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[1] ■団長と踊り子(闘神伝2・エリス)■
By R
11-24 17:55
旅をしつつ、
訪れた様々な街で楽しい公演を行う
旅芸人の一座。

そんな中に、一人の少女がいました。

名をエリスと言い、
得意なものはダンスでした。

彼女の踊りは非常に美しく
且つ魅力的なものだったので、
観客からの評判も大変良いものでした。

その為、
まだ訪れてない街や、
一度は訪れた街から
公演に来て欲しいと、
リクエストの手紙や応援の手紙が数多く一座の下へと
送られてきていました。

そんな旅芸人の一座に身を寄せる少女、
エリスのある日の物語。

本日の公演も大盛況の中
無事に終了し、
ふと気付けば街には夜が訪れていました。

公演を終えた一座が
宿泊の為にと借りたホテルへぞろぞろと戻る中、
エリスは団長の居る一座のテントの一室へ
こっそりと向います。

誰も周囲に居ない事を確かめると、
エリスはそっとドアをノックしようと手を伸ばします。

『あ・・・あの・・・団長さん・・・エリスです・・・』

頬を少し赤らめながら、
エリスはドアをノックしました。

行く先々で公演する際に設営される
大きなテントに置かれる仮設事務所は、
団長の宿泊する場所でもありました。

団員と同じ様にホテルで宿泊すれば良いのですが、
彼は根っからの職人故か、
事務所内にある簡易ベッドの方が落ち着くらしいのです。

それは単(ひとえ)に、
この一座がとても好きだからなのかもしれません。

一代で築き上げたこの一座には
団長の愛着も人一倍感じられました。

「エリスかい? どうぞ、ドアは開いてるよ。」

部屋の中から団長の声が聞えてきたので、
ゆっくりとエリスは部屋の中へと入室します。

先程まで本日の売り上げの計算をしていたのだろう、
書類等が机の上に何枚も置かれ、
ちょうど今しがたそれら売り上げなどの仕事が
一段落した所だったようです。

「どうしたんだいエリス?こんな時間に・・・?」

こんな時間に一人で事務所を訪れたエリスへ
団長はそっと話しかけました。

その言葉に再びエリスは頬を赤らめながら
返答します。

『あ・・・あの・・・団長さん・・・今回も・・・そ・・・その・・・
 ご奉仕・・・させて下さい・・・
 私・・・団長の事が好きで・・・団長の温もりを感じたいです・・・』

「・・・エリス・・・」

エリス、彼女は幼い頃に父親が行方不明になり、
この団長へ引きとられてからは
彼が父親代わりとなって育てられていました。

しかし、
彼女がある年まで成長した頃、
彼女は彼を「一人の男性」と意識し始め
それが恋心となったのです。

それからほどなくして
エリスは団長に告白し、
一座には秘密ではありましたが結ばれる事となったのです。

その為、
時折こうして団長の下に訪れては
彼の温もりを感じていたのでした。

「ふふ・・・エリス・・・おいで。
 今日はどんな風に愛してあげようか?」

優しく微笑みかける団長に、
エリスは胸を高鳴らせながら小さな声で

『あ・・・あの・・・今日は・・・ちょっと遅くまでの公演だったので・・・
 お・・・お口で・・・お口で団長さんの温もりを感じたいです・・・』

と、団長へ囁くと、

「いいよ・・・エリス。
 それじゃ今日は・・・私をしっかり感じさせてくれるかい?
 私がデザインしたその可愛らしい
 踊り子の白い衣装を着たまま・・・」

『は・・・はい・・・』

団長が簡易ベッドの上に腰掛けると、
エリスは彼の前に膝まつき、
ズボンの中から彼の肉棒をそっと露にさせました。

「な・・・何度してもらっても・・・やっぱり恥ずかしいね。」

『・・・わ・・・私もです。
 で・・・でも・・・たくさん・・・エリスの口で感じてくださいね。』

「ああ、エリス・・・私の大好きなエリスの口で感じさせてもらうよ。」

頬を赤らめ小さく無言のまま頷いた後、
エリスはゆっくりと口内に団長の肉棒を含み、
その小さな唇で奉仕を始めていきます。

柔らかい唇の弾力と、
ぬらぬらと蠢いては絡みつく舌の感触。

そしてそれをサポートするようにエリスの唾液が馴染んでいきます。

ゆっくりと、ゆっくりと。

肉棒を支えるようにそっと手で握り擦る刺激が、
団長の腰を伝い、背筋を走り抜け、後頭部へと直撃します。

打ち寄せる波の様に、
それは一定のリズムで直撃し、
団長の肉棒はその刺激に呼応する様に
ビクン、ビクン、と、脈を打ちました。

「はぁ・・・ぅっ・・・エリス・・・
 そこ・・・もっと・・・吸ってごらん・・・
 そう・・・そう・・・エリス・・・エリス・・・」

エリスは団長の感じている声と吐息に
自らも感じ始めていました。

「っ・・・いい?・・・エリス・・・出すよ・・・口に・・・?」

先程以上に息使いを荒くし始めた団長は、
エリスへとそっと囁きます。

その声に、
小さくコクンと頷いたエリスは、
今までとは違って大胆にも根元まで咥え込みます。

そしてゆっくりと引き抜く寸前まで唇を離し、
すぐにまた根元まで咥え込みます。

肉棒全体を口内に収められた温もりが、
団長を強烈に感じさせました。

数度その行為を行うと、
団長の腰がビクビクと痙攣を始めます。

そして・・・

「エリス・・・! エリ・・・っ・・・! っく!」

優しくエリスの頭を撫でた瞬間、
団長は彼女の口内へと一気に込み上げた快感を放出しました。

『っ・・・ぷぁ・・・ん・・・く・・・んん・・・ふ・・・ぅ・・・』

みるみる内にエリスの口内を満たしていく団長の熱い気持ち。

それを全部受け止めようと、
少々苦悶の表情を浮かべつつも
エリスは喉をコクコクと小さく鳴らし全て飲み干したのでした。

ようやく全てを放出した団長は、
優しくエリスの頭を撫でながら囁きます。

「全部・・・飲んでくれたんだね・・・嬉しいよエリス。
 小さな唇で私を一生懸命に感じさせてくれたんだね。
 それじゃ、私もエリスにお返ししなきゃいけないね。
 さぁ、ベッドの上においで。
 時間はまだある、私のそばで可愛らしい踊りを見せておくれ・・・。」

『はい・・・団長・・・』

−終わり−

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