ・・・!
 お前か・・・お前が私を襲ったのか・・・!?』

怒りを露にし、
鎖を激しく揺らせて叫ぶミリアの声が
部屋中に響き渡る。

「捕らわれたと言うのに威勢は良いですねぇ・・・
 まぁ、その方が楽しみ甲斐もありますがね。」

『その性格、その言動・・・そして影・・・
 貴様・・・やはり・・・』

その声を楽しむように眺める男は
更に淡々と囁き、
ミリアはその男の言動と性格に

確信を抱く。

己が知る、ある男だと。

声色こそ違うが、
間違いなくミリアの知る、あの男である。

「私が誰だとかどうでも良い事。
 さぁ、さっさと始めますかね。
 待ちわびてる方がほらそこら中に居ますからね。」

男が指を(読者のあなた方へ)指すと、
その先には淫らな視線を浮かべて
今から行われる行為を楽しみにしている者達がズラリと並んでいた。

『うっ・・・! き・・・貴様・・・私を・・・』

「察しが早いですね、でもこのまま行うと
 抵抗ばかりされてしまうので
 コレをちょっと多目に打たせてもらいますよ。
 なぁに、すぐに天国を味わえるのでご心配なく。」

『や・・・やめろ・・・っ!
 いや・・・やめ・・・っ・・あっ!?』

体内に何か異質のものが打ち込まれる感覚。

それが一気にミリアの肉体の中を駆け巡り、
彼女はその感覚に目を一瞬大きく、そして丸く見開き、
そしてガクンと力が抜けて僅かな時間が経過する頃・・・

「フフッ・・・もうこれで完全に堕ちたな。
 鎖を外しても問題ないでしょう。
 さて・・・後は皆さんで楽しむとしましょうか。
 ほら、ミリア、皆様がお待ちかねですよ?」

力なくうな垂れているミリアへ男が囁きかけると、
ミリアはゆっくりと顔を上げて
恍惚感の表情を浮かべたその姿を周囲に曝け出した。

彼女の体は熱く火照り、
秘所からははしたなく愛液が溢れ出して
冷たい床を潤わせていた。

その秘所を自らの指でパックリと開き、
眼前に広がる男達を誘う。

『く・・・ください・・・皆様の熱い・・・欲望を・・・
 お好きな様に・・・ミリアを使ってください・・・』

秘所を掻き回す指と愛液が絡み合い、
淫らな音を奏でる光景に
男達は淫らな笑みを浮かべつつ彼女へ群がり始めるのだった。

-終わり-

・・・今回はギルティギアシリーズに登場する
ミリア=レイジのお話。

格闘ゲームは得意ではありませんが、
レバガチャ同然ですが色々遊んだりします(´▽`)

あ・・・今回、Hシーンに入ろうかとする前に
話を終わらせちゃった・・・orz
pc
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